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水素#1 日本の水素関係の政策資料とは

 初回投稿は水素を題材にして、まず日本の政府のどの資料を見ればいいかを簡単に記述したいと思います。

日本の水素関係政策資料

1.水素基本戦略

 まず最初に確認するべき資料としては「水素基本戦略」になります。以下リンク内の下部の政策一覧部分より確認が可能です。

政策一覧
水素基本戦略(2017年12月)(PDF形式:588KB)PDFファイル
水素・燃料電池戦略ロードマップ(2019年3月)経産省リンク
グリーン成長戦略(2020年12月)経産省リンク

出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/advanced_systems/hydrogen_society/

 1番上の資料が該当資料になりますが、政府が水素にどのように取り組んでいくかを記載したものになります。気をつけないといけない点としては、2017年12月と少し前の資料となっております。

2.水素・燃料電池戦略ロードマップ

 水素基本戦略が文章資料であるのに対し、水素・燃料電池戦略ロードマップは2030年などの目標年において定量的な数値目標を記載しております。(上記リンクの水素基本戦略のひとつ下にリンクがあります)こちらは2019年3月にアップデートがされており、水素基本戦略よりは新しい資料になります。

3.グリーン成長戦略

 上記は当時の菅首相の2020年10月のカーボンニュートラル宣言後に作られた資料であり、カーボンニュートラルへの多数のアプローチのひとつとして、水素も含まれている形となっております。(水素基本戦略の2つ下のリンクになります)

4.今後の水素政策動向について

 最新の水素情報については、政府の委員会資料を確認するのが良いです。

開催資料
議事次第(PDF形式:319KB)PDFファイル
資料1 水素政策の最近の動向等について(PDF形式:4,028KB)PDFファイル

出典:経済産業省 第26回水素・燃料電池戦略協議会(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/suiso_nenryo/026.html

 上記は2021年6月25日に開催された経済産業省の水素燃料電池協議会の資料ですが、資料1「水素政策の最近の動向等について」のP2中部付近にはわかりやすいフロー図の記載があり、水素基本戦略は年数の経過に伴い見直しの検討が進んでいる旨が記述されています。

以上簡単に日本の水素の政策の歩みについて記述しました。
これからも色々書いていきますので、もしよろしければチェック頂けますとありがたいです。

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