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日本を覆う「同調圧力」と「空気」の正体は?

9.11だから耳を傾けて欲しいMalcolm Xの言葉
https://youtube.com/shorts/TVbvyd6VLtE

ある集団内で支配的な立場にある者が、特定の前提を打ち立てた後、その前提に従わない者を徹底的に叩き、嫌がらせを含めた攻撃・圧力を加えることが「空気」からの「同調圧力」の正体だ。

不祥事や悲劇、大失敗が「空気」を起点として始まる最大の理由は?

特定の集団が自分たちの前提に都合の悪い現実を一切無視させて、
隠した現実が含むリスクを、その他の者たちに知らせないためなのだ。



ムラ社会と言われている日本では、ムラごとに独自の善悪の基準がある。
ムラに都合が悪い現実は『父と子の隠し合い』で、ムラ人全員に無視させる。

この構造が多くの「欺瞞」と「ゆがみ」そして「忖度」を生み出す。


集団が特定の情況に支配されると、従う者は、自分も集団の情況づくりに参加している。
集団の情況に感染しやすい人は、倫理観を持てずに情況に飲み込まれていく。


事件として公となった時に
「なぜ?そのような背信的な決断をしたのか?」
を問われると、上層部や権力のある立場の者は、
決まってこう答えるでしょう。

「当時の空気では、仕方なかった」


9 11が教えてくれた「自粛を要請する犯人は?」
https://youtube.com/shorts/n6IuVgoOl7M

「空気=前提」による拘束は、問題解決力を破壊する。

しかし「空気=前提」を誘導した者の姿が見えず、真の責任者は誰かわからない。

現実を無視して前提通りに振舞う虚構は
その背後で問題を膨張させて、悲劇を巨大化させる。


「空気=前提」の打破は、知性を取り戻すしかない。


歴史上、革新やイノベーションは「空気=前提」を打破する者によって成し遂げられてきた。



そして最も恐ろしく、不気味なのは?

今まで「見て見ぬふり」、自分を棚上げにして厳しいことを言い出す「正義の味方」面して現れてくる『なんちゃってコンプライアンス』『コンプライアンスごっこ』を堂々と行う輩だ。


損害保険会社が、某中古車販売会社の保険金不正請求に関して

「当社はこれまで、某中古車販売グループの自動車修理工場は一定の基準を満たす設備を有し、事故に遭われましたお車の引き取りや修理の出張見積もり等のお客様サービスが一定水準確保されているとの判断の下、事故に遭われたお客様の修理先として同工場の紹介を行っておりました。」

「当社の出向者は板金部門に所属していたものではなく、不正請求の実態については 知り得る立場になく、事実、一切承知していなかったことを改めてお伝えいたします。」

業界内では数々の噂もありながら、出向者も耳にしなかったのは不自然であり、出向者としては「無能」であり、出向元の上層部も「無能」であったと言わざるを得ない。

社員に渡されていた「経営計画書」も見たことがなかったのか?

損害保険会社は、危機管理が本業のはずだ


そんな会社が
「いかなるハラスメントも認めない」
として、CM起用タレントとの広告契約を更新しないと発表した。

契約更新しない理由は何なのか?


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