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オホーツク網走マラソン2023「完走戦」

自身初の道東、網走。

メインの目的は「オホーツク網走マラソン」への参戦。

この地へのイメージは誠に勝手ながら、
「刑務所」
「流氷」
「魚介、肉、美味しい食べもの」
そして
「最果ての地」

私の住む仙台からは、飛行機2本を乗り継ぐ。
もの凄く訪れてみたい地ではあったものの、やはり「遠い」イメージで足が遠のいていた。

今年の4月、サンドウィッチマンのテレビ番組でオホーツクの特集をやっていたのを観ていた時、ちょうど9月のマラソンを探していたこともあり、早速検索してみると、この網走マラソンがエントリー受付中ではないか!
居ても立っても居られず、早速エントリー。
自身にとって「マラソン」はこうして心の壁を容易に取り払ってくれるメリット(←と、自分では呼んでいる)になっている。

後で分かったことなのだが、この大会は全国のマラソン大会の中でもトップになるほど、参加者の満足度、評価が高い。
「評価」の方は大会のシステムなので、変動はそう無いと思っていいが、この「満足度」は天候に大きく左右されるので、鵜呑みにはしない方がいいと思っている。
せっかく1年かけて準備してくださっている大会関係者の方々の思いを考えれば、どうにもならない天候のみで評価(満足度)を下げてはあまりに申し訳ない。

とはいえ、やはり天候が良いに越したことはなく、特に遠路はるばる訪れた者にとってはこの上ない思い出になる。晴天下を走りながら、初のオホーツク海を見ることが出来ただけでも、もう充分!

能取岬。マラソンコースの14km過ぎ地点。こんなところまで走らせてくださる!(大会翌日に撮影)

大会運営の細やかなサポート、思いも伝わる。
その一つがこんな立て看。沿道の応援が無い区間が続くところで、こうしたメッセージを数キロおきにおいてくださる!

右手に見えるのが能取湖(大会翌日に撮影)

肝心の走りの方は、15km過ぎまで続くアップダウンはできるだけ力を使わず、温存に成功。ただ、能取岬の絶景に気分を良くしすぎ、その後の長い下りで予定以上のペースアップとなってしまったことが今回の大きな反省点。35km前後からの大事なところでペースダウンを余儀なくされた。そんな中でも、フォームの見直しが効いたか、ラストの3kmは再ペースアップ出来たことは大きな収穫。前半1h41m20s、後半1h38m20sと今回の目標だった3h20mを切ることが出来た。後半を3分ほど上げられてゴール出来たことも自信になる。
ラストを上げられるフォーム、携帯する補給食の乾燥梅。これが今のところ、快走のためのアイテムとなっている。

しかし、ここ網走は本当に「人」が素晴らしい!「ウェルカム」感、「何とか楽しんでもらおう」という感が、宿、飲食店、ミュージアム、どこに行っても強く感じる。とにかく、また皆様にお会いしに来たくなるのだ。
人生最初で最後の網走訪問、など気合を入れて脚を運んだものの、これから何度向かう場所になるのだろう?!
また好きな地が一つ増えたこと。
嬉しい。

この佳きイメージを活かして走りたいのが、10/22(日)の「盛岡シティマラソン2023」。第1回から連続して参戦している大事な大会だ。昨年はゴール後の痙攣が酷く、1時間ほど動けなかった。今年はそんなことにはならないよう、充分ペース配分とフォームに気をつけたい。
目標は3時間10分切り。実現できれば2015年の大田原以来となる!
と、こうやって気合を入れすぎることが危ない。そろそろここから脱しないと。。。ベストを尽くした結果が自己タイムなのだ、と素直に受け入れられるようになるには、あとどのくらい修行が必要なのだろう?!
出走は9:00!

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