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ひとつに絞れない

商品開発の仕事をしているなかで、部内でプレゼンすることがあります。
先週、ちょうど そのプレゼンの機会がありました。
たくさんの上司を前に、マイクを持ち、20分くらい ひとりで喋る。
ラジオで言えば、ちょっと長めのフリートークくらいかな?

やっぱり お話のプロではないので、とても緊張して声が震えたり、
マイクを持つ手が震えたりしてしまったのだけれど、
終えてしまえば なんのその。
発表後 上司から「堂々としてたよ、よかったよ」と褒めてもらえたので、
後から ちょっぴり 自信が湧いてきたりしました。
(とはいえ、この湧き出る自信は一瞬で、次回のプレゼン時には
 枯渇してしまって、なかなか出てきてくれないのだけれど、、、)

その発表の中で、自分なりに いろんな分析をしたりしてみました。
どんなリアクションが来るだろうか、、、とそわそわしていたのだけれど、
発表中に、ちゃんと鋭いツッコミをされました。


「分析はわかった。分析の意図もわかった。
 でも、分析結果を踏まえて、いいたいことが3つもある。
 それぞれ方向性が全然違う。結局どれが1番言いたいことなんだ?」


胸を突く、「うっ」という声が、マイクに拾われてないかな、と心配になりました。
それっぽく回答して逃げてしまったけれど、発表後 ちゃんとつかまって、
「言いたいことをひとつに絞った方がいいよ」とアドバイスを頂きました。

アドバイスに ひとしきり反省したあと、本屋に寄って、分析とプレゼンの本を購入。
その本にも「言いたいことを一つに絞る」と書いてありました。

そういえば、前職の偉大な先輩からも、「ひとつに絞る」ことの大切さを説いていただいたことを思い出しました。


私は、ひとつに絞れないのです。
あれもこれも大事だから、全部捨てられないのです。


でも、ひとつに絞ることがベストなら、そのひとつを選びとるセンスというか、選球眼を鍛えないといけないんだな、と思っています。

その選球眼を鍛えるために、もっと勉強しなければならないし、
努力しなければならないのだけれど、
「数学もやりたい(微積がんばってる)」「プログラミングもやりたい」「統計もやりたい」と、努力すべきことさえ ひとつに絞れない。
で、やりたいことだけが溜まって、取捨選択ができなくて、
結局ドラマ観ちゃう、みたいな日々。だめだこりゃ。

このnoteの記事も、いいたいことは ひとつだけに絞りたいのだけど、
なんだか ぼんやりしたまま、終わってしまった気がします。
ひとつに絞ってから書こうと思っていたけれど、無理でした。


とりあえず、毎週お世話になっているパーソナリティの方に向けた商品企画を提案したので、アイデアが採用になることを祈るのみ、の月曜日です。



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