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呪術廻戦考察確認 虎杖悠仁半人半呪霊・呪霊内蔵説
この記事では、最近呪術廻戦を読み始めた人が考察に参加出来るように、疑問点や仮説、情報を書き並べます。そのためネタバレを含みますので、まだ読んでない人や自分で考えたい人は注意してください。この記事は週刊少年ジャンプ2021年3・4号までの情報で書かれています。
虎杖悠二は呪術廻戦の主人公ですが、家族関係は不明瞭であり一般人にしてはやたら身体能力が高く、また宿儺の器になれるという特別な素質の他「存在しない記憶」という謎の力を持っています。そして偽夏油からは「我ながらタフ」という意味深な言葉をかけられています。
少し古くなりますが、虎杖悠二の詳しい情報については以下の記事をご覧下さい。
そんな彼なので随分前から「こいつ本当に人間なのか?」という疑問を読者から持たれています。そして考察勢の中で広く知られている仮説が虎杖悠二呪骸説です。
呪骸とは「内側に呪いを宿し自立可能な無生物の総称」で「人工的な呪骸には"核"が存在する」と説明されています。
感情を持つ呪骸であるパンダと考察勢から内通者候補と目されている夜蛾学長の存在、そして初めに書いた数々の常人離れした能力から呪骸なのではないかと考えられているわけです。
しかし私は違うのではないかと思っています。
何故なら呪骸であれば五条悟の六眼はもちろん、初対面のときの伏黒が違和感に気付けないのはおかしいからです。
微かな呪力の痕跡(残穢)すら読み取れるのが術師です。その術師が呪骸という特別な存在を見抜けないことがあるのでしょうか。
釘崎は廃ビルの呪骸を数あるマネキンの中から見抜きましたし、メカ丸はパンダの核を正確に狙い撃ちました(パンダには核が複数あったので倒すことはできませんでしたが)。
よって虎杖が呪骸であるならばそれを見抜けないのは通常あり得ないと言えるでしょう。また呪骸をどうやって人間として社会に溶け込ませるかも問題になります。
そこで私が提案するのが「虎杖悠二半人半呪霊・呪霊内蔵説」です。2つ説があるのではなく、名称が決められていないので候補の2つを両方載せているだけです。内容は変わりません。
この説は「虎杖悠二の体内に呪霊が居て、その呪霊が存在しない記憶(もしかしたら宿儺の器としての適性なども)を機能させている」というものです。
呪骸に気付けるなら呪霊にも気付けるはずだと思うかもしれませんが、ここで思い出して欲しいのが伏黒の父である禪院甚爾です。
彼は呪力を一切持たない代わりに身体能力が超人的になる天与呪縛を持っています。呪力が一切ないので呪力感知などには引っかかりません。呪力関連については所謂透明人間のような存在です。
「透明人間は臓物まで透明」という理屈を利用して、彼はあめ玉ほどに縮んだ呪霊を飲み込むことで体内にしまい、あらゆる呪具を携帯したまま感知されることなく高専内に侵入しました。
虎杖悠二が禪院甚爾と同じ全く呪力がない天与呪縛かどうかは分かりませんが、「禪院(真希)先輩と同じタイプかな…」と初見時の伏黒に推測されています。
呪力が一切ないのではなく少しでもあるのなら透明人間ではないので完全に体内に隠せないでしょう。
特級呪物呪胎九相図は縛りによって存在を保障しました。メカ丸は死後「五条悟が封印されたときに一時的に復活する」という保険を作っていました。
それらと同じように「体内の呪霊は仮死状態になることで呪力を大幅にあるいは0に抑える。宿儺の指を体内に入れた瞬間に活動を再開する」という仕組みが施されていたとすれば一応辻褄は合うと思います。
宿儺の器になった後は強すぎる宿儺の呪力が体内の呪霊の呪力をかき消してくれます。特定の条件を満たさない限りは休眠状態になるというように設定しておけば、万が一バレる危険性も無くなるでしょう。
以上でこの記事を終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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