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いわて盛岡シティマラソン2023完走戦

この盛岡の大会は2019年に第1回開催。その後コロナ禍で2年間足止め。
2022年、課題だったスタート場所など、コースを一部変更され、満を持して再スタート。
今年は実質3回目の開催となった。
天候は曇り。南風3〜5m。
気温は、朝方3度台、スタート時は9度。昼の最高気温が12度と、晩秋、初冬といった天候で、自身としてはかなり走りやすい条件下だった。

盛岡は家族が学生時代に住んでいたこともあり、何かと足を運ぶことが多い街。この地でマラソン大会が開催されると聴いて心底喜んだ一人だ。
仙台からだと、当日朝イチの新幹線で向かってもしっかり準備をして向えば9:00のスタートに十分間に合う(ん?と、今、これを書いていて、この事に初めて気がついた。。。来年は朝一の新幹線で行ってみようか!)。

コースは、昨今新聞でも話題になっている盛岡城址からスタートし、盛岡市内を巡ったあと西に向かい、名所「御所湖」を折り返し、盛岡駅南に位置し4つほどのミュージアムが集まる中央公園を目指す42.195km。
シティマラソンと銘打つだけあって、沿道の応援は切れることがなく嬉しい限り。
御所湖折り返しの6〜7km区域でアップダウンが待ち受けているものの、全体的にはフラット基調で、走りやすいコース取りだ。

スタート時は晴れ間も見え、若干暑さも感じた。

9:00スタート。
(「完走戦」なので、あくまで自己の記録的に書いてみる。)
昨年はタイム的には悪くなかったものの、ゴール後、身体中に痙攣が走り、1時間ほど着替えができずに身体が冷え切ってしまう大失態を起こしたため、この反省を生かそうと、とにかく前半、力を入れないフォームで行くプランでスタートを切った。
気温も風も程よく、沿道の皆様から大いなる声援をもらいながら快調に進む。
ハーフ地点で1h36m30sほど。単純に2倍すると3h13m。
3h10m切りを狙っていた1本として、30kmからのペースアップで十分カバー出来る位置にいるものの、ここがメンタルの弱さか、少々焦りが出てしまった。
「キロ5秒だけ上げてみよう。10kmで50s。30kmからのペースアップで残りの50sをカバー」と。
まだまだ脚も残っていたので、これを決行。しかしこれが、この後のトラブルの引き金になってしまったようだ。
このあと3kmほど進んだあたりで、急に身体に力が入らなくなってきたのだ。

「やってしまったか」

そう気がついても、こうなってからやれることは限られる。
25〜30km地点でやってくるアップダウンは、とにかく最低限のペースダウンで凌ぎ、残り12kmのフラットコースへ。
予定ではこの12kmをペースを上げて気持ちよく走り切るプランだったのだが、とにかく身体に力が入らず、ちょっとした登りも脚が上がらない。35km過ぎからは若干ふらつきも出てきて、もはやタイムどころではなく無事にゴールすることだけが目標となった。
低血糖?ということが頭によぎったが、もはやこのあたりの給水所にはドリンクだけで食べ物の提供はないから、とにかく進むしかなかった。
幸いだったのは、いつもこのあたりで多かれ少なかれ出てくる脚の痙攣がなかったこと。
フォーム的には問題は無さそうか。そんなことを考えながらゴールを目指す。

ラスト1km付近のところで、今年も「ベアレンビール」の皆さんが横断幕を掲げて応援してくださっていた。自身、この応援がラストの合図。ここまでくると本当にあと少し。心の中では「ベアレンビールを飲めるまで」も、あと少し!

ゴールゲートが見えてきたあたりで、またふらつきも出てきて「辿り着く」ようにフィニッシュ。
3h18m1s(ネットタイム)。
昨年のタイムにも遠く及ばない結果だった。

今回はリアルタイムグルコースモニターをつけて走っていたので、ゴール後、早速血糖値の動きを見てみると、ちょうど身体が重くなってきた付近から一気に数値が下がり続けていた(140→70mg/dl)!
この数値と今回の結果をどう結びつけて考えれば良いのか。
ペースアップ時からの力み、フォーム。朝食時の血糖値スパイク。前日までの食事。。。。
今後の課題が一つ増えた。
マラソン。
何と悩ましいスポーツなのか。

今週リリースされた「オールスポーツ」にアップされた自身の写真を見てみると、気をつけている右肩の突っ込みが出ていた。
やはりフォームか?!
北海道、網走と後半を上げて走り切れた2本と、どう異なっていたのか。
食事、睡眠など出来うる限り検証して、次に向かいたい。

次はいよいよ地元「東北・みやぎ復興マラソン2023」。
コースも一新されたと聞き、エントリー開始と同時に申し込んだ。
何と「仙台の沿岸地」のほぼ全域を縦断する。
この地の震災復興の過程を全国の皆様に、まさに「体感」してもらえる願ってもない機会。
このコース取りを実現してくださったご関係の全ての皆様に感謝申し上げたい。

折角の地元の大会なので、間に合えば、コース上の見どころなどをここにアップしたい。




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