親の心、子知らず、子の心、親知らず
先日、夫の伯母が急逝しました。90代でした。遠方に住んでいた為、会う機会がなかなく、2ヶ月前にお子さんと一緒に里帰りがてら、こちらへ遊びに来てくれたのが、最初で最後になりました。
歩行は多少困難なものの会話もきちんとできて、また秋には遊びに来るね~と帰って行ったのに。亡くなる数時間前まで元気だったそうです。
そんな出来事があったので、実家の母も里帰りさせてあげたいなーと思うようになりました。母の実家も遠方で、父が病気してから特になかなか帰ることができません。9月に連休があるので、実家で父と留守番するから里帰りして来たら?とすすめてみたところ、行こうかなーと言ったので、そのつもりで動いていたのに、旅支度が面倒だから、今回は止めると言い出しました。
こっちは、そのつもりで職場に休みをもらうための段取りしてたのに…。「無理強いはしないけど」と口では言いつつも腹立たしい気持ちを隠すことなく電話を切りました。
里帰りしたい気持ちより、荷造りの大変さが勝ったのでした。
私としては、元気なうちに里帰りして、会いたい人に会って欲しいという気持ちでしたけれど。
良かれと思っての行動が、私のエゴだということもわかってはいるのです。老いた親の気持ちって難しいなあ…。
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