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東京とエッセン(独)をつなぐ特別企画展

ルノワール、モネ、ゴーギャン・・と日本人の好きそうな画家の名前が並んだ垂れ幕をエッセンの美術館の前で見つけました。展覧会のチラシを見たら、納得が行きました。国立西洋美術館から松方コレクションが来ているらしいです。折しも、エッセンの #フォルクヴァング美術館 は今年で設立100周年を迎えるそう。その記念すべき年を飾る企画展第一弾はいよいよ今週末2月6日に開幕します。

上野の美術館には学生時代によく足を運びました。平日は空いていて、都会の喧噪をしばし忘れさせてくれるオアシスでした。どこか懐かしくて嬉しい。そして、この時代に作品がよくぞ日本から飛んで来てくれた、と感謝したくなります。会期中に一度は観覧したいと思います(時間指定枠別の入場券をオンライン予約可能)。

そして、日本でこの投稿を読んでいる方にも朗報。エッセンでの会期終了後、同じ展示会が東京に巡回します。

📢今度は #国立西洋美術館#エッセン のオストハウス・コレクションを迎え、6月4日から特別展を開催する予定です。同美術館は施設整備のために2020年10月から休館していますが、そのリニューアルオープン記念企画展がフォルクヴァング美術館とのコラボとなるようです。ちなみに、日本では「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」と銘打っての開催。「フリードリヒからリヒターまで」とは時代的な括りが広いですが、フランス印象派だけではなくドイツ色も出したかったのでは、と深読みしています。

しかし、状況はまだまだ予断を許しません。昨年、ドレスデンで開催されたフェルメール展も会期の短縮を余儀なくされ、その後の東京行きも頓挫しています。エッセンでの展示会も、2週間単位で様子を見ながらオンライン予約購入を受け付けているようです。

何よりも展示会が途中で中止にならずにドイツで、そして日本で無事に開催されることを祈っています。

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