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第114回「読書のすすめの落語のすすめ」ありがとうございました

5/10(水)、昨晩は、江戸川区篠崎「読書のすすめ」での定例落語会、第114回「読書のすすめの落語のすすめ」でした。

足をお運びいただきました皆様、誠にありがとうございました。

今回は、七冊目のご著書「旅の作法」エイチエス社を上梓された高萩徳宗(たかはぎのりとし)さんが、先行発売の読書のすすめへ来られ、落語会にもご参加いただきまして、「旅の作法」についてお話もいただきました。

高萩徳宗さん

お体に障害のある方や高齢の方の、“旅をしたい”を応援するバリアフリー旅行の第一人者です。
(有)ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツ

“お体に障害のある方や高齢の方の旅はリスクが大きい、難しい”の思い込みから出て、

ツアーコンダクターとしての準備や手続きや補佐をしながら、過干渉にならず、旅人の判断と意思を尊重し、基本ほおっておく旅の同伴者として、

その方の目線に立って丁寧に慎重に旅を共にされる姿に、深く感動いたしました。

旅は五感で感じる豊かさ、“誰でも、自由に、どこへでも”をテーマに、まず“障害があるから、ご高齢だから”の心のバリアをはずし、そして、“どの視点に立って”の大事さを教えていただきました。


「旅の作法」 高萩徳宗著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=174601274


そして「読書のすすめの落語のすすめ」、

三遊亭全楽師匠の一席は古典落語「平林」。

字の読み書きできない無筆の定吉は、奉公先の旦那から、「平林(ひらばやし)」さんへ手紙を届けてくれ、と頼まれる。
途中で読み方を忘れてしまい、通りかかった人に次々に聞いてみるが、皆、定吉と同じ無筆に近く、それぞれが自己流の読み方「平林(ひらりん)」など、知ったかぶりを教えられ定吉は困惑、たどり着けるのか…

三遊亭神楽師匠の一席「ニ十四孝」。

ケンカの絶えない辰吉、止めに入る女房や母親にも手を上げてしまう。大家さんは、そんな辰吉に唐土(もろこし)の24人の親孝行の話を言って聞かせる。
辰吉は、付け焼刃的に24人の孝行を真似て、孝行心を天が感ずるところの孝行の威徳をものにしようとするが…

あらためて、落語は五感で感じる体感だと思いました!

落語の、テンポよくリズミカルな語調が耳に流れ込み、目の前の噺家さんの姿の向こうに広がる世界を見て、噺家さんの熱量を全身で浴びて。




“風土と歴史と人”

旅も、落語も、読書も、“風土と歴史と人”との出会いと交流だと、実感しました。


また、よく「読書のすすめの落語のすすめ」にご参加いただいております作家カワカミヨウコさん

「おもてなし2051」 カワカミヨウコ著

今回は、ご著書「ロンリープラネット」(決めつけやイズムだらけの世の中、感性のままを大事にするアーチストのもがき)のお話をいただきました。


前座でのトリーマンのアコーディオン演奏、今回は「道」 (イタリア映画1954年 巨匠フェデリコ・フェリーニ監督)、

“風土と歴史と人”をとても大切にしているトリーマンらしい調べでした🎶


第114回も、ご来場いただきました皆様、三遊亭全楽師匠、三遊亭神楽師匠、高萩さん、カワカミヨウコさん、トリーマン、本当にありがとうございました!

次回は、
6月14日(水)19:30~
7月12日(水)19:30~

会場&Zoomでお待ちしております!

「読書のすすめ」
https://dokusume.shop-pro.jp/

「読書のすすめの落語のすすめ」
https://note.com/tsubaki3103/m/mde19e3b06f83



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