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呪術廻戦考察確認 偽夏油の正体予想 加茂憲倫説

この記事では、最近呪術廻戦を読み始めた人が考察に参加出来るように、疑問点や仮説、情報を書き並べます。そのためネタバレを含みますので、まだ読んでない人や自分で考えたい人は注意してください。この記事は単行本12巻までの情報で書かれています。

偽夏油の正体については考察勢の中でも意見が分かれています。有力説は以下の通りです。

・加茂憲倫説
・九十九由基説
・天元(星漿体)説

この記事では加茂憲倫説の根拠を挙げていきます。

説の根拠を述べる前に加茂憲倫について説明します。

加茂憲倫は明治時代の術師です。彼は特級呪物『呪胎九相図』の作成者であり、また呪胎九相図以外にも多くの呪術文化財を作っています。術式については不明ですが、加茂家であることから赤血操術またはそれに類する術式の使い手であると推測できます。



偽夏油が加茂憲倫であるとする根拠は、①言動、②呪術の2つです。

①についてですが、「やるじゃないか、最近の術師にしては」「後悔か、さてどんな味だったかな」という台詞から長く生きている人間であることが推測できます。加茂憲倫が正体ならこのような台詞を言うのも納得がいきます。

また高専内部や天元についても詳しく知っていたことから呪術界の深くに身を置いていたと思われます。加茂家は呪術界に名だたる御三家なのでその内情については詳しいでしょう。



②の呪術ですが、これは領域展延と身体を乗っ取る術式の2つを指しています。領域展延はおそらく偽夏油のオリジナルです。呪霊たちが使えるなら漏瑚は最初の襲撃で五条悟相手に使用しているはずです。また五条悟が初見の反応をしていることから、高専内に使用者はいません。

この領域展延ですが、簡易領域と同じ術式の中和機能を持ちます。また呪力を身体に纏うという点は御三家の秘技「落花の情」と同じです。私は簡易領域と落花の情を参考に開発したのが領域展延ではないかと推測しています。御三家の立場であればシン・陰流との交流や簡易領域を目にする機会はあったでしょうし、落花の情は会得していたでしょう。メカ丸は見ただけで不完全ながら簡易領域を模倣できたので、加茂憲倫も模倣できた可能性はあります。

次に身体を乗っ取る術式ですが、加茂憲倫は人体実験によって呪胎九相図を作成しています。加茂家の赤血操術は人体実験と相性の良い術式でしょう。

加茂憲倫が赤血操術の使い手かは分かりませんが、赤血操術でなくともそれに近い術式である確率は高いと思われます。それを利用して他人の身体を乗っ取る方法を確立したのではないでしょうか。乙骨との戦いで片腕を失った夏油の身体を再生させたのも加茂憲倫なら可能でしょう。

以上が私が考えつく加茂憲倫説の根拠です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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