見出し画像

「未来の進化論」

更科功氏の「未来の進化論」を読了
進化のシミュレーションの可能性、知的生物の登場、感染症、個体の定義、人類の未来像の5つのトピックに及んで、様々な事例とともに刺激的な論が展開されている
とは言え、あくまで進化の入門書としての側面が強いため、詳しい人には物足りない印象を抱くかもしれないし、全体的に結論がふわっとしていたり、誤解を招かぬよう説明するためか話があっちこっちに行き来するのは難点かもしれない
(あと、最後の章の魚のくだりは適切なのだろうか?)
アフターマンやディノサウロイドのような思弁進化コンテンツにも触れられており、副読本としては読みやすいし適しているかもしれない
アフターマンやフューチャーイズワイルドのような、もしもの進化について知って、もっと知識を得たくなった人にはいいかも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?