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2024/4/29(月・祝)東京六大学野球春季リーグ戦 法政1-2x慶應@明治神宮球場

1回戦は法政、2回戦は慶應が勝ち両チーム1勝1敗のタイ。勝ち点の行方はどうなるか。

(第1試合)
H 000 000 001 000  =1
K 000 010 000 001x =2

H)篠木、吉鶴、安達、宇山
K)外丸、渡辺和、木暮

本塁打 渡辺憩1号(12回裏)

法政スタメン
5松下、8藤森康、6中津、4武川、2吉安、9姫木、3田所、7鈴木照、1篠木
慶應スタメン
8丸田、5本間、6水鳥、3清原、7真田、9常松、4林、2森村、1外丸

慶應はレフトに真田を5番で起用。二塁は斎藤快に代えて、前日の試合で決勝点となるタイムリーを放った1年生林を起用。
法政は外野の一角に姫木か内海を起用する以外は基本不変のオーダー。

1回表、松下初球遊ゴロ、藤森投ゴロ、中津空振り三振。その裏、丸田空振り三振、本間中飛、水鳥ストレートの四球、清原空振り三振。
2回表、武川右飛、吉安見逃し三振、姫木左飛(レフト真田好捕)。その裏、真田詰まった打球が二塁内野安打、常松空振り三振、林空振り三振、森村三邪飛、
3回表、田所遊ゴロ、鈴木一ゴロ、篠木ゴロでセンター前へ抜けるヒット、松下遊ゴロで篠木ニ封。その裏、外丸左越え二塁打(レフトはかなり前進していたがその頭上を超える)、丸田捕前送りバントで外丸三進で慶應先制の絶好機。本間ストレートの四球で1死1・3塁も水鳥ニゴロ併殺(武川、一塁走者にタッチしアウト、一塁送球して併殺のナイスプレー)。
4回表、藤森遊ゴロ、中津遊ゴロ、武川死球、吉安初球に武川ニ盗塁成功、吉安空振り三振。その裏、清原三ゴロ、真田死球、常松空振り三振、林高くバウンドした三塁内野安打、森村ライト前ヒット、外丸ニゴロ、
5回表、姫木遊内野安打、田所捕前送りバント、鈴木投ゴロ、篠木左直(真田好捕)。その裏、丸田追い込みながら死球、本間三塁前送りバント、水鳥左飛、清原死球で2死1・2塁。ここで真田右越えタイムリー二塁打(1)で慶應先制。常松の代打小原遊ゴロ。
6回表、小原に代わり佐藤がライト。松下レフト前ヒット、藤森捕手前送りバントも二塁送球され封殺で送りバント失敗。中津の2球目が暴投となり藤森一気に三塁を陥れる好走塁。1死3塁の好機も中津一直、武川ニゴロで無得点。その裏,林セーフティバントで三塁前内野安打、森村遊ハーフライナーで林も飛び出しており一塁送球され併殺。外丸空振り三振。
7回表、吉安一ゴロ、姫木ニゴロ、田所センター前ヒット、鈴木ニ飛。その裏、田所に代わり吉鶴が入り投手、篠木の打順に品川が入り一塁。丸田空振り三振、本間一邪飛(品川フェンス際まで背走し好捕)、水鳥遊ゴロ。
8回表、品川遊飛、松下三飛、藤森右飛。その裏、清原空振り三振、真田の代打二宮二邪飛(武川好捕)、佐藤三飛。
9回表、二宮に代わりレフト横地。中津投ゴロ、武川右中間三塁打、吉安レフト前タイムリーヒット(1)で土壇場で法政が1-1の同点。ここで投手渡辺和に交代。姫木右越え二塁打で1死2・3塁。吉鶴の代打西村がコールされ、慶應は投手木暮に交代。1死2・3塁で西村遊直、鈴木遊ゴロで法政勝ち越しならず。その裏、代打した西村に代わり安達が入り投手。林遊ゴロ、森村遊ゴロ、木暮投ゴロ。9回終了1-1の同点で延長戦に入る。
10回表、品川ニゴロ、松下ニ飛、藤森ゴロで抜けるライト前ヒット、中津の4球目に藤森ニ盗敢行もアウト。その裏、丸田セーフティバントが一塁線内野安打、本間送りバント失敗投飛(安達ダイビングキャッチの好プレー)、水鳥右飛(姫木背走して好捕)、清原の2球目に丸田ニ盗成功、清原空振り三振。
11回表、中津初球を右中間二塁打。武川三ゴロで中津動けず。吉安のところで堀井監督マウンドへ。吉安左飛、姫木申告敬遠、安達の代打内海四球で2死満塁となったが鈴木一ゴロでここも得点ならず。今日は鈴木がブレーキ。その裏、内海に代わり宇山が登板。横地中飛,佐藤三直、林右飛。
12回表、品川右飛、松下右飛、藤森ライト前ヒットで出たが中津中飛。これで法政のこの試合の勝ちはなくなった。その裏、森村ニ飛、木暮の代打渡辺憩、3ボールから1球ストライクを取った5球目がレフトスタンドへのサヨナラホームラン(1)となり試合終了。

法政は打線が繋がらず、投手の好投を見殺しにして連敗。勝ち点を落として、現時点で早稲田と慶應が勝ち点2で首位。優勝戦線からは後退だが他チームの勝敗次第でまだ可能性が消えたわけではない。ただ、打線の繋がらなさは近年の課題だが依然として深刻。この試合は慶應外丸に9回まで抑え込まれ、6回表の1死3塁も生かせずこのまま完封されると思われたが9回表に意地を見せて武川と吉安の連打で同点。しかし、姫木が二塁打で続き勝ち越しの絶好の場面で後続が木暮に抑えられ無得点。11回表も2死満塁で鈴木凡退とどうしても得点できず、引き分け目前の12回裏に宇山が渡辺憩にサヨナラホームランを喫したが宇山は11回裏も抑えての回跨ぎで責められないだろう。この試合は、8番で上位打線への繋ぎを果たしてきた鈴木が5打数無安打だったのが響いた格好。
慶應は完封勝ち寸前で同点に追いつかれたが、9回途中からリリーフした木暮が走者を出しながらも粘りの投球で得点を許さずサヨナラホームランを呼び込んだ。


球場に行く途中、代々木公園内

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