見出し画像

英語コーチ日記:法律用語を毎日扱われるクライアントさんと、毎日のコーチングやりとり

先月、ある朝のことです。
私はNHKラジオのビジネス英会話を聞きながら、メイクをしていました。その日の話題は「シンガポール不動産市場と外国人投資家の最近の動向」です。

すると、横で耳を澄ませていた夫が
「この会話、面白いね!」と話しかけてきました。彼いわく、
「すごく専門的な内容。自分は仕事で知識があるから分かるけど、この会話は英語ができる人でも、おそらく事前知識がないとわからない」
(※ちなみに彼は仕事で英語を使っていません)

確かに、私も字面は聞き取れますが、意味が分からない内容がいくつかあり、非常に勉強になっています。
例えば、disposable incomeの意味が「可処分所得」だと、先週初めて知りました。disposableもincomeも、どちらもよく使う単語で、1つ1つの意味は知っていたのに…。(そもそも「可処分所得」を日本語でも上手く説明できないことに気付きました)

話は変わって、現在私は英語コーチとして、法律用語を扱われているクライアントさんに英語のアドバイスをさせていただいています。

クライアントさんにとっては、お仕事で毎日のように使われる法律用語。しかし私にとっては、初めて見る単語もあります。

これらの法律用語を、日常的な英語表現に言い換え、噛み砕いて説明できるようにすること。
実際のビジネスの場でその法律について想定される英語質問や回答のシナリオ、最終的には、まとまったマニュアルを作ることを、現在お手伝いさせていただいています。(4枚目の写真は、クライアントさんと確認しながら作成している英語質疑応答マニュアルの一部です)

「LINEで法律の条文をやりとりする。クライアントさんに、英文を読み上げてボイスで送っていただく→私が発音をチェックする」という毎日です。

英語を使って、海外の方とお仕事をされるクライアントさんを尊敬の眼差しで見つめながら、コーチングをさせていただいています。
クライアントさんの頑張る姿に、自分も励まされています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?