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エラい人のプレゼンデータの煮詰め方②

今回は「エラい人のプレゼンデータの煮詰め方」2回目です。

プレゼンする人(社長とか役員とか)から
直接意見を聞くことができたのでお話させていただきます。


つい最近(元)エライ人と食事する機会があったので
ずっと気になっていた質問をしてみました。

「一緒にプレゼン作ってた時の印象で、進めやすい、わかりやすかったのってありました?」

正直あまり期待はしてなかったのですが、即答いただきました。

その方法はというと
ポストイットで構成を作って並べる。
です。

こんな感じです↓

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プレゼン時間を10分とすると10枚程度。
1分1枚として10枚並べます。

その中で、まずはトピックを2,3決めます。
トピックごとに写真出すのか、グラフ出すのか決めて並べます。
全部手書きでもOKですし、写真やグラフがあるものは
小さくして印刷したものを切って並べるのでOKです。

あまり書き込まないで、ざっくりした内容のみに絞っておきます。
この方法がなぜわかりやすかったのか、と聞いてみると。

・一覧してみんなで確認できる。
・自分のアイデアを客観視できる。
・すぐに手元で並べ替えて、流れを確認することができる。


ということでした。
あれですね。PDCA高速サイクルってやつ。

即答していただいたので、ホントにわかりやすかったんだと思います笑
もともと研究職の方なので、0から1を作る時と
10を100にする時は方法が異なる。
と明確に意識していらっしゃいました。

プレゼンの内容は0→1の作業が多かったので、
この方法がハマったのだと思います。

短時間にスタッフ全員で試行錯誤を共有できますしね。
他のプレゼンやスピーチでは、
担当者がいきなりパワポを投影しはじめるので、
その差もあってよかったのかもしれません。

実はこのポストイットでまとめるテクニック、
プレゼン製作では王道なんです。

USでワークショップ受けたときもこれでした。
副次的な効果で、余分なスライドを作らなくて良くなります。

その分、効率も良くなりますし、
一生懸命作ったスライドが不使用になって心が折れる事案がなくなります。
酒量も減ります。笑

プレゼン内容を固めるtips(顧客視点)


・最初にポストイットで構成を作って並べて、いろいろ組み替える。
・いきなりパワポを作らない。


ほんとうにオススメです。
ではまたの機会で。

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