訶梨勒(かりろく

訶梨勒とはインド原産の植物。
古来、訶梨勒の実(訶子)が諸病を治す薬として重宝されたことから、魔除けとしてその実を袋に入れて柱に飾ったのがはじまりといわれております。

新年や慶事の席の入口や床に魔除けとして飾る。

室町幕府の8代将軍足利義政は、邪気よけや風病に効くとして、訶梨勒の実を入れた香袋を作らせ茶室に飾っていたとされる。

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