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大坂なおみさんと宮本エリアナさんから学んだこと

Question: “You had seven matches, seven masks, seven names. What was the message you wanted to send?”

Naomi Osaka: "Well, what was the message you got is more the question. I feel like the point was to make people start talking.”

https://www.youtube.com/watch?v=IELytkCsqW0

この動画の2:18あたりのインタビューを引用します。
インタビュアーが「あなたは全米オープンの7つの試合で、7つのマスクをし、そのマスクには7つの名前が書かれていました。あなたがそのマスクで伝えたかったメッセージは何ですか?」

大坂なおみさんの答えは、「そこからあなたがどんなメッセージを受け取ったか、それこそが問題なのです。大切なことは、(私のマスクにより)人々が議論を始めることなのです」と答えました。

なおみさんは大変頭の良い女性だと感じました。
5年前に、似たようなインタビューを聞いたことを思い出しました。
アフリカ系アメリカ人のお父さんと日本人のお母さんを持つ宮本エリアナさんが、ミス・ユニバース大会日本代表に選ばれた時です。

彼女は「外見が黒人の私が、日本代表として選ばれることに対して、批判意見が日本で出るでしょう。まさにそれこそが、私のねらいです。私が日本代表になることで、皆に人種や差別問題について議論を始めてほしいのです」とインタビューで答えていました。

なおみさんとエリアナさんに共通するのは、求められた答えをすぐに与えず、批判や非難と同レベルの対応でやり返さず、周りの人に考えを深めさせる、influencerとしてのクレバーさ、冷静さです。

★宮本エリアナさんの記事
https://www.huffingtonpost.jp/2015/05/07/miyamoto-ariana-interview_n_7229170.html

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