見出し画像

無題

西日が射し込む前に 簡単な夕飯を作るとこにして

少し度数の高い流行りのビールのロング缶をプシュッと開けて

すると、

読んでいた「原民喜」の世界をひこずっていたようで、

死にたいと安易に思っていたあの頃と混ざり合う鈍い感じに

酔いが緩やかにやってきたのか

歳をとることの感謝といえば「鈍くなること」

それによって心が平らになっていること

酔いと原民喜

夏の狂いそうなこの暑さと原民喜

もうどうでもいいやって気持ちになりやすい方程式で


#エッセイ #詩


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?