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2024/4/28(日)東京六大学野球春季リーグ戦 慶應5-4法政@明治神宮球場

前日の1回戦は法政が篠木の好投に打線も機動力を絡めて得点し快勝。法政連勝か、それとも慶應がタイに戻すのか。
なお、もう1試合、早稲田ー明治は接戦の末に早稲田が5-4で勝利。早稲田は終盤の香西ー安田のリリーフ陣が確立されてきたよう。明治はドラフト候補といわれた浅利が先発で結果を残せず。リリーフも駒はいるがまだ模索中という感じ。
球場到着すると、第1試合は5回裏早稲田攻撃中で明治が1-0でリード。結局5-2で明治が勝ち1勝1敗。明日4/29は東都大学野球の予定になっていたが、六大学に優先権があるため順延となる。東都ファンからの怨嗟の声?が出そう。

(第2試合)
K 001 020 020  =5
H 000 200 020  =4

K)竹内、広池、渡辺和、木暮、外丸
H)吉鶴、山城、永野、山口凱、安達、宇山

本塁打 二宮1号(5回表)

慶應スタメン
8丸田、5本間、6水鳥、3清原、9常松、7古野、4斎藤快、2森村、1竹内

法政スタメン
5松下、8藤森康、6中津、4武川、2吉安、7内海、3田所、9鈴木照、1吉鶴


慶應は話題のルーキー丸田を1番センターでスタメン起用。
1回表、丸田中飛(藤森背走好捕)、本間ニゴロ(武川好フィールディング)、水鳥中飛。その裏、松下レフト前ヒット、藤森三塁前送りバント,中津三邪飛、武川フルカウントから見逃し三振。
2回表、清原初球をセンター前クリーンヒット、常松ライト前ヒット、古野送りバント失敗一飛、斎藤投飛、森村空振り三振。その裏、吉安左飛、内海中飛、田所中飛(丸田好捕)。
3回表、竹内初球をライト線二塁打、丸田空振り三振、本間中飛で竹内三進、水鳥ライト前タイムリーヒット(1)で慶應先制。清原の4球目に水鳥ニ盗成功、捕手悪送球で三進。清原フルカウントから空振り三振。その裏、鈴木初球遊飛、吉鶴フルカウントから空振り三振、松下ストレートの四球、藤森三直。
4回表、常松低め変化球空振り三振、古野ニゴロ、斎藤初球センター前ヒット、森村左直(内海好捕)。その裏、中津ゴロで破るライト前ヒット、武川三ゴロで中津ニ進、吉安フルカウントからライト線タイムリー二塁打(1)で法政同点。内海ストレートの四球、打者田所のところで投手広池に交代。田所フルカウントから空振り三振、鈴木ライト線タイムリー二塁打(1)で法政2-1と逆転。吉鶴左飛。
5回表、広池の代打二宮レフトスタンドへソロホームラン(1)で慶應2-2の同点。丸田フルカウントから四球、本間三ゴロで丸田ニ進、水鳥左越えタイムリー二塁打(1)で慶應2-3と逆転。大島監督マウンドへ行くがここは続投。清原左中間への飛球をセンター藤森好捕、常松フルカウントから遊内野安打、古野の代打福井直。ここで投手山城に交代。福井二飛。その裏、代打の二宮レフトに入り、古野に代わり投手渡辺和。松下二直、藤森一ゴロ、中津フルカウントから四球、武川の初球にニ盗成功、武川遊ゴロ。
6回表、この回から永野登板。斎藤遊ゴロ、森村空振り三振、二宮空振り三振も振り逃げで一塁に。丸田初球一ゴロ。その裏、吉安投ゴロ、内海左飛、田所右飛。
7回表、本間フルカウントから空振り三振、水鳥左飛(内海スライディングキャッチ)、打者清原を迎えて山口に投手交代。清原ニ飛。その裏、鈴木遊内野安打、山口の代打岩間バント送れず三振、松下フルカウントから四球、藤森遊ゴロで松下ニ封、中津のところで堀井監督マウンドへ。中津遊ゴロ。
8回表、この回から安達登板。岩間に代わり姫木が入りライト、藤森に代わり安達、ライト鈴木がセンター。常松死球、渡辺投前送りバントも安達二塁送球で常松ニ封。このとき、野手と少し交錯したらしい。斎藤フルカウントから四球、森村フルカウントから四球、二宮のところで大島監督マウンドへ向かうが安達続投。二宮空振り三振。丸田の代打林レフトへの2点タイムリー二塁打(2)で慶應大きな追加点。内海の横へのライナーで、上手い外野手なら捕れていたかもしれないが、後逸したわけでもないし内海を責める訳にもいかないだろう。本間右飛。その裏、林がそのまま二塁に入り、齊藤快に代わりセンター佐藤。武川四球、吉安ゴロでセンター前に抜けるヒット、内海中飛で武川三進、田所三ゴロ一塁悪送球で1死満塁の大チャンス。ここで鈴木の2球目に暴投(1)で武川ホームインし3-5。鈴木遊ゴロ(1)で吉安ホームインし4-5と法政1点差に迫る。姫木の代打増田がコールされ、慶應は投手木暮に交代。法政もさらに代打大沢を送るが遊ゴロで同点ならず。
9回表、投手宇山登板。大沢に代わり宇山、安達に代わり石黒が入りショート、中津がセンター、鈴木がライト。水鳥ニゴロ、清原フルカウントから三ゴロ、常松空振り三振。その裏、松下死球。手のあたりを抑えて痛がっていたが、一塁に立ちベンチに向かって⚪︎のポーズをして見せていたので大丈夫か。ここで慶應は投手外丸に交代。石黒の代打品川初球中飛、中津四球も武川遊ゴロ併殺で試合終了。

1点差の接戦は慶應に軍配。法政は吉鶴が5回持たず8安打3失点と慶應打線を抑えきれず,流れを作れなかったのが響いた。打線も6安打と、エース外丸相手に逆転した前日とは違い、先発竹内に4回途中で3安打。それでも集中打でいったんは4回裏に逆転したが、直後の5回表に吉鶴が二宮に代打で同点ソロを浴びてまた流れが変わり、水鳥に勝ち越しタイムリーを打たれてしまった。
さらに、1点ビハインドの8回表に安達を起用したが、安達はこれで法立3回戦を除く、チーム5試合中の4試合に登板。前日1回戦も最後2イニングをピシャリと抑えて実質の「セーブ」に相当するピッチング。頼りになるリリーフだけに勝ちパターンに限定するわけにはいかないのだろうか。まさに,昨年の塙(現日本製鉄鹿島)のような大車輪ぶりなのだが、流石に酷使のような気がする。今日の2失点は実質的に決勝点の失点となってしまったが、今日に関しては安達を責めるのは可哀想。
打線は1番松下が1安打3四死球、3番中津も1安打2四球とチャンスメイクをしたが4番武川が4打数無安打とブレーキになったのが痛かった。
明日の3回戦、慶應は外丸先発か。今日のリリーフも含め3連投となるがどこまで投げられるか。法政は間違いなく篠木。1回戦から中1日で、初戦は6回107球1失点。法政は安達のほか永野、山口凱、山城、宇山などリリーフも揃ってきている。慶應も今日2番手の広池が初勝利を挙げ渡辺和も3回2/3を1失点と好投。エースをどこまでリリーフが助けられるかもポイントとなる。


明大前から歩く途中、井の頭通りの、代々木公園にさしかかる登り坂

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