見出し画像

呪術廻戦考察確認 天元の術式と呪力の関係

この記事では、最近呪術廻戦を読み始めた人が考察に参加出来るように、疑問点や仮説、情報を書き並べます。そのためネタバレを含みますので、まだ読んでない人や自分で考えたい人は注意してください。この記事は週刊少年ジャンプ2021年8号までの情報で書かれています。

天元については最後に言及されたのが9巻で、それ以降は全く話題に出てきませんでしたが、今週の呪術廻戦にて唐突に新しい情報が出てきました。

九十九由基によれば術師や呪霊の発生は日本に多く、逆に海外では極端にすくないようです。更に偽夏油の目的である「呪力の最適化」には天元の結界が必要とも言いました。

これらから日本での術師や呪霊の発生に天元が関わっている可能性が出てきました。

今まで分かっている情報としては
・天元は呪術界の拠点に結界を張っている
・補助監督の結界術を強化している
・これらのことから術式範囲は日本全土に及ぶ
・不死の術式を持つ
・500年毎に星漿体と同化しなければ高次の存在に進化してしまう

ここからは事実ではなく考察に入っていきます。

天元は不死の術式を持っており更に進化する体質となっていますが、私はこれを逆だと推測しています。つまり天元の術式は進化であり、進化によって不死になったということです。

これについては以前の偽夏油の正体予想記事にて書いたので真新しいことではありません。

重要なのは、この進化の術式あるいは全国規模の結界術若しくはその両方が、日本だけ術師や呪霊が多く発生している原因ではないかということです。

一つ目についてですが、日本だけ術師・呪霊が少なくそして「呪力の最適化」には天元が必要であることは既に述べました。これだけでも根拠になり得ますが、九十九由基が人類の次の段階について語ったときに、偽夏油は彼女を否定する形で「呪力の最適化」と発言しています。

次の段階というのは進化とも言い換えられる言葉ではないでしょうか。天元の術式範囲は日本全土に及びます。進化の術式が影響して人間が呪力や術式を獲得したのかもしれません。

二つ目の結界術ですが、結界術の代表例である帳は設定によって呪力の有無で人や物を拒絶したり通すように作れます。そして天元は日本全土に結界を張ることができます。

今週の呪術廻戦では空に浮かんだ偽夏油の呪印を、九十九由基が天元の結界と一瞬勘違いしていました。ここから天元の結界は普段から日本の上空を覆っている可能性があることが分かります。

この結界で、まるで温室効果ガスが太陽からの赤外線を留め地球を温めるように、呪力を閉じ込めていたとしたらどうでしょうか。

他の国は結界で覆われていないがために呪力は澱むことなく充満することなく拡散していくが、日本には結界があるためにそうはならず、これが日本だけ術師や呪霊が多い原因となっている。説としてはあり得るでしょう。

また上記二つの可能性の合わせ技もあり得ます。結界によって日本全土を覆い、呪力と進化の術式を充満させることで擬似的な領域を作り出し、術師と呪霊の発生を促進させる。

私としては最後が一番妥当な説だと思います。

以上でこの記事を終わります。おそらく次回は天元が住んでいるとされる薨星宮について書きます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?