見出し画像

Tsareich 開発日記 #2.5 "小話"

こんにちは!Tsareichの開発日記へようこそ。今回は主任のzR1Nが体調を崩しましたので私NYが独断と偏見で選んだ開発中の要素を紹介したいと思います。
このMODの開発は人員不足もあり型だけ作っている部分もありますがそこは気にしないでください。

アメリカ合衆国

この世界のアメリカも史実と同じく大恐慌が発生するところから話が始まります。アメリカ合衆国には恐慌以来共和党及び民主党の大統領がそれぞれ選出され、それぞれ恐慌対策を行ってきましたがどちらも有効打は打てないどころか、さらなる悪手を打ちアメリカの経済はどん底へと落ちに落ちてしまいます。
その結果二大政党に対しアメリカの民衆は信頼を失い、アメリカ社会党に対して期待を抱くようになります。

アメリカ社会党の党首ノルマン・トーマス(1884-1968)

またこの不況の原因が非白人の移民によるものだと唱えるものも現れ始めます。彼らは主に南部において勢力を伸ばし南部では白人至上主義が広まり、白人以外の人種に対する民衆による迫害運動が始まります。
先ほど挙げたほかにも、原住民たちが合衆国弱体化の機を図り独立を企てたり、謎の宗教組織が中央部において勢力を伸ばしつつあるとの情報も……

アメリカの政党支持
赤色は社会主義
青色は民主党
紺色は保守党です。

選挙への道のり

先に上げたような渾沌とした状況が続くなか、ゲーム開始年1936にアメリカ合衆国では選挙が開催されます。プレイヤーは上記の勢力含めた10勢力から政権を選びプレイすることができるようになる予定です。(ですが現状ではどのルートも国家方針が作られていないのは内緒です。)


アメリカの国家方針ツリー

国家方針では民衆に対し、正当がどのような道を歩むのか、つまり公約を説明するところから始まります。約十年間の不景気に鬱憤が溜まった民衆たちの心得を動かすべく、実利的で過激な選択肢を取るべきでしょう。(くり返しいいますが、そのような国家方針は現在において存在していません。)


国家方針1
国家方針2

最初の2つのNFを取得しました。アメリカは既存の二大政党ではなく、ヨーロッパの社会主義者に見習った新たなる体制を築くことを此処に宣言します。このルートではアメリカは社会主義、共産主義、組合主義、無政府主義の4イデオロギーのルートを歩むことが可能です。民衆が恐慌対策に悉く失敗した奴らよりも社会主義者に対して恐慌対策において希望を抱くことは間違いないでしょう。


国家方針3
国家方針4

次の2つの国家方針では正当が社会福祉を重視し、国民に安心と安全を与えることを宣言します。恐慌により大量発生した失業者やホームレスへの対処を主として掲げ、どんな国民でも失職に怯えずに暖かい家で過ごせることを此処でアピールします。これに対し民衆のなかは本当にそんな事ができるのかと疑問を抱くものも現れますが、それでも残された希望の光に導かれるしか民衆には残されていません。

投票

遂に1936年アメリカ合衆国大統領選挙が開催されます。民衆は果たして希望の光をつかめるのでしょうか?

選挙の国家方針


選挙のイベント

投票が終わったからと行ってこれで終わりではありません。アメリカではまだ選挙人による投票が残っているのです。本来選挙人は自分が宣言した投票先に投票しますが今回は違います。例年のような二大政党による選挙ではなく、言葉の通り国家の存亡をかけた多種多様な勢力の入り混じれた選挙です。僅かな票でも勝敗に左右します。そのため選挙人投票までに様々な勢力が選挙妨害、工作を行います。

当選


国家方針6

ついに運命の時を迎えます。果たして新たなる大統領は一体誰になるのでしょうか?


社会党が当選!

社会党の候補が大統領に選出されました!近日中に大統領就任式が執り行われます!
ですがなぜでしょうか、イベント分に何やた不穏な文字列があります……


新たな大統領

遂にアメリカに新たな時代が幕を開けます!暗い時代は終わりを告げ、明るい未来が私達を待っています。ですがおかしい、まるで雷雲のような怪しい雲がこちらに向かってきます……

不穏な気配

なんと南部の右翼たちが今回の選挙の結果に不満を抱き、独立を宣言しました。そして続々と南部の週が離反していきます。

遂に戦いが始まってしまいました…第二次アメリカ内戦の幕開けです!

合衆国 VS 連合国

すぐさま合衆国軍が南部叛乱軍の鎮圧に向けて動きます。ですが少なくない軍が南側に寝返っており、早期の内戦終結の望みは薄いでしょう。初戦においては合衆国のほうが軍が多いこともあり、順調に戦線は進んでいます。

アメリカ共和国

ですが1937年8月、西部にて社会主義者の当地に不満を持った民主党支持勢力が蜂起を行いました。この戦争に合衆国は勝利できるのでしょうか?


テキサス共和国

続いて3ヶ月後、連合国弱体化の機を計らい今まで抑圧されてきた黒人たちがテキサスにて独立を宣言、此処にテキサス共和国が成立します。これで南部の軍は瓦解し、アメリカの平和に一歩近づくでしょう。


更に3ヶ月後、内戦開始から1年が経った頃です。社会党はそれまで北部において基盤を持つ共産党と協力関係にあり実際北部からの票は共産党のお陰で獲得できたようなものです。それが大統領就任後、政策の食い違いや内戦のための強制的な徴用などにより本格的に共産党と対立、遂に蜂起まで至ったのです。


共産主義者の裏切りにより合衆国の前線は崩壊、首都ワシントンD.C.近郊を除く全ての土地を失陥してしまいます。これから先合衆国はどうなってしまうのでしょうか?フランスを始めとする欧州の社会主義国家や極東の日本、そしてユーラシアにて威厳を放つロシア。いずれの勢力が介入してもおかしくなく、またそれにより合衆国の命運は大きく変わるでしょう。さて勝利の女神はどの勢力に微笑むのか?
国家方針実装にご期待ください!

最後に

さて、少し語りすぎましたが今回は個々でおしまいにしましょう。現在様々な要因により開発が難航しています。ですが私達Tsareich開発チームは皆様のもとに本MODを届けるべく開発を続けていきます
さて次回は日本担当のジゴク氏による解説を予定しています。では!
Written by NY



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?