2024/3/31(日)東京ヤクルトスワローズ5-2中日ドラゴンズ＠明治神宮球場

2024年4月3日 00:54

D 000 101 000 =2
S 300 010 10X =5

D)メヒア、祖父江、橋本、梅野
S)ヤフーレ、石山、清水、星

本塁打　中田2号(4回表)、塩見1号(5回裏)

中日スタメン
7カリステ、8上林、9細川、3中田、5高橋周、4田中、2宇佐見、6ロドリゲス、1メヒア
ヤクルトスタメン
8塩見、9西川、3オスナ、5村上、7サンタナ、4武岡、2中村、6長岡、1ヤフーレ

開幕2戦目は延長１２回1-1の引き分け。応援で疲労困憊。もう歳かなとも思う。
山田は抹消となり、短期復帰は難しいとの見通し。もはや山田はもうガラスの身体なのだろうか。オープン戦では元気そうで，今季に懸ける思いも口にしていただけに今年こそはと期待したのだが・・・。田口も離脱で、クローザーは当面流動的とのこと。いきなりの非常事態をどうやったら乗り越えていけるのだろう。
この日はメヒアvsヤフーレの外国人先発対決。
そして試合前に、育成の岩田外野手の支配下登録の報。これはめでたいのだが、岩田が即昇格で並木が抹消。岩田をテスト的に昇格、とかならいいのだが、やはり並木故障か？と思ってしまう。開幕戦のタッチアップ激走で痛めでもしたか。しかし昨日の試合も出場してたのに・・・。

１回表、カリステ中飛、上林一塁内野安打、細川投ゴロ併殺。その裏、塩見三ゴロ、西川高く弾んだ打球で二塁内野安打。中日側からのリクエストも判定変わらず。オスナフルカウントから四球、村上一塁内野安打でまたリクエストもまたも変わらず。これで中日はリクエスト2度失敗となり、この試合のリクエスト権を１回にして早くも失ってしまう。ここでサンタナ変化球をうまく拾ってライト前に落ちるタイムリーヒット(1)で先制点。武岡空振り三振も中村レフト前２点タイムリーヒット(2)で初回いきなり３点の波状攻撃。長岡ニゴロ。
２回表、中田三ゴロ、高橋ニゴロ、田中中飛と三者凡退。その裏、ヤフーレニゴロ、塩見右飛、西川空振り三振とこちらも三者凡退。
３回表、宇佐見レフト前ヒット、ロドリゲス(この日誕生日)空振り三振、メヒア一塁前送りバント成功したがカリステ遊ゴロでチェンジ。その裏、オスナニ飛、村上空振り三振、サンタナ見逃し三振とまたも三者凡退。メヒア立ち直ったか。
４回表、上林一直、細川中飛の2死から中田レフトスタンドへソロホームラン(1)で3-1と２点差に迫られる。髙橋ニゴロ。その裏、武岡右直、中村遊ゴロ、長岡左飛と3イニング三者凡退。やはりメヒアは力のある投手で、こうなると中村の２点タイムリーがめちゃくちゃ効いている。
５回表、田中空振り三振、宇佐見一ゴロ(バット折れて一塁後ろまで飛ぶ)、ロドリゲス空振り三振で三者凡退。ヤフーレも中田に一発は許したがコントロールよくストライク先行で安心して見ていられる投球。その裏、ヤフーレ空振り三振、塩見センターバックスクリーンへソロホームラン(1)で中押しとなる追加点、4-1。西川センター前ヒット、オスナニ飛、村上空振り三振。
6回表、メヒアに代打村松一塁内野安打。今度はヤクルトがリクエストするも判定変わらず。カリステレフト前ヒット、上林も一塁内野安打。ヤフーレの一塁カバーが遅かったか。ここで一瞬リクエストの構えを見せるも結局せず。これが後で大きく効いてくる。ここは無死満塁のピンチで細川遊ゴロ併殺、この間に三塁走者ホームイン(1)。中田空振り三振で反撃を1点にとどめて5-2。その裏、この回から祖父江登板。サンタナ空振り三振、武岡遊ゴロ、中村左飛と三者凡退。
７回表、この回から石山登板。髙橋ニゴロ、田中中飛、宇佐見左飛と三者凡退のナイスピッチング。その裏、この回から橋本登板。長岡レフト前クリーンヒット、丸山和捕前送りバント、塩見遊ゴロで2死3塁。ここで西川遊タイムリー内野安打(1)。判定はアウトだったがヤクルト側リクエストしてリクエストしてセーフに変わる。先程、リクエストは使わず残しておいたのが値千金だった。オスナフルカウントから四球、村上空振り三振。
8回表、清水登板。橋本の代打大島一ゴロエラー(横に弾く)、村松センター前クリーンヒット、カリステ右飛で大島三進でピンチを迎えたが上林捕邪飛、細川左飛で切り抜ける。その裏、この回から梅野登板。清水の代打宮本三ゴロ、武岡左飛、中村空振り三振(ハーフスイング)。
9回表は星がクローザーとして登板。どんなピッチングになるか期待と不安もあったが中田右飛、高橋レフト前ヒット、田中の代打三好空振り三振、宇佐見の代打中島空振り三振と見事な投球で抑えきり勝利。

初回の３点が大きくモノをいい、先発ヤフーレも来日初登板初先発を６回2失点と期待に充分すぎるくらいに応えて初勝利。最高のスタートを切った。無四死球で６回70球という結果のとおり制球に全く不安なく安定感抜群のピッチング。これは次回以降も期待できそう。
打線は8安打5得点。先制・中押し・ダメ押しとまさに理想的な追加点。派手さはなくともまさに快勝といっていい試合だった。
しかし、このカード自体は2勝1分と最高の結果となったが、チーム状況は山田長期離脱・田口離脱でクローザー不在・内山不在で2番手捕手が心許ないなど、不安材料はまさに山積。山田不在の二塁は武岡を1番手に宮本・北村拓などを使っていくのだろうか。そしてクローザーは今日は星が無難に努めたが今後、厳しい場面でどこまで投げられるか。清水が９回に回る場面もあるか、あとはエスパーダもクローザー候補と思われる。日替わりクローザーで運用していくのか、高津監督の手腕が問われるところだろう。
並木も結局、前日3/30の試合出場時に怪我を負ったとのこと。高津監督も、故障者の多さにまさに頭を抱えるコメントを残している。ファームはさらに、この故障者続発の余波で野手陣がまさに控えほぼ不在状態，スタメン組むのがやっとという非常事態らしい。開幕でつい気分は浮かれがちだが、今が正念場であるのも間違いない。

西川、4打数3安打1打点。
中村、4打数1安打2打点。
塩見、4打数1安打1打点。
サンタナ、3打数1安打1打点。

ヤフーレ　６回70球6安打4奪三振0四死球2失点
石山、清水、星ともに１回無失点。石山と清水はホールド。星はセーブ。