夢の終わりに
お久しぶりです。ツラニミズです。
これが僕の皆さんに何かしらの形で言葉を届ける
最後のタイミングになると思います。
先程プレスリリースがあったとおりAZKiは4月からの
新たなフォロー体制に移行するにあたり、
ホロライブプロダクション内のイノナカミュージック所属から
ホロライブ所属に変更になります。
また、それに伴いイノナカミュージックというレーベルは終了、
僕自身もサポートする立場から離れることになります。
とはいえ様々な体制変更にあたって今日で一切が終了というわけではなく、
しっかりと今後の新しいフォロー体制にスムーズに移行できるように
丁寧に動いている現状です。
今回、この動きに際して発起人となっているのは僕自身です。
いろいろなことが絡み合っているので具体的には
お話するのは難しいのですが、様々なプロジェクトに携わる中で
AZKiの活動を広げていくためのボトルネックに自分がなってしまっているな。と感じる出来事がいくつかあり、イノナカミュージックの
プロジェクト終了とAZKiのマネジメント・プロデュースから
退任することを申し出ました。
ただそれはあくまで僕自身の進退であり、
彼女の才能の可能性を閉じてしまうことは
違うという思いから多くの方にご協力いただきながら
ホロライブ移籍への動きを進めさせていただいている形になります。
今回の移行に伴って本来行うはずだった企画を中止していたり、
本当にたくさんの方に現在進行形でご協力頂いていること、
この場を借りてお詫びとお礼をお伝えしたいと思っています。
本当に申し訳ないです。そしてありがとうございます。
思えばこの3年弱、命を削ってがむしゃらに駆け抜けた日々でした。
たった2人で始めたこのプロジェクトは、いろいろな広がりと重なって
たくさんの素晴らしい才能との出会いをもたらしてくれました。
何者でもない自分をたくさんの仲間と出会わせてくれたのは
誰でもないAZKiがいたからに間違いありません。
実はこの決断に至るまでに僕自身すべてを投げ出したいと
思ったこともありました。その時助けてくれたのはそんな仲間たちでした。
どんなことをしたとしても仲間であることは変わらないと言ってくれた人、僕と一緒だからここまでやってきたと言ってくれた人、本当に忙しいのに何時間も何時間も時間を割いて話を聞いてくれた人、この決断に至る報告をしたときに何も言わず受け入れて無理を聞いてくれた人、もしなにか今後するときには同じように助けになりますねと言ってくれた人。
それ以外にもたくさんの人にたくさんの大切な言葉をもらって、
今日を迎えられています。
そのすべての人が今までの軌跡の中で一緒になにかを
生み出してきた人たちでした。
たくさんの想いや出会いを与えてくれたAZKiに対して感謝しかありません。
仲間の存在と開拓者の皆の存在があったから、今までやってこれたし、
自分は大きく道を外れることがなかった/できなかったのだと
思っています。
最後に開拓者の皆とワンマンライブで会ったのは2年前の12/29でした。
どうしてもそこで止まった時計をもう一度動かすことが
できなかったことに悔しさはあります。
でも、これからきっとAZKiと開拓者の皆がもう一度会える機会が
いつか来ると思います。
これからきっといろんな形で彼女自身の活動も形を変えるかもしれません。傲慢な言い方になってしまいますが、皆のできる範囲で
その変化を受け入れたり、新しい活動を応援したりしてくれると
嬉しいです。
本当に夢のような時間でした。
そして、この文章が皆さんの前に公開される頃には僕の夢は終わります。
夢の終わりには何でもない静かな朝が来て、がむしゃらに走る昼が来て、
仲間と酒を交わす夜が来て、きっとまた新しい夢を見るんだと思います。
そんな日々の中で、ともに歩くことのできる仲間や、
歩くための地図の書き方、なんだったら一歩一歩の歩き方まで
本当にたくさんのものを僕はAZKiからもらいました。
感謝してもしきれないくらいだなと、本当に毎日のように思っています。
この3年間、ツラニミズという名前で存在させてくれた
すべての人へ改めて感謝します。
ありがとうございました。
これからもAZKiをどうかよろしくお願いします。
2021.12.29
ex イノナカミュージック主宰 ツラニミズ
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