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呪術廻戦考察確認 偽夏油の"呪力の最適化"の内容予想

この記事では、最近呪術廻戦を読み始めた人が考察に参加出来るように、疑問点や仮説、情報を書き並べます。そのためネタバレを含みますので、まだ読んでない人や自分で考えたい人は注意してください。この記事は週刊少年ジャンプ2021年8号までの情報で書かれています。

今週号にて九十九由基と偽夏油の目的について語られました。九十九由基は"呪力からの脱却"を唱え、偽夏油は"呪力の最適化"を追究しているようです。

九十九由基が元々考えていた呪霊のいない世界の実現方法は
・全人類から呪力をなくす
・全人類を術師にする
この二つでした。

偽夏油は後者を採ったかのようなやり取りをしていましたが、「そもそも目的が違うんだ。私は呪霊のいない世界も牧歌的な平和も望んじゃいない」という発言から、あくまで非術師の術師化は手段であり目的ではないということが読み取れます。"呪力の最適化"という名称からも全体ではなく一つの可能性の極致を求めているように思えます。

そこを踏まえると、この一つの可能性の極致とは宿儺なのではないでしょうか。

おそらく宿儺は複数の効果の呪術を行使出来ます。斬撃と炎は全く別の属性ですし、魔虚羅に対して「伏魔御厨子」で「開(フーガ)」を使わなかったのは、「開(フーガ)」が生得術式ではないからだと推測しています。

領域展開は結界に術式を付与した空間を構築するものです。ここで言う術式が生得術式か一般的な呪術まで含めたものかは不明ですが、単行本にて「術式は生得術式のことを指すことが多い」と書いてあるので、おそらく生得術式でしょう。

そうであれば、「伏魔御厨子」で「開(フーガ)」を撃たなかった理由は生得術式ではなく呪術だからということになります。

つまり宿儺は生まれ持った術式という縛りから解放され、呪力操作で自由に呪術を行使できる呪力の究極であるということです。

偽夏油の追究する呪力の可能性、呪力の最適化にこれほど適合するものはないでしょう。よって偽夏油の最終目的は第二の宿儺を生み出すことです。

第二の宿儺を生み出す方法は、今週明らかになった無為転変の利用方法、「1000人の悪意を持った虎杖悠二を殺し合せる」こと、つまりは蠱毒です。

蠱毒とは、虫や蛇などを一つの入れ物に大量に入れて閉じ込め殺し合わせ、最後に残った一体を呪術の道具に用いるという呪術です。

平安時代には既に禁止されていたようですが、そんな禁術だからこそ究極を目指すためのには相応しいと言えるでしょう。

これでこの記事を終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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