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SAO環境考察 ~ディバイドバトル2nd東北大会~

相変わらずの遅筆です。
twin_swordです。

今回は開催された東北大会について思った事や感じた事をつらつらと書いていきます。

◆ 北海道大会以降の公認・公式大会関連の大会結果

ビルディバイド公式twitter(https://twitter.com/build_divide)およびビルディバイド宣伝チーム(https://twitter.com/builddivide_TCG)からツイートされた結果を集計しました。目視確認のため、ズレがある場合があります。その点はご了承ください。

・4/24~4/27までの公認大会で優勝したデッキ
・「焼炙の門」4名
・「戦勝祈願 天狼演舞」1名

・4/29~5/7までの公認大会で優勝したデッキ
「焼炙の門」4名
「war of underworld」2名
「陸上戦艦 グラドミラル」1名
「コール・オブ・アヴァロン」1名
「爆散の小劇場」1名
「喫茶リコリコ」1名

・5/8~5/14までの公認大会で優勝したデッキ
「陸上戦艦 グラドミラル」2名
「喫茶リコリコ」2名
「焼炙の門」2名
「星なき夜のアリア」2名
「奪略の聖骸 サルワスール」1名
「ルナティック・アンティーク」1名
「転生の柩」1名

・5/15~5/20までの公認大会で優勝したデッキ
「爆散の小劇場」1名
「超古代遺物 ヴァレリア・キティラ」1名
「《プロジェクト・アリシゼーション》」1名
「War of Underworld」1名

・箔押しカード争奪!トリオバトル!の優勝チームのデッキ
「奪略の聖骸 サルワスール」3名
「千尋の大渓谷」2名
「リコリス・リコイル」2名
「陸上戦艦 グラドミラル」1名
「地下武装庫 アーセナルフォート」1名
「猟奇と倒錯の居城」1名
「水の呼吸(竈門炭治郎)」1名
「コール・オブ・アヴァロン」1名
「爆散の小劇場」1名
「喫茶リコリコ」1名
「血晶領域・ブラッディアステロイド」1名
「焼炙の門」1名
「War of Underworld」1名

・ショップグランプリ(5/14開催)の優勝デッキ
「奪略の聖骸 サルワスール」

◇個人的使用率tier予想

今回の予想は大会開始前の参加人数から、戦績「6勝1敗」がカギになると予想。その為ある程度自分の動きが出来る上に、瞬間的な強さが多いデッキを使用率が高くなると予想しました。

※左側がtier内の中でも評価が高くなります。あくまでも個人的な評価なので、その上でご覧ください。

個人的tier1。圧倒的ドロー力を兼ね備えている「地下武装庫 アーセナルフォート」は基本隙が無い動きをすれば、どのデッキに対しても柔軟な対応が出来る強み。「爆散の小劇場」のデッキは「赫灼竜 ヴォルガネード」採用型の構築が多く、その瞬間火力に対して対抗できるデッキがほぼ皆無に近いものの、序盤から攻められるデッキには少々不利。「奪略の聖骸 サルワスール」は青入りの構築が主流で、相手の盤面をコントロールし、テリトリー開放出来る状態になれば、高打点を相手に与える。序盤の不安定感とアサルトテリトリー特有の弱点を加味してこの位置に。
個人的tier2。「焼炙の門」は赤黒「赫灼竜 ヴォルガネード」採用型が多い。火力はあるもの「爆散の小劇場」の瞬間火力に一歩及ばない。個人的にはムラがかなり出るためこの位置。「喫茶リコリコ」は安定力はあるものの、動きが単調になりやすい為、弱点が多い。その分プレイスキルやデッキ構築でカバーしやすい見た目以上に上級者向けなデッキ。「転生の柩」は、6コストのテリトリーに対しては有利になりやすい。それ以外のデッキに対する可能性がそこまで高くないと予想。
個人的tier3。「リコリス・リコイル」は青赤ベースで、エナジーを貯めながらコントロールし大型ユニットで一気に攻め込む一点突破型の構築になると予想。除去性能が少なくなりやすいため、細かな弱点は多め。「血晶領域・ブラッディアステロイド」は、黒青ハンデス特化型で個人的に優勝候補筆頭のデッキ。SAO環境ではトップクラスに対応力が高いが、「転生の柩」に対して絶望的に不利。北海道の予選突破した8名のうち2名いたため、使用者はいるものの選択するプレイヤーは少ないと予想。「四宝の門」は、「爆散の小劇場」を上回る瞬間火力を持っている。テリトリー開放時の不安定要素やデッキの動きがバレやすいため、この位置に。

大会結果と直近の北海道大会の思考を考えて、個人的にはSAOのカードの影響はあまりないと予想しました。「焼炙の門」の使用率が高くなりやすい傾向になりつつも「地下武装庫 アーセナルフォート」がある程度いる為、「爆散の小劇場」と「奪略の聖骸 サルワスール」の3すくみが、今回の大会で基本的な考えにすべきと判断しました。

◆ 使用デッキと戦績

予選で使用するデッキは、直前までメタゲームとミラーマッチを意識した「喫茶リコリコ」「爆散の小劇場」の2択でかなり悩みました。

デッキコード:Jon4MJZIfV
キーカードは「GPM-086 ギガストラグル カーラ」
デッキコード:XKeGgPUrTu
「整然の聖兵 ネブリナ」非採用構築。3ターン目開放を優先した構築。

「爆散の小劇場」の瞬間火力に対抗できるデッキを考察した際、大阪大会と似ている状況であると判断。そこで、大阪で使用した黒青白「コール・オブ・アヴァロン」を最近の流行りの構築に少し寄せつつも対応力を高いまま維持できる構築に変更。それにより概ねのデッキに対して有利なると判断し、予選に挑みました。

デッキコード:vm8hy1XOmM
大阪の構築からゲームスピードの鈍化に伴い「不意の衝撃」「痛み分け」を抜き「勤勉と怠慢」「尖剣の天使 アルベル」に変更。「†ブルーアサルト† ユウマ」の登場で「傾聴する者 アンタンドル」と入れ替え。制限になった「天眼銃撃 ナディヤ」と「†マスターフェンサー† フウカ」を「新進機鋭 エイラ」「剛機竜 ギアステア」「マッシヴコンバット セレス」に変更しました。

◇ ディバイドバトル予選

1回戦:黒入り「地下武装庫 アーセナルフォート」
後手スタート。手札にエースはあるもののショット4枚と絶望的スタート。エナジーの噛み合いが悪い上に「発掘調査」を使用しても、自分の望む結果に至らず。何も出来ず、負け。

2回戦:青黒「《プロジェクト・アリシゼーション》」
先手スタート。動きに関しては概ね問題なく動けたが、細かい選択ミスを積み重ねて相手には見えない部分で自分が悪い状況に。ゲーム終盤に相手から想定外の「ディバイドフレア」が使用され頓死寸前に。その状況を耐えて、相手のリソースを全て削って勝ち。

3回戦:赤黒ヴォルガネード型「焼炙の門」
先手スタート。序盤の展開は問題なく進行したが、中盤以降に欲しいカードが手札にあまり来ない。相手の瞬間火力に対抗するも、それを上回る展開をされて詰み。

4回戦:黒青白「喫茶リコリコ」
後手スタート。ジリジリ不利な展開になるも「剛機竜 ギアステア」を使いまわして、相手のユニットを処理し続ける。ライフは0だが、ドローゴーしながら相手のユニットを徹底的に処理して勝ち。

5回戦:赤黒「焼炙の門」
後手スタート。序盤からライフを削られる。テリトリー開放して地道に対抗する。終盤に「魂の価値」をピンポイントで使用した事で、そのままの流れを持っていく。

決勝トーナメント進出の目がなくなったため、ブライトツアーへ。

◇ ブライトツアー

使用デッキ:黒白赤「俺達、無敵のグレン団!!」

デッキコード:4TudLAkysZ
「燃え立つ魂 カミナ」と「光彩奪目 ヨーコ&ニア」でテンポを取りながら「魂を継ぐ者 シモン」や「メッセンジャー・ニア」で高打点を叩き込むコンセプトです。

1回戦:黒白「喫茶リコリコ」 勝ち
2回戦:黒青赤「最強のふたり」 負け
3回戦:青白赤「お前のドリルで天を突け!」 勝ち
※細かいメモするの忘れました…orz

ブライトの大会環境は、「喫茶リコリコ」が一番楽で扱いやすい為、使用率が高くなりやすい傾向です。一方で「Direct Attack」や「俺達、無敵のグレン団!!」などブライトならでは強いデッキも存在します。『ぼっち・ざ・ろっく!』が追加されたので、細かい部分は別のnoteで解説しようと思います。

◆ 大会の結果を受けて

今回の優勝したデッキが黒青レガシー型の「焼炙の門」でした。水面下では使用者が少なったものの、比較的苦手なデッキが少ない印象でした。2位から4位が「喫茶リコリコ」だったのも印象的です。

個人的には、北海道大会の結果からどのようなデッキ構築になるか変化が見受けられたのは良い状況だと思っています。また、今回の大会で予選抜けたデッキは、各々が「安定した動きが出来て、苦手なデッキに対してはプレイスキルでカバーできるテリトリー」もしくは「自分のやりたい事を押し通せるテリトリー」が人気だった印象です。

次回は2ndシーズン最後のディバイドバトル、中部大会です。新環境がどのようなデッキが活躍するか非常に楽しみです。

それでは、次回のnoteでお会いいたしましょう。

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