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リターンライダーへの道(その8:愛車決定!)

リターンライダー計画をここで書き始めたのはそれなりに時間がかかるだろうから、その過程も楽しむつもりで備忘録として書き残しておこうと思ったからだ。ところが・・・結果から言えばもう契約となった、全100回ぐらいまで引っ張るかと思ったのだけれども自分が思ったより早い決着だ。

まず最初に結論から書くと、愛車に決まったお相手はYAMAHA XSR700の白をYSPさんで新車購入となりました。納車は7月末予定

愛車候補になっていたをは以下の通り、星マークは興味度度合い、ゆっくり全車試乗していこうと考えていた。
YAMAHA MT-07  ★★★★★(大本命)
YAMAHA XSR700 ★★★★(いいけど高い)
SUZUKI SV-650   ★→★★★(シンプルでいいけど大人の色気がないw)
トライアンフ Trident 660★→ ★★★★(かっこいい)
トライアンフ Street tripleS 660★→ ★★★(しらなかった)
HONDA CB600R  ★★(機械はいいけどメーカーとの相性がw)
KAWASAKI Z650  ★★(男臭い人が乗るイメージ、俺には違う気がする)

同時にお店巡りも・・・まず最初に行ったのは近所のHONDAウイング店、CBを拝見、コンパクトな車体に綺麗な4気筒のエキパイに心が動くが、前にも書いたけど、生粋のYAMAHA派の僕にはHONDAのアウエー感が半端ない、Youtubeでの試乗記はいずれも高評価だが、どうしても自分が乗っているイメージが沸かない・・・で一端保留

次に行ったお店は近所のレッドバロン、中古の展示車MT-07の2018年後期バージョンを見る。うーん機能美だなぁ・・・でもホイルは蛍光イエローだし、ちょっとガンダムというかエヴァンゲリオン風のデザインだな、僕に似合うかな・・・同じく展示してあったFZ6フェーザーの方が好みだけれどいかんせん古くて長く乗るには勇気が無い・・・そこで勧められたのがトライアンフのトライデント・・・うーん考えたこともなかったけど、ちょっとオシャレだね。トライデントはイギリスのメーカーという事ぐらいしか予備知識がなく昔ながらと並列ツインのイメージだが、トライデントは水冷並列3気筒でコンパクト・・・ふーんと頭の片隅に入れて帰宅した。

で、家に帰ってYoutube先生でトライデントを研究・・・ギャワーンという排気音、中低速ありそうだし軽いし町中やツーリングに良さそう!がぜん候補の最前線に浮上して山下のユーメディアに併設されているトライデントの専門店まで見に行った。
ところが・・・店頭に並んでいる車体をちょっと見て・・・でも店内に入らず帰宅・・・なんでだろう・・・入りずらかったのかな・・・すぐ隣にはハーレーを扱っている専門店もあるのに覗きもしなかった。このお店に入りやすい入りにくいは感性の問題で、出会いにもつながる大事なところだけど、このときの感覚は大事だと思っている。あんまりこだわっても出会いが制限されちゃうんだけど、人と人との出会いもこんな感じで、僕はズカズカ行くのを苦手。これまでもそうやって過ごしてきたので、きっとこれからもそうなんだろうな。

でも車体はちょっと興味ある・・・すると同じ660ccのエンジンでスーパースポーツのシャーシに乗ってるストリートトリプルというモデルもある事が判明、吊り目のトンボ目のライトが特徴で好戦的なデザイン、かっこええ。
でもね、結局トライアンフに乗っているイメージが沸くかでここから先に進めず・・・自分でメンテする派の僕としてはパーツの供給も心配であることも前に進めない理由になった。

評判のいいSUZUKIのSV650は最初は対象外だったけど、調べていく内に興味が増してきた存在。僕の一番はじめの愛車は唯一の車歴YAMAHA以外のSUZUKIハスラー50なので、アウエー感は少ししかない懐かしさ。
60万円台の安い新車も潤沢に売られていてYoutubeでも絶賛!
いいなあ・・・質実剛健、色気なし。柔道家みたい・・・

そして水冷6502気筒のKAWASAKI Z650も同じジャンル、WEBでカタログを取り寄せた

そんなタイミングで大本命のYAMAHA MT07のマイナーチェンジ発表
四角の異形ヘッドライトから小さなプロジェクター風の単眼LEDライトにイメージチェンジ!ますますエヴァンゲリオン風が強まるデザインとなった。WEBではこのデザインが賛否両論・・・欧州では不評らしい
ライト周りのデザインなんて乗っているときは自分で見えないのでたいしたことないような気もするけど、ずっと一緒に暮らす彼女や奥さんの顔が嫌いだったら長続きしないよな・・・
でも実車を見て見るまでわからないよなと思っていた。

大本命のYAMAHA MT-07、程度のいい中古や未登録の新古車も探していると高年式の中古車は意外と価格が高く、50万円後半から60万円を超えるのが相場であることがわかり、車検2年付きだと70万円では買えないことがわかった。つまり新車との価格差が15%ぐらいしかない・・・そんなこんなでWEBで中古車を探すことが日課になって毎日楽しく徘徊、この時間が一番楽しいって説があるけど間違いないよね。

さあ、具体的に行動だ!MT07、試乗車を探す。YAMAHAと言えば正規販売店のYSPだ、いままでYAMAHAにはDT125、XJ750E、TDR250、SRX-6 Ⅱ、セローと5台乗り継いできたけどYSPで買ったことはなかった。なんだか正規店てお行儀良さそうで、行くまではちょっと敷居が高かったんだけどお店に行けばYAMAHAばっかり(あたりまえだw)でホーム感満杯!
はあ・・・落ち着く(笑)

紳士的な店員さんも好印象、ここでわかったことはMT07の現行型の在庫はすでに完売、LEDヘッドライトの新型は7月末に入荷するけど予約者から順番にデリバリー。新型はやや動きがあるけどマイナーチェンジなのでそれほど待たずに手に入るとのこと。ふーんそうなんだ
聞けば試乗車としてMT07はなく、同じエンジンのXSR700は乗れるとのこと・・・(このときはヘルメット買っていない)
やっぱりXSRはかっこいいね、丸目でネオレトロでメチャクチャ狙われている感がちょっとしゃくに障るけど・・・惹かれてしまうなぁ

ここから冷静になって分析
MT-07の高年式中古車は割高
新型MT-07の新車は7月末からデリバーだけど顔がちょっと好みじゃない
YAMAHAはやっぱりいい
MT-09は高出力過ぎるのと車重で10年の付き合いは難しい
と、手が届かないと思っている高嶺の花のXSR700に目が行く・・・
WEBでカタログを取り寄せて、休みの日に眺める
XSRに乗ってツーリングに行く姿が目に浮かぶ、すごく自然に浮かぶ

次の週に試乗をするためにもヘルメットを買う事にする。レンタルヘルメットはいやだった。どこかにヘルメットを買うことでリターンライダーになる決心をしたかったのだと思う。メーカーはやっぱり昔使っていた信用のあるArai、一番いいやつを買うと決めていた。ツーリングユースのモデルもあるけどレースにも使える最高峰のRX7-Xを買おう、単色のシンプルなやつでも税込み6万円近くする・・・昔の倍だね。まあ40年前で物価も上がってるし、6万円で脳ミソ守れれば費用対効果としては全然ありだ。機能製品だからね。色は無難に白かな・・・

で、お店に行って出会ってしまったのが全く予想外の限定品の赤いケニーロバーツレプリカカラーのRX7-X、最後の一個・・・即決は危険だと一端帰宅

翌週YSPに行く前にもう一度ヘルメットを見に行く、さすがに売れてしまっているかなと思っていた。
でも、まだ売れていなかった。でもサイズが合わないでしょと、先週は見るだけだったのに試着してみると・・・ぴったり(^^ゞ
ズギュン!
すいません・・・買います・・・プロショップなのでフィッティングサービス設けて微調整もしてもらい大満足!愛車が決まらないのにヘルメットが決まってしまった。赤のケニーロバーツ!
 もうYAMAHAしか買えないじゃないか(笑)
 でも自分でわかっているんだよねYAMAHAしか買えないって。青春時代を乗った5台のYAMAHA車履歴と、ケニーロバーツ、クリスチャンサロン、平忠彦のヒーロー達に洗脳されて過ごした刷り込みは強烈だ。

新しいヘルメットを手にした勢いで2回目のYSP、XSRに試乗をお願いしに行くと、途中の道で雨が降ってきた・・・雨が降るとスリップリスクが高まるために試乗は出来ないとWEBにも書いてあり、やっぱりその通りで乗れないことがわかった。
先日の店員さんにXSR700の在庫を聞くと現行モデルの受注は終了、店頭にある白1台、銀2台の合計三台が在庫だという。

支払い価格を聞く、値引きはやんわりとオプションをいくつか付けるぐらいですかと濁される。あとでわかることだがYSPは安売り店ではない、いいサービスを買って欲しいとのコンセプトらしい。それはそれでいいと思う。こっちは買う気満々、在庫も少しの状況では旗色が悪いしね。この日も帰宅

改めて家でカタログを眺める
この段階で僕の気持ちは決まった。XSR700にしよう
60歳手前、最後の愛車選び、後悔しない選択として新車で買おうと決めた。
奥さんに相談、安全に気をつける、支払いはこれぐらい。どう思う?と
ありがたいことに「いいと思う」「でも転ばないでね」とのお言葉をいただいた。これには本当に安全に乗って答えるしかないと改めて思う。

心は決まった・・・

つづく

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