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限界競馬場行脚録2022

この前京都に行って日本の競馬場全場制覇したので、思い出したように2021年編で止まっていたこれの続き(マガジン化してみました)。
筆が遅いくせに時系列順に書くことにこだわるいつもの悪癖でございます。

2022年は上半期に地方を中心にポツポツと行って、夏の長期休暇に北海道(函館以外)を一気に攻略した感じなんですが、この北海道旅行は馬産地に行ったりもしたので別記事にするとして(書きたいと言い続けてもうすぐ1年)それ以外をダイジェストでお送りします。

2022年上半期の行脚を一気に

地方-10 川崎

2022年2月2日、川崎記念の日に訪問。有観客開催の再開後、近場なので(平日に休みさえ取れば)いつでも行けるなと後回しにしていた結果こんな順番になった。

2号スタンド

川崎競馬場にはスタンドが2つあり、入場門から近い2号スタンドは客席エリアがガラス張りできれいめ。対して1号スタンドは随所に昔の香りが漂う。

1号スタンド
コロナの影響か閉鎖されていた売店エリアっぽい空間

馬場の内側にも客の入れるエリアがあり、広大な芝生が広がっていて寝っ転がったりしている人も。平日の昼間にこの開放感(解放感)、良い。

馬場内の芝生エリアからスタンドを望む

パドックもコースもこの近さ。天気がいいと砂煙がすごい。こういうところが地方競馬の魅力ですよね。

こちらは川崎記念のパドック。1号スタンドの2階からもパドックを見られるスペースがあるのだがこれでも十分近い。

グルメもちょっと紹介。なぜか焼きそばもコロッケも胡椒味。特に焼きそばはアホほど強烈なので一度食べてみる価値はあると思う。

街中にあるコンパクトな競馬場で色々見やすい・移動しやすい良い競馬場だと思う。
あと川崎といえばでもう一つ外せないと思うのが「オタク営業」

こんなYouTube番組があったり、あと川崎競馬の公式チャンネルでも生放送番組があってやたら声優を呼んでいる。
この日も公式チャンネルの方で大空直美さん・Lynnさんが出演しており、スタッフに連れられて収録場所?へ向かうところに偶然すれ違ったことを自慢しておくw


地方-11 姫路

2月23日に訪問。

姫路競馬場。姫路市の中心、新幹線も停車する姫路駅から無料送迎バスでアクセス可能で、一見すると競馬場全制覇を目指す上ではそこまで訪問は難しくないように思える。
しかし!、東日本在住の社会人にとっては下手すると一番訪問が難しいかもしれない競馬場、それが姫路競馬場だ。

その理由は開催日程にあり、現在姫路競馬場で競馬が開催されるのは1月半ば~3月半ばの短い間、しかも開催日は基本的に火・水・木曜日である!
平日開催の多い地方競馬でも、月曜や金曜に開催があれば有休+土日で遠征しやすいものだが、火・水・木を含む連休を生成するのは圧倒的に難しい!
同じように門別競馬も火水木開催が基本で、アクセスを考えるとこちらの方が難しいようにも思えるが、こちらは4月~11月まで開催があり、ゴールデンウィークや盆休みという最終手段がある。対して姫路に行ける唯一のチャンスは、この祝日(天皇誕生日)に有休を繋げて2連休を生成するパターンだった(夜行バスとか新幹線で無理矢理1日で行くことはできるけどさすがに……)。天皇、2/23に生まれてくれてありがとう……
でも平成の天皇誕生日を消した不敬政府は絶対に許さない。

と、前置き(社畜の嘆き)が長くなったが、本題に戻る。

スタンドは見た目は古いが、中は改装されたようで綺麗だった。
ただ基本平日開催とあってかキャパが小さく、祝日開催だと結構混みあう感じ。飲食の売店もあるのだが行列が全く捌けなかったので諦めた。

パドックの出馬表は手書き。味のある字体

飯も食えなかったし馬券もタコ負けしたので書くことがあまりない


地方-8' 水沢(再)

3月20日に訪問。前年の冬開催で行ったものの、雪の影響で3R以降が取り止めとなってしまったため再訪。

競馬場の画像は初訪問の回で色々載せたので、1枚だけ。さすがに雪景色ではなくなっていたものの、馬場はガッツリ水が浮いていて大丈夫か…?となった。


地方-12 船橋

4月11日に訪問。

改修されたばかりで真新しいスタンド。右手にはパドック。角度がついているので見やすい。

船橋競馬場はさらに大規模リニューアルが行われている途中で、この時点ではまだこの新スタンドがオープンしただけの状態。ゴール板に向かって左側には封鎖された旧スタンドがありました。(現在は解体済みのようです)

今回の競馬場グルメは「あんかけ焼きそば」。
きくらげとか入ってるんで普通のあんかけかと思いきやこれがカレー味でなかなかのインパクト。
地方競馬の方が飲食売店がジャンキーだったりレトロだったり個性的な感じで面白い。

この時点では新スタンド周辺の限られたエリアしか入れなかったので、リニューアル完成したらまた行かなきゃですね。


地方-13 金沢

5月3日に訪問。去年は人出がまだマシだったゴールデンウィーク。
夜行バスで行ったのだが、金沢行きより小松行きの方が安かったため、小松で夜行バスと競馬場送迎バスを乗り継ぐというアホ旅程を敢行。
小松からって結構距離あるけど無料ってすごいな。

ギャンブル専用バス停。福井にも行けるのか…

発車時刻が近付いても誰も来ず不安になったが、観光バス型の立派なバスが時刻通りやってきたので乗り込む。
この時点で乗客自分だけで、この送迎バスの存在意義あるのか…?と思ったが、道中の停車場所で地元のご老人たちがパラパラと乗ってきて最終的にはそれなりの乗車率でした。

ビジョンに金沢っぽい(?)屋根みたいなものがついている

ザ・昔ながらの地方競馬感。

金沢競馬、前年のJBC3競走で初めて買って3タコ、そして今回も死ぬほど難しくてタコ負けしたけどタコ負けしても寿司が食えるのでおすすめです。世の値上げラッシュで今いくらになってるのか知らんけど……


地方-7' 名古屋(新)

金沢から中2日で、駅メモの福井イベントなどやりながら移動して5月6日に訪問。

新名古屋競馬場は「来るな!ネットで馬券買え!」と言わんばかりの立地でオープン直後は送迎バスが酷いことになっていたというのを聞いていたが、GWの谷間の平日に都合をつけて来た甲斐あって無事にバスには乗れた。それでも若干積み残していたが。

スタンドは当然新築なのだが、客が滞在できるスペースは本当に最低限で、時代の流れとはいえ現地観戦での売り上げは見込んでいないんだろうなあというのは残念感。娯楽はリモートになるのに仕事はリモートにならない、世の中間違ってるよ。

でも珍しく馬券は勝ったのでいい競馬場です(掌クルクル)


中央-8 函館

6月12日に訪問。JR東日本のキャンペーンで東京~新青森の新幹線が6000JREポイントで乗れるタイミングを狙って、青森と函館を周遊しながら行った。

梅雨とは無縁の快晴。

久しぶりに中央の競馬場を新規で訪れたが、やはり設備の立派さ・スタイリッシュさでは敵わないなという感じだ。

中央の競馬場で唯一海が望めるのは函館競馬場。ここQMAの競馬検定に出ます。

馬場の内側から
北海道を感じる注意書き

パドックに向かって座席が配置されているのはこの競馬場の珍しいところか。

飯の写真はこれしか残っていなかった。イベントスペースに出店していた、ピザの具を包んで焼いたパンみたいなもの。
多分セイコーマートで夜食・朝食と豪遊して全然腹が減ってなかったんだと思う(個人的北海道旅行あるある)

ちなみに函館競馬場はぼくの「人生未勝利論」発祥の地です。(午前の未勝利戦で馬券を外しまくった後のツイート)

しょうもないオチで完。
次回、函館以外の北海道3場を一気に巡った北海道旅行編に続く。

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