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2023第7回奥州きらめきマラソン「完"歩"戦」

今回は「完走戦」ではなく「完"歩"戦」を。
5月の貴重なフルマラソンとして、第1回からフル参戦しているこの大会。

5月という微妙に暑さに慣れきっていない晩春、初夏の時期と重なるからか(もちろん言い訳)、実はまともに「走って」ゴール出来たのは初回のみで、第2回以降、30km過ぎから脚が「コンクリート」のようになり、歩いてゴールという大会が続いております。。。

4年ぶりとなる4回目の今回は5月21日(日)の開催。出走は8:30。
今度こそ、と意気込んでスタートしたことは想像に難くないというところです。

前半は予報通りの向かい風でしたので、心拍数と力みに注意しながら進み、中間地点で1h40m。ほぼ予定通り!
折り返しからはこちらも予報通り追い風になり、一気に体感温度が上がったものの、十分脚が動いていたので「今回こそ奥州路克服か?!」と思った矢先!
なんと27km過ぎから左脹脛に痙攣が出現!!
「もしや今回もダメか。。。」と悪夢がよぎりはじめます。
両足に痙攣が出始めた30km過ぎからはペースダウン状態に。。。
39km地点付近では両足に強い痙攣が出て、とうとうコース上ストップ。。。。。

コース上のスタッフの方々にご心配頂きましたが、こうなってしまうと、とにかく時間が解決してくれるのを待つしかなく、電柱に片手をついて持たれかかっている様子は、さながら「おさるの次郎さん」の「反省ポーズ」でありました。。。(本人は痛みに耐えるばかりで、全然笑えない状態です。。。)

この間、頭の中では文字通り「反省戦」でいっぱい!
・後半暑くなることは分かっていたんだから、もっと抑えて前半入るべきだった。
・スタート前、トイレ場所の選択を誤って物凄く時間がかかり、何とウォーミングアップ無しでスタートせざるを得なかった。次回は、トイレの場所を見直そう。
・本番前、エネルギーを消耗する余計な活動を入れてしまった。もっと本番に集中せねば。
・本番前の週、アルコールを飲み過ぎた?!
・フォームが悪く、力みが入った?!
などなど。。。。
とにかくこういう状況になると、反省点は次々と溢れ出てくるわけです。

何はともあれ、完走というよりゴールに帰らないといけないので、この後も何度か立ち止まりながら、とにかく脚がつらないことを最優先に、ゆっくり歩きながらゴール。
しかしこの残り3kmが長いのなんの。
そして、この間も沿道の皆様から声援をいただくので、やっぱり走りきってゴールしたかった、その思いは強くなるわけです。

次回こそは!

しかし、どうしてこの奥州マラソンは毎回ダメなのだろうか。
コースもフルフラットで走りやすいコースであるし、運営も素晴らしい。
初夏という天候はあるけど、それは全員同じ条件。

年度変わりの時期で、準備不足になりやすい時期であるとは言えるけど。
こんな時に思い出すのが、かのイチローさんの言葉。

「準備というのは、いいわけとなる要素を排除すること」

あー、、、、、

ダメだった時に言い訳が浮かぶ段階で準備不足。。。
どうして、と考える前に、一つ一つ先の言い訳の要素を確かめ、つぶしていく。
それを来年までにやり切って、またスタートラインに立とう。
来年こそは。

そんなこんなで大変な一本でしたが、そんな中でも嬉しい事が!

39km付近で立ち止まっている時、ふと後ろから声をかけてくださった男性の方がいらっしゃいました。

男性「今日はきつかったですね!もしかして、去年の天童、横手、青森とかも走ってませんでしたか?!」

俺「はい!走ってました!」

男性「あちこちでお見かけしてたんです。フォームが綺麗だな、と思って後ろに着かせてもらったこともあるんです!一度お声掛けしようと思ってて!」

そんなお声をかけてくださったのであります!!!
苦しい時に声をかけてくださるだけでありがたいのに、なんと「フォーム」を褒めてくださるなんて。
もの凄く自信になりました!


さて、次は明日6月11日(日)
第17回いわて銀河100kmマラソンを走ります。
この大会には4年ぶり4回目の参戦。

10時間切りが最終目標ですが、過去3回が
12時間→13時間→11時間半 ときてますので、今回こそ11時間切りを!

今回も暑い一本になりそうですが、最後に岩手山の雄姿を拝めることを楽しみに、岩手の北上から雫石までの一本道を精一杯駆け抜けたいと思っています。

出走は4時!


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