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ダンスのプロ、Dリーグの楽しみ方 無料で観戦&投票できる

Dリーグを知っているだろうか? 世界でも例がないダンスのプロリーグで、2020年(令和2年)の発足以来、人気が高まっている。

細かい説明は抜きにして、Dリーグの楽しみ方を説明したい。今回は「無料」で楽しめる方法を紹介する。

まず、公式アプリをダウンロードしよう。会費が発生する「月額会員」「年額会員」もあるが、最初は「無料会員」でいい。

ラウンド当日になると、トップページの下部に「LIVE」という文字と、開始時間までのカウントダウンが表示される。

Dリーグ公式アプリ

開始時間になったら「LIVE」をタップすれば、大会の模様をライブで観戦できる。無料配信なので、Wi-Fi環境の場所であれば気軽に見ることができる。

観戦するだけではない。無料会員でもジャッジに参加できる。ここが非常におもしろい。

試合はチーム同士の対戦方式。両チームのパフォーマンスが終わると、5人の審査員と、オーディエンス(ライブ観戦も含めた観客)が「勝者」と思われるチームに投票する。

右上の「JUDGE」をタップするとジャッジに参加できる

全6票のうち、投票が多かったチームが勝者となるわけだ。偶数なので3-3だとドロー(引き分け)になる。

このジャッジ得票数が、年額会員は5票、月額会員は2票、無料会員は1票と差がある。繰り返すが、最初は無料会員で十分だ。

もちろん審査員はダンスの技術なども考慮しているが、ダンスに詳しくない人は「感想」でいいと思う。

「格好よかった」「楽しかった」「印象に残った」

そう感じたチームに投票すればいい。

Dリーグ開幕戦

なお、LIVE放送では、ダンスに詳しいゲスト解説者が、技の難易度、パフォーマンスの意図などの「見どころ」を教えてくれる。これを聞きながら見ていると、次第に見るポイントが変わってくる。

オーディエンス投票の導入には、「単なる人気投票だ」という反対の声もあった。しかし、Dリーグはダンスがより発展していくために必要だと考えて、取り入れたという。

2012年に学校の授業でダンスが必修化され、ダンスに親しむ人は増えている。ファンもジャッジするオーディエンス票で、よりダンスが人々の日常に溶け込んでいく効果を期待している。

Dリーグは現在13チームで、毎ラウンドで、各チームの対戦が6回行われる。1チームは試合がない「NO MATCH」となる。

昨シーズンのチャンピオンシップを制したKADOKAWA DREAMS、リーダーTAKUMI、地獄を中心としてレベルが高いパフォーマンスを展開するCyberAgent Legit、さらに幅広いアイデアが魅力のavex ROYALBRATSなどの人気が高い。

また、SEPTENI RAPTURESにはLDH所属のTHE JET BOY BANGERZでパフォーマーを務めるShigetora、AOIもいる。また、新しい魅力をDリーグに注ぎ込んでいる。

YouTubeでは無料で、過去のラウンドを振り返れるので、興味があれば検索してほしい。

今後のスケジュールは次の通り。

◆ラウンド7(1月28日)…この回だけはCYPHER ROUND(サイファーラウンド)といって、複数人が輪になって即興でパフォーマンスをするスタイルで戦う。
◆ラウンド8(2月8日)
◆ラウンド9(2月25日)
◆ラウンド10(3月10日)
◆ラウンド11(3月21日)
◆ラウンド12(4月7日)
◆ラウンド13(5月3日)
◆ラウンド14(5月19日)
◆チャンピオンシップ(6月9日)…シーズンの上位6チームでチャンピオンを競う。

日刊スポーツではDリーグの全ラウンドを取材して、ウェブで報じている。無料サイトではラウンドや各チームの情報を、有料の会員サイトではDリーガーのインタビューなど企画記事を届けている。

【無料サイト】

【会員サイト】

もちろん、こちらも最初は無料域で十分。ぜひ、目を通してみてください。