ラグビートップリーグ「ドラクエ的戦力分析」:開幕節①神戸製鋼ーキヤノン

1月12日(日)に開幕したジャパンラグビートップリーグ2020。
開幕節から各地で大変な盛り上がりを見せています。
その盛り上がりに拍車をかけるかのように、開幕節はどの会場も力の入る熱戦が繰り広げられました。

かく言う私、開幕日の前日深夜にバタバタの中で開幕節全試合の結果予想をさせていただきましたが…。

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お恥ずかしい限りです…。
なにやら偉そうにnoteを書きながら、8試合中、的中は4試合。
5割の正解率という超微妙な結果となりました…。
まぁでも、それぐらい先が読めない拮抗した試合が繰り広げられる、とても楽しいシーズンなんだ!とご容赦いただけますと幸いです。

ポジション別ドラクエ4キャラクターの振り分けを再設定

さて、そうは言ってもここから予想の精度を上げていきたい!と思いますし、昨日アップした「ドラクエ的戦力分析」もそれなりに機能しそうな雰囲気が出てきているので、この方法でまずは開幕節の戦力分析と結果を比較していきたいと思います。

昨日noteを公開した後で、「もうちょっと設定の精度を上げられないかな…」と諸々考えていく中で、「ドラクエ4で戦力分析をするにも関わらず、まだ設定していないキャラクターがいるのはおかしい!」と思うようになりました。
そこで、もう一度各ポジション別のキャラクター割り振りを下記のように細かく再設定してみました。

・PR・HO(FW第1列) → トルネコ(変更なし)
・LO(FW第2列) → ライアン(変更なし)
・FL → クリフト
・No.8 → アリーナ
・SH・SO → 勇者(変更なし)
・CTB → ミネア
・WTB → マーニャ
・FB → ブライ

元々は、FW第3列は一緒にしていましたが、FLとNo.8だと、FLは攻撃的な役割を担うNo.8に比べて防御的な役割が多い。また同様にCTBもディフェンスリーダーになることなども多いことから、FLをクリフトに、CTBをミネアに設定。
WTBとWTBは基本攻撃型ではありますが、WTBの方がよりイケイケな攻撃タイプで、FBの方がちょっとサポート的な役割があるかな、と勝手にイメージだけで考え、FBをブライ、WTBをマーニャに分けてみました。
いかがでしょうか?
FBのブライだけ、キャラクターと選手のイメージが…という感はありますが、意外とハマってるんじゃないかな、と思っています。

開幕節:神戸製鋼ーキヤノン両チームの代表キャップ保持者をピックアップ

それではここからがいよいよ本題。
開幕節の神戸製鋼コベルコスティーラーズとキヤノンイーグルス、両チームのスタメン&控え選手の中から、それぞれ代表キャップホルダーをピックアップしてみましょう。

まずは、神戸製鋼から。

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続いてキヤノンがこちらです。

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むむ。こう見ると、神戸製鋼のラインナップがかなり充実して見えますね。

キャラクター被りは経験値を合計してレベルを補正

前述の通り、今回のトップリーグには、同キャラクターポジションに複数の代表キャップ保持者を配置するチームも多いです。さらに、先発メンバーとリザーブメンバー両方に同じキャラクターで代表キャップホルダーをラインナップしているケースもあります。
その部分は選手層の厚さと考え、同キャラクターが被っている場合は、経験値を合算して、その合計経験値に該当するレベルをそのキャラクターのLv.に設定するようにしてみます。つまり、神戸製鋼のトルネコのLv.は、

平島選手(82800)+山下選手(103650)+渡辺選手(13500)=199950
→Lv.32

と補正することにしましょう。
そうしてできた両チームのパーティがこちらになります。

<神戸製鋼>
・トルネコ Lv.32
・ライアン Lv.34
・クリフト Lv.18
・勇者 Lv.38
・マーニャ Lv.12
・ブライ Lv.24
<キヤノン>
・トルネコ Lv.16
・ライアン Lv.16
・勇者 Lv.35
・ミネア Lv.27

さて、これで両チームのラインナップを、ドラクエ4のパーティという形で可視化することができました。
みなさん、いかがでしょうか?

圧倒的攻撃重視の神戸製鋼?

トルネコ、ライアン、勇者のLv.が30を超える神戸製鋼。守備型のキャラクターはクリフトのみで、そのクリフトはLv.18と、圧倒的攻撃力重視の神戸製鋼というように見えます。
一方、Lv.35とかなり強い勇者に加えて、ミネアの回復力でなんとか対抗しようとするキヤノン、って感じに見えてきますね。
ただ、同じ攻撃&耐久型のトルネコ&ライアンでレベルが倍くらい違ってきています。ちなみに、ライアン(ファミコン版)のHPはLv.16で130に対し、Lv.34で350と大きく耐久力に差があるようです。

司令塔である勇者のレベルは35と38と決して大きな差はないものの、南アフリカからの大型助っ人のミネア(ジェシー・クリエル)はLv.20でザオラル、Lv.26でベホマを覚えるようですが、この圧倒的な耐久力の差の前に屈してしまう…というのが想像できてしまいますね。

開幕戦の結果は、実際に神戸製鋼50-16キヤノンと、神戸製鋼の圧倒的な火力の前にキヤノンが屈してしまう形になりました。その意味では、今回の「ドラクエ的戦力分析」の構図は一定程度、的を射ているように見えます。

代表キャップ数がチーム力の全てではない

今回の分析は、あくまで過去の代表キャップ数をベースに、かつ開幕戦の結果を元に想像をしてみたものです。
なので、必ずしも代表キャップ数がチーム力を測る全てではありません。僕もそのような結論をつけるために、このような検証をしているわけではありません。

ただ、チーム分析の一つとしては、今回の検証を見てもなかなか興味深い結果になったな、と思っています。
開幕節で50%というお恥ずかしい正解率となってしまった私としては、一旦この「ドラクエ的戦力分析」を元に各チームのラインナップを分析し、その予想の精度をあげて行ってみたいと思います。

さらにいうと、この「ドラクエ的分析」を覆すような試合があったのであれば、それは「キャップ数を覆すくらい実力のある若手が存在する」ということにもなると思います。

ということで、明日は私の予想が外れた「ヤマハートヨタ」、そして「サントリー東芝」の2試合を分析していきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
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