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2023/7/17(月・祝)都市対抗野球大会1回戦 JR四国1x-0東京ガス(延長11回タイブレーク)@東京ドーム

(延長11回タイブレーク)
T 000 000 000 00  =0 
J 000 000 000 01x =1
T)高橋、堀、臼井
J)近藤
本塁打 なし

東京ガススタメン
5石川、8楠、9小野田、3地引、D富岡、7笹川、4相馬、2馬場、6北本 P高橋
JR四国スタメン
9山根、8高木、4大北、5北尾、6琉、3笹田、D三好、2篠崎、7吉岡 P近藤

3連休の最終日。この日はドームで都市対抗を3試合完徹?することに。第1試合はJR四国(高松市)と東京ガス(東京都)の対戦。どう見ても東京ガス優勢だが、ここはJR四国の応援グッズに期待してJR側を選ぶ。そのグッズはマフラータオル・バルーンスティック・紙メンバー表(モノクロ)。マフラータオルは淡い水色でめちゃくちゃかわいい。かわいさは出場チーム中ダントツ1位だと思う。
試合は初回、JR先発近藤は三者凡退の上々の立ち上がり。その裏、高木四球、大北三塁内野安打で1死1・2塁の好機も後続凡退で得点ならず。
2回表、富岡四球、笹川死球で1死1・2塁のピンチを迎えたが相馬遊ゴロ併殺で無得点。その裏、笹田四球、吉岡レフト前ヒット、山根四球で2死満塁の好機も高木遊ゴロで得点ならず。高橋は立ち上がり、失点はしてないがランナーを出す苦しい投球。
3回表、1死から北本のセンターへのライナーを高木がダイビングキャッチのナイスプレー。好守にも助けられこの回三者凡退と近藤はナイスピッチング。その裏、高橋は三者凡退の投球。調子を取り戻したか。
4回表、近藤は2番からの打順を三者凡退と好投続く。その裏、先頭笹田レフト前ヒット。しかし次の三好は送りバントの構えもファールで追い込まれ、0-2から走者すたーとも三振ゲッツーと最悪の結果。その直後に篠崎センター前ヒットも吉岡凡退で無得点。ここまで4安打放ちながらも得点に繋がらない。
5回表も三者凡退で5回終わって無安打ピッチング。その裏、JRも1番からだったが三者凡退。
6回表、8番から三者凡退。近藤依然としてノーヒットピッチング。147キロの速球中心で抜群の内容。その裏、先頭の北尾ライト前ヒット、琉投前に送りバントを決めチャンス。笹田レフトへのいい当たりも正面。三好ニゴロで得点ならず。
7回表、先頭の楠は二塁右への強いゴロ。二塁手大北よく追いついたが一塁への送球が及ばず内野安打。東京ガスはようやく初ヒット。小野田送りバントも一飛。地引遊ゴロ併殺と近藤踏ん張る。その裏、2死から山根がレフト前ヒットで出て次打者高木の初球に二盗成功。しかし高木二飛に倒れ得点ならず。
8回表、5番からの打順を三者凡退。球数も8回終わって80球くらいで疲れも見せない。その裏、東京ガスは投手堀(NTT東日本から補強)に交代。2死から琉遊内野安打、続く笹田ライト前ヒットで琉三進、2死1・3塁としたが三好三邪飛でどうしてもホームが遠い。
9回表、8番からの打順を三者凡退。近藤は9回1安打無失点の最高のピッチング。その裏、1死から吉岡三塁線へのボテボテのゴロが内野安打。山根のときに二盗成功でサヨナラのチャンスを掴む。高木・大北が四球を選び2死満塁で北尾だったが二飛に倒れサヨナラならず。
延長10回からタイブレーク。無死1・2 塁で継続打順での攻撃となり楠から。バントの構えはなく強攻だったが投手への高いバウンドのゴロとなり走者進塁。小野田の打順で代打加藤。遊ゴロで三塁走者を挟殺。この間に打者走者二進し2・3塁で打者地引(加藤に代走中尾)ここをどんづまりの三飛で無失点に切り抜ける。その裏、JRは琉から。東京ガスは投手臼井に交代。琉はファールで追い込まれるが3バント成功で1死2・3 塁。この試合最大のチャンスを迎えたが笹田・三好の代打三木と連続空振り三振に倒れここも得点ならず。さすが臼井としかいいようがない。
11回表、東京ガスは富岡に代打建部。二塁右への強いゴロだったが二塁手大北よく追いついて一塁送球アウト。走者進塁して打者笹川。ここもスクイズの気配なく強攻で3球三振。続く相馬に代打茶谷(鷺宮製作所から補強)。ここも遊ゴロに打ち取り無失点と近藤の超人的なピッチング。その裏、JRは篠崎から。一塁線に送りバントをきっちり決め、吉岡は二塁へのゴロ。バックホームも三塁走者がヘッドスライディングで生還しJRが劇的なサヨナラ勝ちを収めた(記録は吉岡のタイムリー二塁内野安打)。
JRはなんといっても近藤の力投に尽きる。11回を1安打零封とまさに超人的なピッチング。打線に得点力がないのは明白なので、試合後の勝利監督インタビューで杉山監督も言っていたが、JRが勝つにはこのパターンしかなかったといえる。
東京ガスは打線が1安打ではどうしようもない。それでも先発高橋が何度もピンチを迎えながらも踏ん張り、リリーフ堀・臼井もまともには打たれていない。最後の打球も不運だったとしかいいようがないが、やはり近藤の力投で試合を支配された感があり、この結果は必然だろう。ただ、東京ガスは一昨年の優勝、昨年の準優勝時とメンバーが全く変わっていない。戦力としては強豪なのは間違いないが、東京第3代表になったことからも、チーム力は下り坂なのではないか。今後、新戦力が台頭してくるのかどうか。
JR四国は思いっきり明治の応援。曲もチアも、恐らくリーダーも明治だと思うが、東大の2年女子リーダーで先日のTBSのバースデイに取り上げられていた子もスタンドを回って応援していた。混成でやっているのだろうか。なお試合後のJR四国社長の挨拶では「応援は慶應(の人がやってくれた)」と言っていたが、全く慶應感はなかったのだが。

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試合前ノックのJR四国ナイン
試合開始前
試合中
延長11回、タイブレークでサヨナラ勝ち!
JR四国 杉山監督のインタビュー
JR四国の特権マフラータオル 個人的には大会ナンバーワンの可愛さ 実は長さが他チームより全然長い

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