【御礼】8/24 Zoom広島「逆のものさし人参畑塾」
8/24 Zoom広島「逆のものさし人参畑塾」ありがとうございました。
今回のテーマ、「逆のものさし道」テキスト『逆のものさし思考』第三講 “無学でいなさい”。
『逆のものさし思考』
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153744056
目次
一、一元論で世の中を見る
二、非真面目のススメ
三、無学でいなさい
四、ファンになるな プレイヤーになれ
五、縦糸の読書をしよう
六、非効率を愛せよ
七、そもそも論を考える
八、NWB.SAL.ABI 三つの法則
九、答えではなく問いを見つける
十、自力と他力
十一、自(みずか)らではなく自(おの)ずから
今回、Zoom広島「逆のものさし人参畑塾」では、ご参加の皆さんから近況報告をお聞かせいただき、“無学”の実践者でいらっしゃると、それぞれのお話から、とても感銘を受けました。
“無学”とは?
決めつけないこと。
決めてしまうと、他の可能性がなくなってしまう。視野が狭まってしまう。
また、とらわれないこと。
お釈迦様は、此岸(煩悩)から彼岸(悟り)へ渡った乗り物の筏を、捨てて行ってもよいと云われました。
知識は、
自分を大きく見せようとするものだったり、自分以上に見せようとするものだったり、ほとんど借りものであり作りものです。
決めつけ思い込むのは安心、レールから外れないのは安全、そこは小さな池の中です。
“無学”の大海は広大無辺に広がっています。
知れば知るほど知らないことが増えてくる。知識という風船を膨らませば膨らますほど、知らない外界と接する面が大きくなります。
小さな池から、無学の大海に目を転じよう。
本来、誰もの心の奥底に「センス•オブ•ワンダー」があります。
子供時代の、大自然へ目を見開く、驚きと不思議さと好奇の感性です。
思春期には、その眼差しは、異性へと注がれ、また比較競争へとひた走ります。
子供時代の「センス•オブ•ワンダー」が、誰もの心の奥底に眠っていて、それが世界を切り開いていく前進していく力であり、嬉々とした生命力の源泉です。
多くの人が、人間社会のセオリーやルールにがんじがらめで、欲や執着の業にのみ込まれて、人間中心の眼差しになっています。
大自然の驚きや不思議さや好奇に目を見開く体験がなかなかできず、知識の詰め込みに傾いています。
すべてに答えがあるものとして、“ああすればこうなる”の図式で、人間社会の窮屈な世界から抜け出せない。
「センス•オブ•ワンダー」は、人間の生きる力の源泉であり、大自然と元を一つにしています。
この世界は「動的平衡」の、絶えず壊しながら作り変えていきバランスをとる大きな流れです。
人は、絶えず自分を壊しながら創り変えて動いてゆく存在です。
生命力の源「センス•オブ•ワンダー」を自然界•外界に目を見開いて掘り起こして行こう。
そして、心•内界の発見•気づきへ。
自然の中へ、読書の中へ、人の中へ、
体験を、学びを、心を、それまでの自分を壊し新しく構築して行く。
絶えず創り続ける自分の殻を壊していくことが、無学。
人間中心ではない、自己中心ではない、広い世界へ目を向けることが、無学。
“無学でいよう”
次回、広島「逆のものさし人参畑塾」は、2024年10月19日(土)です。
【逆のものさし人参畑塾とは】
時代が変わっても変わらない人間の生き方を、歴史・先人から学ぶ“縦糸の読書”を通して、本質を学び、それぞれの生き方に活かし、後世へ伝えていく勉強会です。
明治初め福岡の女医 高場 乱(たかば おさむ)が、薬用人参畑の中で始めた塾「興志塾」(通称人参畑塾)で、西郷隆盛の精神を継ぐ頭山満ら玄洋社を育てました。
私利私欲に偏らず仁を尽す「殺身成仁」、何かに誰かにぶら下がらない「天下一人を以て興れ」、その精神を伝えていきたい。
「逆のものさし人参畑塾」ブログ
https://note.com/tsubaki3103/m/mdb300ef0c5dc
「逆のものさし人参畑塾」のもとには、「逆のものさし道」での学びがあります。
【逆のものさし道とは】
縦糸の読書を師とし、実践と対話を通して、世間の常識や多勢の空気に流されない確かなモノサシを身につけるための勉強会。
読書・実践・対話の中で、“本当のことは何か”に目を開き、またその“本当”から自分自身を問う、それを繰り返して進む「道」です。
「逆のものさし道」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=154570292
「逆のものさし人参畑塾」は、その「逆のものさし道」での学びを活かし、知識や方法としてではなく、
モノゴトの本質を見極め、
“人の道”のモノサシを身につけ、深い静けさと湧き上がる躍動を湛えた心を養うことを目指しています。
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