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CUE! カレイドスコープ について考える 前提考察編

はじめに

アニメ「CUE!」が2022年1月に放送開始されます。その前に「CUE!」というコンテンツを語る上では外せないストーリー/楽曲「カレイドスコープ」について自分の考えを書き留めておこうと思った次第です。
CUE! のことあんまり知らないとかキャラクター知らない人は公式のキャラクター一覧など見ながら見ていただければと思います。

  • ストーリーが見返せないため記憶を頼りに書いています。間違いがあるかもしれないです。

  • ストーリー「カレイドスコープ」のネタバレを含みます。

  • スクリーンショットとか何も残してないので画像少なめ文章メインになります。すみません...

  • 書いてたら思ったより長くなったので分割した結果記事が3つになりました。


「カレイドスコープ」 ストーリー概要

声優事務所AiRBLUE社長の鳳真咲の試みにより、AiRBLUEの16人はアニメ化が予定されているメディアミックスプロジェクト作品のオーディションを受けることになります。夏組の4人(鷹取舞花、九条柚葉、日名倉莉子、明神凛音)をメインに、オーディションを通して各キャラクターの声優としての姿勢・考え方がストーリー内で確認できます。同じ声優という職業であっても16人いれば16通りの考え方があり、キャラクター同士の意見が合わない描写も存在します。また、AiRBLUE内でオーディションの1次審査をパスしているキャラクターとそうでないキャラクターが存在していて衝突する描写もあります。
劇中のオーディションは3次審査までありますがこのストーリーのメインキャラクターが全員3次審査まで進んで合格!というようなことは全くありません。1次2次で落ちるキャラクターがほとんどですし、むしろオーディションに落ちたからこそ向き合わなくてはならなくなった事柄に焦点が当てられています。
「カレイドスコープ」はストーリー全体を通して、綺麗事はほとんどなく現実の厳しさが強く表現されています。だからこそ人を強く惹きつけるものがこのストーリーにはあると思います。ハッピーエンドとは決して言えないですが、厳しさを通して次の一歩を踏み出すそんなストーリーです。

この動画はストーリーの予告映像で1分と短いものですがストーリーの要所が落とし込まれています。


なぜストーリー「カレイドスコープ」を実装したのか?

私はポニーキャニオンの人間でもリベル・エンタテインメントの人間でもないので真実はわかりません。ただ、ストーリー「カレイドスコープ」の実装で声優の表面的に見えている綺羅びやかな面の表現ではなく、実在性のある物語に重きを置くという方向性を示していると思います。
なぜこのように思うかについては2点挙げたいところがあります。


CUE! 1st Anniversary Party 「See you everyday」における演出

2020年11月に開催されたCUE! 1st Anniversary Party 「See you everyday」での「カレイドスコープ」は、夏組の4人がストーリー中のセリフを一人ずつ声に出すところから始まります。音源の「カレイドスコープ」にはこのようなパートはないため、このライブのための演出です。
1stアルバム「Talk about everything」初回限定盤に付属しているBlu-rayで実際に見ていただければ、CUE! 1st Anniversary Party 「See you everyday」におけるメインテーマは「カレイドスコープ」にあると分かるはずです。

(一部ですがライブ映像見れます。)


「カレイドスコープ」という曲の異質さ

今はサービス停止中ですが、ゲーム「CUE!」ではメインストーリーで「beautiful tomorrow」「カレイドスコープ」「最高の魔法」が実装されていました。これらのうち、「beautiful tomorrow」「最高の魔法」CUE! 02, 04 Single(AiRBLUEのシングルCD) のタイトルと同じです。しかし、夏組のシングルCDのみ「Colorful / カレイドスコープ」(Double A-side)となっており他のシングルCDと異なった表記となっています。Double A-side=両A面、つまり「Colorful」「 カレイドスコープ」どちらの楽曲もこのシングルCDではタイトル曲ということです。

また、CUE!のAiRBLUEが歌唱するシングルでは表題曲のMusic Videoが作成されおり「Colorful / カレイドスコープ」では「Colorful」のMusic Videoが存在しています。(カレイドスコープのMusic Videoは存在しません。) 

夏組のCDシングルとして表立っているのは「Colorful」ですが、ゲーム内ストーリー等を見ていくと「カレイドスコープ」もメインテーマであると掲げられているわけです。この点は他のシングルCDには見られない特徴(異質さ)です。

メインキャラクター考察編につづきます…


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