【Discover CADDi HR Inside vol.2】いってらっしゃい新城さん〜新旧採用マネージャー対談〜
鄒です。出会いがあれば別れもあります。
採用系の記事って「出会い」にフォーカスしたものが多いと思うのですが、逆に「別れ」にフォーカスした記事ってあまりないなと思いませんか。
そこでDiscover CADDi HR Inside vol.2は8月にキャディを旅立ち、ついでに日本も旅立っていく前任の採用マネージャーに話を聞くべく、出発の日に羽田空港で話を聞いてきました。
もちろん「出会い」も大切です。でも、どんな理由で「別れ」があるのか。
利害関係のない退職者がキャディをどう語るのか?を見ていただくことでより多角的にキャディを知っていただけますと幸いです。
Q.新城さん久しぶりでなんかウケますね!さっそくですが何で辞めたんですか?
新城:
ひさしぶりですね(笑)遅い時間に羽田まで来てくれて嬉しいです。辞めた理由は家族で海外移住するからです。短期離職になったのでキャディには迷惑をかけたんですけど。
いつか家族で海外に移住したいなと漠然と思っていたのですが、ちょうど上の子が小学校に上がるタイミングなこともあり具体的に考え出して、今しかない!と。
北野原:
驚きました(笑)
ちょうどゴールデンウィークにHRのリーダー数名で集まって家族連れで食事したじゃないですか、湘南で。あのときに「こういうチームにしたいよね」みたいに熱く語っていたのにGW明けて退職すると聞いて。ちょっと待てよ、と。
新城:
ごめん(笑)
実はあのときはまだ辞めることを全く考えてなくて。妻がGWの終わりくらいにパンフレットを持ってきて考えてみない?と言ってくれたのがきっかけで「オーストラリアかな〜」「カナダは移民制度が優れてるんだな〜」と調べてるうちに心を決めていた。
北野原:
まぁ、家族や自分の生き方に関することなのでこれは仕方ないと思った。もともと僕は採用をやっていてそのときは総務とUS採用を一部やっていたが、採用マネージャーを改めて受け取る覚悟を決めましたね。
Q.キャディ生活を振り返って、どうでした?
新城:
とにかく濃かった。エキサイティング。求められる水準が高いので、ただ手を動かすだけでは届かない。
まだ6年目のスタートアップだったので、未整備なこととかできていないこともある。でもそれをそのままにしないので考えることが多い。だからこそ考え抜くというのが濃さの理由かなと。
データや根拠を求められつつも、その上で第六感的な感性も求められるのは刺激的だった。
北野原:
最近採用チームでも議論してチームの合言葉として「ファクトと感性」という言葉に落とし込んだところ。基本動作としてファクトで語ることをマストにしつつもそこに自分の感性を乗せていこう、的な。
新城:
いいですね!振り返ると、濃い日々だったなぁ…。
北野原:
そんなに遠い過去の話じゃないですよ(笑)
新城:
結果的に短い期間で離職になってしまったが、密度がすごくて同じ期間で3倍くらいの成長ができたんじゃないかなと思う。
Q.良い思い出もあると思うのですが、ぶっちゃけキャディの嫌だったところはありますか?
新城:
正直あまりないんですけどそれだと記事にならないと思うので(笑)
自分が働いていたコーポレートやHRの話だけど、みんな優秀で良い人だなと思うけど、一生懸命で余裕がないシーンはあった。鄒さんも余裕なくて出社しても面談面接打ち合わせ続きでほぼ席にいなかったりしたのは覚えている。
北野原:
席にいるところ見れたらラッキーですよね。
新城:
もうちょっとアソビを作りたいなとは思った。何かが失敗したときとか問題がおきたときに、カバーしたりケアするために余裕があったほうがいい。
北野原:
HRでもマネジメントとか組織作り、ケアの仕組みみたいなところは議論しているし、マネジメント陣とも対話しているが、もっと良くしていきたいポイントですね。道半ばです。
新城:
とりあえず席で見れるのがレアって言われるのは良くないな、と(笑)
Q.ズバリ、キャディで働くことを友達におすすめしたいですか?
新城:
そうですね〜〜〜、、、
北野原:
いや、おすすめしてくださいよ(笑)
新城:
人による(笑)
万人におすすめしたいという感じではないんですよね。
北野原:
どんな人におすすめしたいですか?
新城:
やっぱり、難しいことを面白がってやれるかに尽きると思う。難しいし、新しいし、どんどん考えるべきことが出てくるので。逆にそういう環境求めてます!って人がいたらおすすめします、すぐに。
今の仕事飽きてきたな、エキサイティングな仕事したいなって人は私に連絡ください。
北野原:
新城さんじゃなくてキャディに連絡ください。
あと、ポジションによってはきちんとやるべきことをやるのが好きって方もフィットしたりもします。
北野原:
製造業という産業はこれまでもいろんな創意工夫があって今のサプライチェーンがある。そこをテクノロジーと仕組みの力で非連続を生み出していくのがキャディがやろうとしていること。だから、普通に難しい。
新城:
レガシー産業だからもっと簡単と思ってたところも正直ある。テクノロジーいれたら一発でしょ、なんくるないさ〜と。でも全然そんなことなかったのは良い意味でのギャップ。難しいけど、本当に面白いフィールドだと思う。
万人におすすめしないと言っちゃいましたが、良い会社だと思っているし、私は絶対入ってよかったと思っている。キャディでできた経験は本当に宝物。本当はもっとキャディでやりたかったくらい。
Q.後任の北野原へのアドバイスがあればお願いします。
新城:
後任といってももともと北野原さんが採用マネージャーやってて私になって、また戻っただけなんですけど(笑)
北野原:
ですね。でもアドバイスください。
新城:
なんだろうな。自信を持ってやって!ということかな。
採用だけじゃないと思うが、キャディがやっていることは前代未聞で難しい。その中で考え抜いた経験は次のキャリアだったり自分が生き方を選択するときに絶対にプラスになる。だから安心して難しいことを楽しんでほしいです。カナダから応援しています。
久しぶりの再会に熱くなり、帰路で「モチベーションわいてきました」と語っていた鄒と北野原ですが、翌日は祝日なので家の掃除をしてすごしました。モチベーションのぶつけ先間違えた感は正直あります。
いってらっしゃい新城さん。
いつかバンクーバーでメープルシロップ飲み交わしましょう。
そんな新城さんの採用研究ラヂヲはこちら
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