飲食店が"今"売上・収益を得るためにネットでできること
現在新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で飲食店の多くが営業自粛や売上が芳しくない状況が続いているかと思います。
お店側はもちろん、お客さん側も近くのお店や好きなお店が閉店してしまうのはなんとか回避したいと思っています。(「推しは推せる時に推せ」ですが、外出できないとなると・・・
そこで取れる方法のひとつとして、「インターネットで売上を立てる=販売する」があるかと思います。
販売できるものは大きく分けて2つ。
(A)持ち帰り/デリバリー/通販(=現物の移動有り)
(B)将来使える飲食チケット(=現物の移動無し)
今回はBについて事例といくつかサービスをご紹介できればと思います。
※私と各サービスに利害関係はございません。ただの外食好きです。。
いずれもポイントは「"今"お店側に現金が入る」という点です。
1.事例
【がんばれ飲食店】外出自粛の空気の中、飲食店ができる工夫の事例
https://www.baka-ke.com/2020/03/31/food-plan/
ネットで「あとで使える飲食チケットを販売しているお店」の事例です。
こちらの事例「サクラバル」さんではチケットの有効期限を「営業再開から1年間」としているようです。
2.サービス
ネットで「将来使える飲食チケット」を売買できるサービスを3つご紹介。
(1)BASE
上記事例でご紹介した「サクラバル」さんというお店が使っていたサービスは以下です。
BASE(ベイス)
https://thebase.in/
サービスを利用する上でおさえておくべき点に「手数料」があるかと思いますので、現時点での%を簡単に記載します。
・登録料:0円
・月額/年額料金:0円
・決済手数料:(各注文ごとに)3.6%+40円
・サービス利用料:(各注文ごとに)3%
・振込申請時の振込手数料:一律250円
・事務手数料:振込申請額が2万円未満の場合→500円、2万円以上の場合は0円
例)
●注文合計金額
1,500×3+500=5,000円
●BASEかんたん決済手数料計算
5,000円×3.6%+40=220円
●サービス利用料計算
5,000円×3%=150円
●振込申請を行える金額(注文合計金額-BASEかんたん決済手数料-サービス利用料)
5,000円-220円-150円=4,630円
●口座に振り込まれる金額
振込申請額4,630円-振込手数料250円-事務手数料500円=3,880円
★まとめると
お客さん側が5,000円分の注文をした場合、お店には3,880円が振り込まれる。
(2)AutoReserve(オートリザーブ)
飲食店の「先払い予約」が売買できるサービス。
https://autoreserve.com/sakibarai
未来の売上を
“今”お店に
分かりやすくていいメッセージですね。
・登録料:0円
・月額/年額料金:0円
・決済手数料:2020年4月まで3.6%、2020年5月以降5.0%
・振込申請時の振込手数料:一律380円
・振り込みタイミング:決済日の翌々週末
★まとめると
2020年4月までは:お客さん側が5,000円分の注文をした場合、お店には4,440円が振り込まれる。
2020年5月以降は:お客さん側が5,000円分の注文をした場合、お店には4,370円が振り込まれる。
(3)さきめし
サービス紹介。(サイトから抜粋)
"さきめしとは、外出の自粛などで今はいけない自分のお気にいりのお店に、ごちめしの機能を使って、「後でたべに行くよ!」の応援の気持ちをこめて食事を先に購入して、落ち着いた後に食べにいこう、という活動です。"
https://peraichi.com/landing_pages/view/sakimeshi
まさに「コロナ落ちいたら食べに行くよ!」ですね。
こちら、お店側は、
・すべて:0円
・振り込みタイミング:最短1週間以内
で、お客さん側が、
・メニューの料金+手数料10%
ということで、手数料はすべてお客さん側が負担するんですね。
お店に優しいですね。
店舗用ページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/gochishop
★まとめると
お客さん側が5,000円分の注文をした場合、お店には5,000円が振り込まれる。※お客さんの支払い額は手数料10%含めた5,500円
まとめ
(1)BASE(ベイス) https://thebase.in/
(2)AutoReserve(オートリザーブ) https://autoreserve.com/sakibarai
(3)さきめし https://peraichi.com/landing_pages/view/sakimeshi
推し含め、飲食店はしばらく踏ん張りどころかと思いますので、是非この機会にこういったサービスを使ってネット販売をレギュラーとし、「いつ収束するか分からないコロナ危機」を切り抜けてほしいです。
そして我々お客さん側は、"将来"払う飲食代を"今"払い、コロナが落ち着いてから食べにいくことを楽しみに待てるといいですね!
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