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2023/9/2(土)東京ヤクルトスワローズ5-6阪神タイガース@明治神宮球場

T 006 000 000  =6 
S 200 100 020  =5
T)青柳、島本、桐敷、岩貞、石井、岩崎
S)ピーターズ、高梨、阪口、星、石山、清水
本塁打 村上25号2ラン(1回裏)、佐藤輝16号3ラン(3回表)、

阪神スタメン
8近本、4中野、7小野寺、3大山、5佐藤輝、9森下、2坂本、6小幡、1青柳
ヤクルトスタメン
4武岡、7宮本、3オスナ、5村上、9サンタナ、6長岡、2内山、8丸山和、1ピーターズ

今季のスワローズはアウェーの勝率がかなり低い。そして8月はアウェーゲームが多く、案の定、8月のチーム成績は10勝16敗と大きく負け越し。最後の8/31こそ勝って締めたが8月も低迷の月となってしまった。8月に入る前は、巻き返しの最後のチャンスという期待感があったが終わってみると、村上はコロナ復帰後精彩がないし、山田は打率がいっこうにあがらない。長岡はバント失敗が続き精神的にこたえているのではと思わせるほど。若手選手も、濱田も内山も武岡も皆打率2割前半でもうひとつパッとしない。チーム全体に活気が感じられない状態。試合前、中村抹消の報。コロナ感染と思われる。中村がいないとなると、古賀か内山がスタメンだろうが投手リードがやはり不安。
1回表、近本ニゴロ、中野空振り三振、小野寺右飛で三者凡退の好スタート。その裏、先頭の武岡センター前ヒット。宮本送りバントを決め、オスナ凡退も村上ライトポール際に飛び込む2ランホームランで先制。
2回表、大山遊ゴロ(長岡好プレー)、佐藤中飛、森下空振り三振とこの回も好投。その裏、長岡ニゴロ、内山遊ゴロ、丸山一ゴロと青柳の前にいずれも内野ゴロに打ち取られる。
3回表、先頭の坂本レフト前クリーンヒット。小幡投ゴロ(1-6-3併殺ならず)、青柳投前送りバント。ここで近本ライト前タイムリーヒットで1-2。中野フルカウントから四球。小野寺はフルカウントから粘られ、フラフラっと上がった打球は一塁オスナが必死に背走するもその後方に落ちフェアで2点タイムリー三塁打となり2-3と逆転される。2回までの好投が嘘のように、特に中野以降突然制球がままならなくなり大山にも四球。佐藤輝はライトポール際への3ランホームランで2-6。近辺のファンは盛んにファールを主張していたが(記事によると、風の影響もあり、最初はファールエリアだったのが戻ってきてポールに当たったとか。そんなことってあるのか・・・)。森下もストレートの四球。さすがにここでピーターズ降板で高梨に交代。こう突然にガタガタっと崩れられてはベンチとしても打つ手がないし、内山もなんとか立て直すスキルもまだないのだろう。坂本中飛でようやくチェンジ。その裏、高梨からの打順で宮本はストレートの四球を選んだが続かず。
4回表、小幡空振り三振、青柳右飛、近本見逃し三振と高梨三者凡退のナイスピッチング。その裏、先頭の村上レフト線にポトリと落ちる二塁打。サンタナ見逃し三振。長岡死球で出たが内山右飛。ここで丸山和センター前タイムリーヒットで3-6。高梨の代打澤井は空振り三振。ファームではホームラン量産の澤井だが上では全然打てていない。
5回表、阪口が登板。中野空振り三振。小野寺三ゴロ。大山空振り三振と阪口もナイスピッチング。その裏、1番からの攻撃は2死からオスナレフト前ヒット。村上四球で続いたが、サンタナは初球を打ってニ直。いい当たりだがどうにも運がない。
6回表、佐藤輝見逃し三振。森下空振り三振。坂本左中間真っ二つの二塁打で、次の小幡は申告敬遠。打者は青柳がそのまま。見逃し三振に取りピンチを脱出。その裏、1死から内山左中間突破の二塁打。丸山は空振り三振で、ここで阪口の打順代打川端起用で阪神は投手島本に交代。川端ニゴロで反撃ならず。
7回表、ヤクルトは投手星に交代。近本ニゴロ、中野中飛、小野寺に代打島田見逃し三振とナイスピッチング。。その裏、阪神は桐敷が登板。武岡の代打濱田空振り三振。宮本も高めのボールを空振り三振。オスナ遊ゴロと桐敷に手も足も出ない。
8回表、石山登板。大山ニゴロ、佐藤輝センター前ヒット。森下はニゴロだったが二塁手宮本が弾きオールセーフ。坂本見逃し三振。小幡中飛で石山ピンチを脱出。その裏、先頭の村上四球。サンタナはまたも遊直。長岡ライト線二塁打で繋ぎ、ここで阪神は石井に交代。内山レフト前タイムリーヒットで4-6。なおも1死1・3塁で丸山和に代打青木でレフト犠牲フライで5-6。石山の代打山田レフト前ヒットで繋いだが濱田見逃し三振で同点ならず。
9回表、清水が登板。石井の代打ノイジー遊ゴロ。近本中飛(濱田好捕)。中野一ゴロ(オスナファインプレー)。その裏、阪神は岩崎登板。宮本の代打松本直は岩崎に当たる打球も二塁手中野がカバーしてアウト。オスナ遊ゴロ、村上見逃し三振で試合終了。
とにかく今日はビーターズが全てだった。1・2回の投球は絶好調を思わせたのだが、3回の近本タイムリーヒット。ここまでは仕方ないが、次の中野にはストライクが入らず、次の実績の乏しい小野寺にも同じく制球に苦しみファールで粘られた挙げ句、一塁後方の打球がタイムリーヒットになる不運。確かにアンラッキーだったがこの2人への不安定な投球が招いた失点ともいえる。気持ちが切れたのか大山四球。とどめは佐藤の3ランで、これもファール性の打球がライトからレフトへの風に押し戻されてポールに直撃とここも不運。ビーターズはいただけない投球だったが、こう振り返ってみるとかなりアンラッキーだったとは思う。
打線はよく反撃したのだが最後の1点は阪神が取られてくれなかった。湯浅だったりケラーがいなくて開幕前の構想どおりではないはずだが、島本やら桐敷などが頑張ってリリーフの層を厚くしている。今野・清水・星が不調でリリーフが不安定なスワローズとは大違いである。


球場入場は17時ごろ。もう日が落ちるのがだいぶ早い
日が落ちる寸前
試合中

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