あの人もこの人も、みんな無事でありますように
今年もいつも通りの正月だなと思ったら、唐突な地震速報。
幸いなことにこちらはまったく揺れもなく。
ただテレビで繰り返し流れるのは、アナウンサーの「避難してください!」の必死な声。
繰り返し繰り返し訴えてくる避難の呼びかけと、徐々に広がる津波注意報のエリア。
あの県には〇〇さんがいる。
あっちの県には〇〇さん。
みんな、被害にあってないだろうか。
何事もなかっただろうか。
だんだんとみんなの顔が浮かんできて、心がザワザワした。
大切な誰かを失うのは、昨年でもう間に合ってますからどうかみんな無事でと、何ができるわけでもないのに願わずにいられない。
年とともにどんどん大切な人や、元気でいて欲しい人は増えていって、心配事も増える。
祖父母が近くで地震や交通事故がある度に「お前じゃなかやろかと思って心配になった」と言っていた気持ちが少しわかるようになった。
どうか、みんなの大切な人が1人でも多く無事に再会できますように。
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