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【学マス】メモリーのステージ用データ生成について(半ば備忘録)

気付けばサービス開始から2カ月が経とうとしている学園アイドルマスター。こと育成に関しては既に攻略情報も山と出ている状態で、今更自分が書く必要もないでしょう。

しかし、『コンテスト』や『アイドルへの道』は実戦での進行だけでなく、基盤もなくては覚束ない。ということで個人的な備忘録を兼ねて、『コンテスト』『アイドルへの道』の編成基盤・メモリーのステージ用データについて軽くまとめておこうかと思った次第。
既に前線を走っている人には今更ぁ?という内容だろうけど、まぁ後進の参考にでもなればヨシ。


実例

ということで早速、実際のメモリーを一つ出してみる。

夏おいしいねぇ!

ステージだけでなくプロデュース用データもだが、生成の元になるのは右上にある「プロデュース履歴」のボタンから閲覧できるデータが基本である。ここには育成時の最終環境が保存されている。

育成が上手くいった時の編成確認にも使える

基礎ステータス

3ステータスおよび体力は、育成時の最終ステータスをそのまま継承する。特訓で体力上限が上がっている場合はそれも当然反映される。

3ステータスが火力に直結するのは当然だが、オートバトルで進行する『コンテスト』だと体力も割と影響がある。少なくとも現状の『コンテスト』のAIは目先のスコアを優先しやすく、体力管理のスキルを蹴りがちなので、後半の息切れを防止するには体力上限を増やすのが手っ取り早い。
また、『アイドルへの道』では体力の残り割合によって発動するイベントも少なからず存在する。一定体力以上の維持が条件なら、総体力が多い方が融通が効きやすい。その逆である一定体力以下への突入が条件のイベントもあるが、その場合はだいたい終盤戦を少ない体力で踏みとどまる必要があるので、やはり総体力が多い方が戦いやすくなる。

Pアイテム

Pアイテムは以下の4原則に基づき、育成中に獲得した中から最大3つまで継承される。

・プロデュースアイドルが持つ固有アイテムは必ず継承される。
・ステータス育成効果のアイテムは継承されない。
・中間試験後に手に入るアイテムは継承されない。
・上記を除いたレッスン効果のアイテムは継承されるが、3つ以上ある場合はランダムで選ばれた2つのみ継承される。

固有アイテムは育成開始時点で確認できるPアイテムで、これは必ず付与される。上記画像を見ればわかるように、才能開花2段階目で固有アイテムが強化されているならしっかり強化版で付与される。

一方で、ステータス育成効果のアイテムは一切継承されない
これは「レッスン・試験中に効果を発揮しないアイテム」が該当する。
具体的にはこういうもの。

アイドルマスター龍騎のOPではない

ステータス育成効果のアイテムを付与するサポートカードは、スキルカードを増やさないのでデッキ肥大を招かず、またセンス/ロジックによる適用制限もないので、SRでも採用されやすい。
しかしステータスが確定した後である『コンテスト』や『アイドルへの道』で発揮されることは当然ない。継承されたところで意味は全くないので、除外されるのは親切な仕様である。

また、これとは別に絶対に継承されないものがある。それは中間試験後に入手できるPアイテムである。

みんなお世話になるけど持ち出せない、それがはつぼしセット

ステータス育成効果であるはつぼしブレスレットだけでなく、レッスン中に効果を発揮するはつぼし手帳なども同じであり、継承されることはない
ブレスレット以外は「特定の1バフで起動する連続行動」という有用なアイテムなだけに惜しまれるところだが、育成時のお助け枠ということなのだろう。学園の備品なのかもしれない。

そしてこれら以外、つまり通常入手できるレッスン効果のアイテムはちゃんと継承されるのだが、上手く編成すれば育成中に3つ以上手に入ることもある。しかし大前提としてPアイテムの継承枠は3つしかなく、内1つはプロデュースアイドル固有のアイテムが占有している。なので抽選で2つ選んで継承されるのである。

なお、最初に書いたように育成中に獲得している必要があるので、サポートカードのイベントが上手く出て獲得できなければ、当然継承されることもない。そして継承候補がなければ空き枠が出てしまう

靴しか持ってこなかったことね。空き枠はグレーの塗りつぶしで表示される


Pアイテムの有無は展開に少なからず影響を与える。固有アイテム以外継承されていないメモリーは、いくらステータスとスキルが完成されていてもメインには不向きと言わざるを得ない。
一方でサブならばPアイテムが固有以外なかろうと関係がない。数値以外でもサポートカード選定は育成結果に影響するという例である。

スキル

Pアイテムと同様、以下の4原則に基づいて継承される。育成中に獲得した中から最大6つまで継承されるが、こちらはよほどのことがない限り空き枠は出ず最大数が継承される。

・初期セットされている「○○の基本」系スキルは継承されない。
・プロデュースアイドルが持つ固有スキルは必ず継承される。
・サポートカードから習得したスキルは1つだけ継承できる。2つ以上ある場合もランダムで選ばれた1つのみ。
・上記を除いた全てのスキルは継承候補になるが、5つ以上ある場合はランダムで選ばれた4つ(サポート習得スキルなしなら5つ)のみ継承される。

まず「アピールの基本」など、プロデュース開始時に初期セットされている「○○の基本」というスキルは基本的に継承されない。そもそも汎用スキルに上位互換が必ず存在する低性能スキル群なのだが、これらは『アイドルへの道』などではデフォルトで編成に入るため、継承などせずとも必要な分は勝手に付いて回る。後述の例外は存在するが、それも「○○の基本」スキルとして継承されるものではない。

逆に、固有スキルは必ず継承される。これはPアイテムでの固有アイテムと同じで、特訓により強化版になっていればそのまま強化版が継承されるのも同様。
ただし、固有スキルは例外なく重複編成ができないという点は留意しておきたい。いくら育成しやすく強力なプロデュースアイドルでも、同じものをメインとサブに編成するとこの制限に引っ掛かり、実際に『コンテスト』などで運用すると編成枠が1枚減ってしまうのである。

ちなみに通常版と強化版で重複した場合、ちゃんと強化版の方が残る

これを避けるのは至極簡単で、メインとサブのプロデュースを同一アイドルの別カードで行えばよい。ただしR版の固有スキルは汎用スキルとあまり差がないものも混ざっているため、可能であれはサブであってもSR以上である方が実用的である。

もちろんセンス/ロジックのタイプは揃える必要あり

もっとも、『アイドルへの道』の後半となるとサブが2つ付けられるため、完全に無駄なく編成するには3つの異なるプロデュースアイドルが必要になってしまう。SR版は交換の対象外ということもあり、ある程度は妥協も必要である。

SSR・SR・Rが揃えば現状でも無駄なく編成できるが、これを全アイドルでやるのは無茶

次にサポートカードから習得できるスキルだが、これは1つのみ継承される。これまでの画像を見ていただければわかるが、サポートカードでの習得スキルは固有スキルの右隣に配置される。また2つ以上習得していた場合、やはり抽選で1つが選出される。
そしてサポートカードから1つもスキルを習得していなかった場合、この空いた1枠は汎用スキルの枠に回される。このため、スキルを習得できるサポートカードがないからといって直ちに不利になるものではない。むしろサポートカードから得られるスキルは固有と同様に重複編成不可なので、同じサポカ編成を延々使い回していると重複により1枠減ってしまう可能性が出る。
SPレッスン発生率の都合などでどうしても使い回しが起きやすいカードは存在するが、選択肢が増えてきたら適時差し替えると重複を防ぎやすくなるだろう。汎用スキルに枠を回すためサポートカードからスキルを覚えない、という考えも有用ではあるが、その場合はPアイテムの選定・抽選に引っ掛かりやすくなることに注意すること。

残るは汎用スキル。これはサポートカードから得たスキルに枠を使ったなら4つ、そうでないなら5つのスキルが継承される。この汎用スキルは習得経路を問わず、プロデュース履歴に掲載されている所持スキルカードに入っているもの……どころか、プロデュース中に入手した全てのスキルカードが対象になる。

下にスクロールしないと所持スキルカードは見れない

習得経路を問わないので、育成中のイベントで「○○の基本」スキルを汎用スキルに変換した場合、そのスキルは継承の対象になる。もちろんメモリーで覚えたスキルも同様に継承できる。

スキルの強化状態について

継承されたスキルについて、一つだけ留意点がある。それは強化版で継承されるかに運が絡むケースが多々あるということ。
というのもこのステージ用のスキル継承、前述したようにプロデュース中に入手した全てのスキルカードが対象である。そして同じスキルカードでも通常版と強化版は別途取得した履歴が残ってしまう
このため育成中に相談やお出かけ、Pアイテムの効果で強化した場合、プロデュース履歴では強化版が登録されていても、継承で残るのが通常版の方になるケースがあるのだ。

左下のアイドル宣言に注目。最終所持では強化版だが、ステージに継承されたのは通常版だ……

これを回避する方法は一つしかない。つまり、最初から強化版で入手してしまうことである。
特訓が済めば固有スキルが必ず強化版で継承されるのはこの原理によるもので、固有スキルであっても特訓前の時点で育成中に強化した場合は、やはり通常版が出る可能性が残ってしまう。

そして最初から強化状態でスキルを習得するルートはおよそこの3つ。

1.育成中に強化版のスキルが出てくるのを祈る。
育成中に汎用スキルを習得する際、たまに最初から強化されているものが出ることがある。だいたいは他に3つ並んでいる中で他よりレアリティが低い(虹>金>青)ものだが、最終試験前の追い込みレッスンでは虹でもいきなり強化版になる可能性はある。
新規のスキルでも選択して強化版が手に入るが、そもそも発生確率が低い

強化版の金スキルと通常版の虹スキル、中々迷うこともある3択

2.「○○の基本」スキルを強化し、それを汎用スキルに変換する。
前述の通り「○○の基本」スキルは継承されないが、強化はできる。というか相談以外のイベントでの強化を基本スキルが吸うことはザラにあるので、多くのプロデューサー科生徒はイヤでも知っていることだろう。
だが、強化された「○○の基本」スキルを汎用スキルに変換すると、変換後の汎用スキルも強化版になる。つまり通常版として入手した履歴が残らないので、ステージ用継承に選ばれれば必ず強化版で登録される。
お出かけやサポートカードのイベントで「○○の基本」を狙って変換できるので発生確率は安定しているが、変換後のカードが何になるかはわからない。特にやる気軸のスキルが好印象だとまったく働かないケースがあるロジックタイプでは、変換事故のリスクは小さくない。

才能開花で基本スキル強化スタートになれば、変換までは狙いやすいが……

3.強化版が登録されたメモリーから継承する。
メモリーから強化版の汎用スキルを覚えれば、通常版の習得履歴は残らない。中間試験後まで待つことになりがちだが、もっとも安定する習得ルートである。
ただし、そもそも強化版を覚えられるプロデュース用メモリーが必要になり、さらにメモリーの装備上限は4つ。それでもピンポイントで欲しいスキルを習得できるメモリーを置いて周回すれば継承しやすくなるので、プロデュース用メモリー作成に労力を割く価値は十分ある。

開幕付与が付くのは青スキルのみ

継承に強化版スキルを登録したい場合、この3つのルートを意識的に狙うと少しは登録しやすくなるかもしれない。……多分。
まぁここまでやっても、そもそもステージ用スキル継承の抽選で外れたらアウトではあるのだが、漫然と育成周回するよりはコンテスト向きに仕上げやすくはなるはず。

おわりに

これまでふせったーで書いていたようなネタなのだけど、画像が置けないのでnoteをぶっ放してみた。思ったより使いやすいな。
冒頭にもあるように今更ぁ?というモノではあるが、noteお試しも兼ねてなのでまぁそのあたりはご容赦を。

学マスのフレンド入りはお好みでどうぞー。
P-ID:SH58QSWA

君も初星学園で仮面ライダーKOTONEと握手!

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