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保育園の運動会ごっこ

2022年8月から5歳児の女の子の委託を受けました。
仮名をイチコとします。

保育園では、9月10日に運動会ごっこです。
イチコは、8月末から保育園に通い始めたので、練習はどうかな?と思ったら、楽しく毎日頑張っていました。


延期

そんな中、運動会ごっこが1週間延期になりました。
コロナで休んでいる子が多いのが理由でした。
私たちも感染しないように注意しないといけないな引き締まります。

里子は食べ物の好き嫌いが徐々に言うようになり、私たちに気を許して来たのだろうけど
『運動会に参加する為には元気でいないとね』
と言いったりして、バランスよく食べることを促したりしていました。
1週間延びるとこんな口実が効きます。

運動会ごっこが伸びたことで、仕事のため夫が見に行けないかな?と思ったのですが、年中さんは10日に予定通り行ったので、予定より時間が繰り上がって出社前に見れることになりました。

イチコも私たち2人で行けると言うと嬉しそうでした。

張り切り過ぎた結果・・・

運動会ごっこ当日、イチコは朝からテンション高め、力をつけるために朝食はおにぎりにしました。

家を出るのもイチコは
「まだ?まだ?」
と早く行きたい様子です。

保育園には車を止めることが出来ないので歩いて行きます。
(20分くらい)

夫をトイレを待っていることが出来ず、2人で先に家を出ることになったのですが、里子は手を繋ぐことを嫌がるし、走って先に行きたがります。
わたしは大声で
『そこで止まって!』
『そっちじゃない!』
など声をかけます。
一応イチコはわたしの姿は気になるので、後ろを振り返ります。
追いついてもまた先へ行ってしまうので、何度も繰り返して、ついに途中 転びました。
擦りむいて血が出ています。
こんな時に!!!!!やってしまいました。
イチコは、大泣きではなく、本当に痛いのでしょうか?小さい声で
「痛い」
と言い立ち上がれません。

夫がもう追いついても良さそうだけど、なかなか来ません。
電話をすると違う道から行っているようでした。

家に戻るより、保育園に行って手当てをしてもらった方が良いだろうとなり、イチコをおんぶして急ぎました。

イチコが我が家に来てから、怪我をしたのは初めてでかなり焦りました。
保育園で手当てをしてもらったらイチコは平気なようで、運動会に張り切っていました。

保護者は子供を教室に送ったら、時間まで所庭で待ちます。

運動会ごっこの種目は
・よっちょれ
・バルーン
・リレー
の3つです。

保護者向けに所長先生のお話があり、
子供たちが入場して、子供たち向けに所長先生のお話でスタートでした。

他の子供たちと一緒にいるところを見ると体が小さいなと感じました。

よっちょれがはじまり、一所懸命で短い練習時間でこんなにも出来るようになったんだと感心しました。

リレーの前に、先生たちがきつねダンスを踊ったのは面白かったです。
思わずわたしも座りながら踊ってしまいました。

最後のリレー
白組 紅組に分かれて2チームで競います。
イチコはいつも元気に走っているので早いのでは?と思って応援にも熱が入ります。
しかし、カーブで転びました。
わたしからは転んだ瞬間が見えず、一瞬何が起きたのかわかりませんでした。イチコは起き上がれなくて、先生に抱っこされて次の子にバトンを渡しました。

朝も転んだから、どんな傷になっただろうと心配していたら、終わってナース先生に
「傷が深いので来てください」
と職員室へ行くと
イチコは先生たちに抱えられ、石けんで傷をしっかり洗ってもらい、黒いところを綿棒でかき出して応急処置をしているところです。
これは痛そうです。
夫に帰って車で迎えに来てもらうことにして、その間に
ナース先生に
「病院に行った方がいいけど、土曜日で連休になっちゃうからね」
と言われたのですが、まだ午前だし、病院やってるところあるんじゃない?と思って保育園が利用している形成外科に電話してみました。
すると、12時までに入ってくれれば診れるというので、行くことにしました。

その病院は駅前で駐車場はありません。
受診券などが必要だから、一旦家に帰ってから、自転車を借りて行くことにしました。(マンションでは、2台子供を乗せる電動自転車の無料レンタルがあるのです)
痛いだろうに、イチコは自転車に大喜びです。初めて自転車に乗せたのです。
「メリーゴーランドみたい」
と言っていました。

病院では
「先生にそんなに深い傷じゃないよ。消毒してそのままにしていたら1週間でかさぶたになるから、外出する時はガーゼ付けてもいいけど」
と言われました。
病院で診てもらうと安心します。

傷ぐらいで病院に連れて行く発想はなかったのですが、ちょっとしたことでも病院に連れて行くのはいいなと思いました。
里子なので里親負担の費用がかからないので余計です。

イチコはリレーで転んで負けてしまった悔しさはないのかな?と思ったのですが、気にする様子はありませんでした。
撮った写真や動画も何度も見ていました。

転んでからは一切撮ってないので、チームのみんなが悔しがっている映像がなかったのが良かったのでしょうか?
楽しかった思い出だけが残ったのでよかったです。

後日、保育所で思い出の絵を描いたようで、イチコはバルーンの絵を描いていました。

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