ツバメコーヒー

2012年11月にオープンした新潟県燕市にある自家焙煎コーヒーショップ。古くからある美…

ツバメコーヒー

2012年11月にオープンした新潟県燕市にある自家焙煎コーヒーショップ。古くからある美容室パリスラヴィサントというヘアサロンと2021年12月にできたWASH AND BOOKSという入場料制のブックショップの3つのお店からなる複合施設を構成しています。

ストア

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穂生窯別注|TUTU-MUG(つつまぐ)ができるまで

地元、燕市国上山で2018年から薪窯を築き、作陶している「穂生窯」という場所があることは知ってはいたものの、今回製作するにあたってはじめて9月になろうかという暑い夏の日に訪問した。 これまでの経緯も含めて、ざっくりと要望をまとめてお話しつつ、どういうものをつくっているのかを聞きながら、ディテールを詰めていく。 最終的に4種に決めて、試作をしてもらうことになった。次の窯焚きで、とのことだった。 およそ数ヶ月後、できたと連絡をもらって伺うと、そのどれもこれもが味わい深かく、4種

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      ちょうど1か月ほどまえに福岡に行くことがあり、工芸風向に立ち寄り、高木さんと長い立ち話をしました。ふと「高木さんがいま関心があることってなんですか?」というぼくのざつな質問に対し、「素材と継承」ということを教えていただきました。国内で調達できる素材が減り、円安で輸入物での対応も難しくなり、あらためて素材を担う「産地」の意味が問われるのではないか、とのことでした。あとは、跡継ぎ問題。今ではない、過去からの系譜と継承すべき未来への関心ということで、とても興味深く伺いました。 そ

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          三拍子そろった「ワイスケドリッパー」の魅力とは

          TSUBAME COFFEE× FD.incによる燕三条製オリジナルドリッパーである「ワイヤースケルトンドリッパー」(略して「ワイスケドリッパー」)は、ツバメコーヒー店主の「①デザイン性②使い勝手③長く使える」の三拍子そろっているドリッパーがほしい!ということが開発のきっかけとなっている。以下にそれをざっくりとまとめてみたい。 シンプルな設計で、サーバーの雰囲気を選ばず、何にでもコーディネートできる ステンレス素地ではなく、黒染めすることによって、やわらかな質感を持つ

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          谷帽子シャツ個展2023

          「WASH AND BOOKS 」は来たる2023年5月19日(金)〜5月21日(日)の3日間、富山県は利賀村で帽子や衣服をつくっている谷和彦さんをお招きしていくつかのシャツの展示をします。 境界を行き来する服 少年のようにあどけなく見えたり、ふとしたときに大人びて見えたり、 シルエットからカジュアルに見えたり、ディティールからフォーマルに見えたり、 私たちの印象というものは、視点を変えるたびに揺らぎながら、イメージの「境界」を行き来しています。 襟元は、ボタンが隠され

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          求人募集のお知らせ

          ほぼはじめての近い求人募集のご案内をさせていただきます。 弊社(有限会社ツバメテラス)は、コーヒーショップ「ツバメコーヒー」とブックショップ「WASH AND BOOKS」とヘアサロン「パリスラヴィサント」からなるちいさな複合施設と、オンラインショップを運営しています。 今回「WASH AND BOOKS」としてのあらたなオンラインショップの立ち上げを予定していて、その日々の運営を中心として担ってくれる方をさがしています。 ローカルにありながら、わくわくするような提案がで

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          「WASH AND BOOKS」の敗北宣言と今後の方針変更について

          「WASH AND BOOKS」という入場料制のランドリー機能付きのブックショップを2021年12月にはじめてもうすぐ1年が経とうとしている。ほとんどすべての家に洗濯機はあるわけだし、大物は幹線道路沿いの大型コインランドリーに行くだろうし、デリケートなものは今でもクリーニング屋さんに持ち込む。となると、コインランドリーを待つ間に本を読む風景っていいですよね...という身勝手で一方的な提案をおもしろがってくれるひとなんて案の定いなかったわけだ。「案の定」というならやらなきゃいい

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          WASH AND BOOKS exhibition#01

          入場料制のランドリー機能付きのブックショップである「WASH AND BOOKS」は、新潟県加茂市のファクトリーブランドである「G.F.G.S」のご協力のもと、別注ボーダーカットソーを製作し、燕三条 工場の祭典の初日である2022年10月7日(金)より受注をスタートすることになりました。 「WASH AND BOOKS」は「本は、頭のなかを洗うもの」と定義しています。つまり、頭のなかという洗濯槽に本から抽出された概念を入れて、それが攪拌されることでまた別の(あたらしい)

          WASH AND BOOKS exhibition#01

          谷帽子シャツ個展2022

          入場料制のランドリー機能つきブックショップである「WASH AND BOOKS 」は来たる5月20日(金)から5月29日(日)まで、富山県は利賀村で帽子や衣服をつくっている谷和彦さんをお招きしていくつかのシャツの展示をします。 ファストファッションの隆盛と定着は、その価格の安さによって、服そのもの以上に費用がかかるクリーニングに出す機会を奪い、大切にケアし続けて長く着るということを遠ざけた側面があります。 さらにコロナ禍によって、結婚式をはじめとしてあらゆる祝祭的なイベント

          谷帽子シャツ個展2022

          WASH AND BOOKSがはじまるきかっけとなったテキスト

          「洗う」とは「問う」ことなのではないか。 ぐるぐるまわる洗濯機は、もやもやした頭のなかに似ている。 洗い終わって止まった洗濯機は、ひとつの答えにたどり着いたように見えるが、それを淀みの始まりと捉えることもできる。 「本は頭のなかを洗うもの」と定義することはできないだろうか。 わからないことを知るために本をひらき、わかることでまたべつの本をひらく。 わからないとわかるを繰り返すことは、洗濯機のなかで衣類を包みこむ渦のらせん構造のようだ。 街を歩いていて、コインランド

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          2021年12月19日(日)よりWASH AND BOOKSというブックショップをプレオープンします

          おかげさまで2012年11月にはじめたツバメコーヒーというコーヒーショップは今年でなんとかかんとか10年目を迎えることができました。ツバメコーヒーをはじめるきかっけは(誤解を恐れずに要約すると)ずっとあったヘアサロンになにかをかけあわせることで価値を高めたいということでした。ヘアサロンは限られた地域のひとたちだけが繰り返し来る場所だから、それ以外の多数のひとたちがふらりと来れる場所として「カフェ」があればいいなと思いましたし、ヘアサロンに来ているひとたちにはドリンクサービスす

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          Twitterでバズってしまった話

          2021年5月15日(土)の午後3時頃、とある営業の電話におけるやりとりにまつわるツイートに思わぬ反応をいただいた。それについて思うことを少しだけ書いておきたい。 週末の午後3時といえば、カフェがもっとも賑わっている時間帯であり(ランチ提供があればそれは正午12時くらいかもしれないが)そこにGoogle広告だったり、キャッシュレス決済だったり、流行りのビジネスツールの営業電話がなんの迷いもなくかかってくる。 ここに見えるのは、電話に出やすいような暇な時間帯には不在である可

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          センスとはなにか?をあえて定義してみる

          まず「定義」という言葉をぼくは次のように定義しています。 「飛んでいるちょうちょをつかまえて虫かごに入れる行為」 飛んでいるからこそうつくしいちょうちょを捕まえることによって損なわれるうつくしさについてわからないわけではありません。 多義性を持つ言葉を一義的なものに固定する傲慢さというのもあるでしょう。 ひとがいればその数だけ(そのひとなりの)定義があるというようなすべてを包摂する意見を言いたければ「こうである」という断定的な「定義」をすべきではないかもしれません。ただ「

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