見出し画像

福岡旅行3日目

3日目、最終日に行ったのは、北九州市立自然史・歴史博物館いのちのたび博物館でした
展示量が膨大すぎて最後は歴史展示をあまり見る時間がなかったのですが、広い、そして凄く細かいところまで展示資料があって、全部見て回るには1日じゃ足りないなと思い知らされました
中学校の修学旅行で1度来たことがあって、エンパイラマ館は当時よりスマホを使った展示に切り替えつつも、変わらず迫力ある展示を見せてくれました
骨格標本や大型動物の剥製など、総合展示としては文句なしの壮大さで圧倒され、更に奥に進むと、自然をジオラマや剥製で表した躍動感ある展示群に圧倒されました
しかも、その一角には生態展示が小規模ながらもされていて、ネオセラトダスやカヤネズミなどに混じってなんと生きたタニガワナマズが!アクアトトぎふ以来の邂逅でしたが、なかなか観察しやすかったです
また、故・上野輝彌先生が記載されたという、ニシンの仲間の化石2種、アクアマリンふくしまとの共同研究で発見された、新種のシーラカンス類の化石に関しては、タイプ標本が展示されていて、貴重な標本を展示する苦労も偲ばれる他、人の行き来を見るとあまり注目されていないように見えることがなんだか理不尽に感じました
脇野魚類化石群と合わせて、個人的にはもっと注目されて欲しいと願います
全部を回りきれたわけではないですが、展示としては素晴らしく、入場制限が幸か不幸か、展示を見るには快適な環境を提供していたように感じました
もちろん、ガイドブックは購入済みです
惜しむらくは本日、午後からこちらの博物館に所属されている学芸員さんが、普段注目されている「魚と食」に関する講演会をされるとのことだったので、聞いてみたかったな、と思う次第です
こればっかりは新幹線の予約を早めに取ってしまった自分が悪いのですが…甘かった、そもそもこの博物館の広大さを舐めていた
ともあれ、骨太な展示内容と、広大な展示領域で、自然史の楽しさ、奥深さを知るには絶好の施設です
お近くの方や興味のある方はぜひ行って見てください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?