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2023年度 白山マウンテンジャーニー 活動のご報告

白山室堂平にて(キャンプ2日目登山日)

 令和5年度の「白山マウンテンジャーニー ~心が研かれる4日間~ 」はお天気に恵まれ、無事に東西縦走、そして3年ぶりに山頂へ登頂しご来光を拝むことができました。
 しかし、突然熱低から昇格?した台風の影響で、最終日の名古屋駅が10時以降の計画運休が発表され、4日目は全員が早朝に白川村出発しなければならなくなりました。
 そのため急遽3日目の夜に「キャンプのふりかえり」行い、スタッフも含む全員でわかちあいました。
 最終日はさよならパーティは中止し、早い人は7時に、8時にはすべての参加者が家族と帰路につきました。
 そんな終わり方になってしまいましたが、3日間をふりかえると、うだるような暑さにに耐えて登った山では、息を呑むほど美しい気象現象が次々とあらわれ、「やっぱり自然って素晴らしい」と思えるキャンンプになりました。

3日目、白山最高峰・御前峰からのご来光


≪内容について≫
 このキャンプは、ありのままの自然環境の中で、あらゆる状況を楽しもうとする前向きな心を育むことを目的に、4日間は次の日程で実施しました。

【日程】
1日目 ベースキャンプ地で開会
  

1日目自己紹介

     自己紹介(はくさん)
     「は」初めて登った山は?
     「く」苦しいときはどうやって乗り越える?
     「さ」最高の瞬間って、どんな時?
     「ん」このキャンプへの意気込みを一言
    白山登山の情報共有
    テント設営
    山の準備(パッキング)
    入浴
    17時夕食作り
     「鶏ちゃん丼、サラダ、わかめスープ」
    明日の心の準備は?「決意表明」
    9時就寝 

1日目最初の夕食風景


2日目 5時起床
    朝食「ホットオープンサンドイッチ、野菜ジュー
    ス」と昼の行動食づくり

2日目登山の日・7時自然学校を出発する前に

   7時自然学校出発 
   9時30分石川県登山口へ石川県・別当出合登山口から  
   登山開始

二日目登山の日・石川県側登山口、別当出合に

    甚之助避難小屋で昼食
    14時50分白山室堂山荘到着
    山小屋の夕ご飯
    夕日鑑賞と明日のためのミーティング
    20時消灯

2日目登山の日・砂防新道の十二曲にて
2日目登山の日・5時間20分間で白山室堂到着
山小屋での夕食風景


宿泊部屋の様子
3日目下山の日・午前4時山頂アタックの前に

3日目 3時30分起床
    4時山頂へむかってあるき始める 

3日目下山の日・みんなで山頂に立つ

     

笑顔の後ろに御前峰の巨大な影が写る

     ご来光と山頂記念撮影
     山小屋朝ごはん
     8時白山平瀬道へ下山開始
     13時白川村平瀬地内大白川ロッジ到着
     

3日目下山の日・白山平瀬道で白山をバックに

     昼食(山小屋弁当)
     13時50分大白川出発
     15時自然学校到着、荷物整理
     入浴
     夕ご飯づくり「お肉と野菜ごろごろカレー、サラ
     ダ」
     夜の散歩と焚き火中に、台風の影響で明日のス
     ケジュール変更
     急遽、自然学校屋で「3日間の振り返り」  
     

急遽、自然学校でキャンプのふりかえり分かち合いを

   10時キャンプ地に戻って就寝
 

4日 5時起床
   荷物をテントから出す
   朝食「ミネストローネスープ、バケット、スライスチ
   ーズ、ベーコン、ソーセージ、レタスサラダ、オレン
   ジユース、杏仁豆腐、マンゴープリン、ォレンジジュ
   ース」
   自然学校へ移動
   8時全員が帰路へつく


白山 夜明け前

≪参加者の皆さんへ≫
 一番に言いたいことは、感謝の言葉です。無事に4日間をすごしてくれてありがとうございました。
 そして、「やっぱり登ってよかった」といってくれて、ありがとう。
 一番よかったことに「登りきった達成感」や「山の風景」を挙げてくれたくれたのは、あなたが頑張った証です。それは白山の山の神様からのギフトでしょう。できれば、ずっとその感じたことを、どうか忘れずに。
 早朝起き続きのキャンプになってしまってごめんなさい。でもその早起きをあっさり受け入れ、山やキャンプ生活の不便さにもなんとか順応し、乗り越えてくれてありがとう。
 最終日のさよならパーティが無くなってしまったのは残念だったけど、その食材をつかった早朝の朝ごはんをもりもり食べてくれました。
 自然は厳しくて、時には容赦がないけれど、あなたの心が「行ってみたい」「面白そう」と感じる限り、美しい風景に出会うことができます。
 再びそんな風景に出会い、あなたの心がますますピカピカに研かれますように。

はるか彼方までしきつまる雲海
登山の日の夕方に大きな虹がかかる
白山の夕日


弥陀ヶ原から最高峰・御前峰を望む


≪来年にむけて≫
 本キャンプは、来年も同じ内容で実施する予定です。
 山と自然が大好きになるようなキャンプにしたいと思っています。
 また、高校生でも参加したいというリクエストがありました。受け入れを前向きに考えてみたいと思っています。


今年の山仲間(参加者)たち おつかれさまでした!