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9/25 京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪

大戦後8年、テレビが普及し始めた時代の1953年に、レイ・ブラッドベリによって書かれたSF小説「華氏451度」。

本を所持することや読書が禁じられた架空の時代を描いた、
華氏451度は摂氏233度、紙が燃える温度。

国家権力が、個人の考えを持たせたくない情報操作・統制をして実現させたテレビ社会、国民は一方的な情報・価値観を受けとるだけで自分の頭で考えることを失くしていき、本は悪として摘発、燃やされていった。
そのやり方を危険視した有識者達も、国家権力を恐れ皆口をつぐみ、国民も、社会のスピード化に伴い、“ゆっくり歩くような本を読む”ことから離れ、映像や短く簡潔な言葉だけを選びとり、疑問を持たないことに麻痺していった。

現代社会とみまごうばかりの、華氏451度の社会。

このコロナ禍で、国や専門家がテレビやマスコミを通して、国民を隷属化する姿と同じ。国民も、自身で考えなくてもいいような楽を望んでいる。

私たちが飼い慣らされていることに気づき、目を覚まそう。

社会の同調圧力に流されず、一人ひとりが立身出世を。(出世とはもともと仏教用語で、世俗を出ること)

まず、身を立て、誰か何かに寄りかからず、世間の価値観から出よう。

今回、京都「逆のものさし人参畑塾」は、「華氏451度」「無痛文明論」などをもとに、今目の前を討論したいと思います。

京都「逆のものさし講」18:10~
の前の時間で。

「逆のものさし人参畑塾」とは

「逆のものさし講」選定本を基にして、時代が変わっても変わらない人間の本質的な生き方を歴史・先人から学ぶ“縦糸の読書”を絡めて、今目の前をいかに生きるべきかを考え、自身の縦軸を立てていく、討論の場です。

心はどこにあるのでしょうか?脳の中を探してもありません。
心は例えるなら、火打ち石の、石と石とがぶつかって火花が飛ぶ、その火花が心。
人と、人や物とがぶつかってこそ、心が生まれます。
お互いにぶつかって火花を飛ばし、心を上げて行きましょう!


京都【逆のものさし人参畑塾】
日時:9月25日(土)15:00~17:00
テーマ本:100分で名著
「華氏451度」逆のものさし講選定本
場所:VILLENT梅田
https://www.instabase.jp/space/9233613887
参加費:1000円

参考図書:「無痛文明論」他
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=162551380

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