自己紹介②

その後も風景を撮るワシ

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しかし、あることに気づきます。

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あれ、ぼっちで撮影に行くの寂しくね?

基本話しかけられやすいタイプで、撮影してるとよくおじいちゃんに捕まってました。しかし、やはり寂しい。

そんなときある出会いを果たしたのです。

その日は天気が良く、よし!夕陽を撮りに行こう!と思いました。夜勤明けでふらふらの身体で車を運転し、フェリーに乗り千葉県の原岡桟橋を目指します。

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その日の夕陽はとても綺麗でした。いつものようにおじいちゃんに、

「ホワイトバランスいくつなの?👴」

とか性別が違えばセクハラと勘違いされそうなことを聞かれつつ、夕暮れを待っていました。すると1組の男女が楽しそうにポートレートの撮影をしています。女の子のR氏は赤いワンピースに帽子、男のカメラマンY氏はゆるい格好。記憶が雑。

「ああ、楽しそうだなあ。ぼっちのワシと違ってリア充だなあ…はああ…。」

なんて考えながら楽しそうな撮影風景を眺めていると、Y氏が話しかけてきました。

「あの、桟橋の先の方歩いたりしても大丈夫ですかね?」

僕は「大丈夫だと思いますよ。」

と答え、その後も少し話していると、なんと同じ男性看護師。話がやや盛り上がり、

「よかったら一緒に撮影しますか?」

とのこと。お言葉に甘えて撮影させてもらいました。

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友達や彼女以外の被写体を撮る、いわゆるポートレートというものの経験がなかった自分はめちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。

別れ際、「今度ミートとかやる時は呼びますね。」

と言って頂き、いい出会いだなあ、とおもいました。

この出会いが、自分が風景からポートレート、さらにはLovegraphを撮るターニングポイントだったと思います。

つづく。

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