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7弾環境考察 ~ディバイドバトル2nd関西大会~

新環境になりましたね。twin_swordです。
今回は関西大会で使用したデッキの経緯と大会結果を書いていきます。

デッキの選定

・公認大会での環境

7弾発売して、まず最初に関西大会までにどのようなデッキを使用するか構想しました。最初は、巷で噂になっていた「爆散の小劇場」をメインで使用し、どんなデッキが使われているか様子見しながら「古代遺物ヴァレリア・キティラ」や「転生の柩」など7弾ベースのデッキで大会参加しました。
 
11月前半の公認大会の優勝報告結果などで気になったデッキが5つ顕著になってきました。
 
・赤白「爆散の小劇場」(マルガレータ)
・白単「転生の柩」(ヴァラン)
・青黒「超古代遺物ヴァレリア・キティラ」(アイオラ)
・赤青「反撃の鐘楼」(メリッサ)
・黒青「猟奇と倒錯の居城」(イシュタルテ)
 
この時期で使用率の高かったのは「爆散の小劇場」で次点は「転生の柩」という印象でした。それ以外には自分の使いたいテリトリーを使用する環境になっておりました。
 
11月中盤になり、プレイヤー全体的に「爆散の小劇場」への理解度が高くなった事もあり、メタゲームにより様々なデッキを見かけるようになります。
 
・赤黒「戦勝祈願・天狼演舞」(咲耶)
・青黒「地下武装庫 アーセナルフォート」(レベッカ)
・青黒「命運の遊技場」(ブルーム)
・黒青「叫喚の処刑場」(イシュタルテ)
・青黒「陸上戦艦 グラドミラル」(クラウディア)

・使用率の予想

大会1週間前までに全体的に考慮して使用率を自分なりに予想しました。

あくまで使用率予想で、どのデッキが強いかという予想ではありません

今回の使用率予想をした上で、特に注力しなければならない要素が2点ありました。

・「リードストライカー クラウディア」や「勇烈の聖将 ヴァラン」などのゲームスピードが速いデッキに対する解答
・「爆砕の白雪姫 マルガレータ」や「不滅の守護者 アイオラ」などの一筋縄ではいかないユニットに対する解答

これらの解答を用意したカードを採用したデッキでなければ、今回の予選を突破するのが難しいと判断しました。

・見送ったデッキ

ここでは、私が関西大会で使用を検討し、使用を見送ったたデッキを公開します。デッキレシピは参考程度に見てください。

◆赤白「爆散の小劇場」(マルガレータ)

デッキコード:k1S1chrezQ

「爆砕の白雪姫 マルガレータ」を維持しながら、もう1体の「爆砕の白雪姫 マルガレータ」や「千夜一夜 アラジン」を登場させて、テリトリーの効果を生かしつつ、高打点で制圧するデッキ。構築タイプは3ターン目でテリトリー解放する構築が主流。
 
<見送った理由>
・3ターン目でテリトリー解放しないと、他のデッキとの差別化が出来ていない。
・「爆砕の白雪姫 マルガレータ」を主軸に使う前提のため、「ランプの魔人 ジニー」「獣爪の赤頭巾 ペローナ」などのショットユニットに頼る事があり、相手を妨害する「倫理の枷」やショットコマンドを採用しにくい構築であった。
・何より「リードストライカー クラウディア」や「勇烈の聖将 ヴァラン」などの早いデッキに弱い。
・関西大会においてこのデッキの使用率が高い可能性があった。ミラーマッチした場合、時間切れの可能性が発生しやすい仮定があった。また、想定したデッキ構築に対しての対策を入れた場合、このデッキ以外のデッキに対して有利になる可能性が低くなりやすく、本来の動きがしにくい。

◆青黒「超古代遺物ヴァレリア・キティラ」(アイオラ)

デッキコード:Hh5trJS6UI

「不滅の守護者 アイオラ」で盤面を維持しながら「発掘調査」や「秘宝の番人」など”レガシー”を駆使して相手をコントロールする構築が主流。プレイスタイルに合わせて構築する為、ハンデス特化や白入りなど多種多様の構築がある。

<見送った理由>
・「不滅の守護者 アイオラ」の依存度がかなり高い為、依存しないサブプランを明確にしなければならず、そのサブプランが少なかった事。
・デッキの構築上ユニットが少ないため、ある程度積極的にアタックしないとライフを削れないため、状況の見極めが少々難しい。
・「リードストライカー クラウディア」や「勇烈の聖将 ヴァラン」などの早いデッキに有利だが、「烈火の逆鱗 バドラトス」や「爆砕の白雪姫 マルガレータ」など、高コストのユニットを多く採用したデッキには少々苦手。
・「猟奇と倒錯の居城」のようなテンポを取り続けるデッキに対して、有利な立ち位置を取れる可能性が高いとは思えなかった。

 ◆黒青「叫喚の処刑場」(イシュタルテ)

デッキコード:j0PfqJKyT8

「古代呪具 ビルディバイン」や「発掘調査」を生かして、早い段階からテリトリー効果を生かす構築が主流。また「邪欲の令嬢 イシュタルテ」をどのように使用するかで立ち回りが大きく変わる。

<見送った理由>
・「リードストライカー クラウディア」や「勇烈の聖将 ヴァラン」などの早いデッキには対処できるが、テリトリー効果を生かせるには時間がかかる上に受け身になる立ち回りを強要される可能性が高く、余裕を持った立ち回りが難しく感じた。
・6コスト以上のユニットを多く採用しているデッキには有利ではあるものの、「爆砕の白雪姫 マルガレータ」に対しては手札に来た「キャピタルブレイカー」や「呪われた切札」が使いにくく、さらに無理矢理攻めてこないため、実際は不利な立ち位置にあった。
・「猟奇と倒錯の居城」の使用率がある程度あると予想していたため、必然的に「邪欲の令嬢 イシュタルテ」の対策がされるため、有利となるデッキタイプが思った以上に少なく感じた。

 これ以外にも様々なデッキを構築し模索しましたが、根本的に尖った構築が多くなりました。その結果、1つを除き少なくとも6勝できる自信があるデッキが見つかりませんでした。

・今回使用したデッキ

それらを総合した結果、今回の7弾環境における自分の結論は「コール・オブ・アヴァロン」(ユウマ)でした。

※デッキレシピを今回の大会で良い成績残したら公開する予定でしたが、しばらく非公開にします。九州大会以降に掲載するかも?
 
このデッキ自体は、7弾発売してから数日でベースとなるデッキレシピが完成しました。そこから何度か公認大会は使用しましたが、様々な問題点が発覚したため、改良しながら封印しました。(細かい理由などはデッキレシピ公開時に書きます)

予選レポート

落ち着いてプレイし、後悔しない事を意識しながら、運命の予選へ。

・1回戦 白黒青「天空の城塞」(ダグラーク)
後手スタート。相手から序盤から攻め込まれるが、3ターン目でテリトリーが解放なかった。その後は、自分はテリトリー解放してからリソース差をきっちり作る。その後は、相手のライフを地道に削り、勝利。1-0
 
・2回戦 赤青「撃装竜峰 ブラキベルク」(メリッサ)
先手スタート。相手の1ターン目で「燈火の玉兎 ラビアン」をプレイ。エナジーだけ見ても「反撃の鐘楼」とは判断しづらいため、一旦様子見。2ターン目でテリトリー解放されたため、サブプランへ変更。ライフを減らしつつも、五分五分の状況へ持ち込みに成功。冷静な判断をし続け優位に立つが、試合時間がかなり無い状況になり2回アタックした結果、処理されてはいけないユニットが処理され、自分のライフ1枚がバスターだったため、負け。1-1
 
・3回戦 赤白「爆散の小劇場」(マルガレータ)
先手スタート。相手は「野蛮な晩餐」から「受け継がれる使命」(だったはず…)プレイされ理想的展開をされるが、相手がテリトリーを解放したターンで、「爆砕の白雪姫 マルガレータ」の処理に成功。その後、「爆砕の白雪姫 マルガレータ」を処理するユニットを展開するも、自分の手札0枚と危機的状況に。その後、相手の場に「爆砕の白雪姫 マルガレータ」と「獣爪の赤頭巾 ペローナ」いる状況に「千夜一夜 アラジン」が登場。自分の場にユニットは2体いるものの、自分のライフが3枚のため、絶体絶命。1枚目がバスターだったため、危機的状況を回避するには2枚ともショットで「爆砕の白雪姫 マルガレータ」と「獣爪の赤頭巾 ペローナ」の処理が要求される。2枚目、3枚目共にショットだったため、危機的状況から脱出。その後は、相手のユニットを徹底的に処理し続けて手札を減らし、最終的に相手の山札が0枚になり、自分がドローゴーし続けて、相手投了。今回のディバイドバトルで一番精神的に参った試合でした。2-1
 
・4回戦 青赤「陸上戦艦 グラドミラル」(クラウディア)
先手スタート。相手のエナジーを見て、全体的にBPが高いユニットでデッキ構築されているため、処理方法に頭を悩ませながら、自分のユニットを展開し、テリトリーも解放する。相手は理想的展開から4ターン目に「烈火の逆鱗 バドラトス」を出され、絶望的状況に。ただ1ダメージ目のショットで「烈火の逆鱗 バドラトス」の処理に成功。その後は「烈火の逆鱗 バドラトス」に警戒MAXだったが、7枚目のエナジーをセットした事で状況が一変。そこから優位なって、ライフ削り切って勝ち。3-1
 
・5回戦 黒青「命運の遊技場」(ブルーム)
先手スタート。序盤からテンポを取るように動き、最速でテリトリー解放。相手は「魂を賭ける者 ブルーム」でテリトリー解放するも、墓地に良いカードがない状況。その後、お互いに除去合戦しながらの戦いになりつつも、自分のリソースを確保する。その流れを保ちつつ、相手の見えているカードを全て把握したため、そのまま押し切り勝ち。4-1
 
(余談1:ディバイドバトル8回中通算4度目のマッチング。なんなん。)
 
・6回戦 青黒「超古代遺物 ヴァレリア・キティラ」(アイオラ)
先手スタート。自分はテリトリー解放したものの、相手は「不滅の守護者 アイオラ」でテリトリーを解放されたため、次ターンで「不滅の守護者 アイオラ」を無理矢理処理する。しかし「発掘調査」や「暴かれし奈落」「秘宝の番人」などで相手のリソースを削れず、自分の行動を全てカウンターされ続け、負け。この試合の反省点は、無理に「不滅の守護者 アイオラ」を処理せずに、大局的見地を良くすべきでした。4-2
 
・7回戦 青t黒「地下武装庫 アーセナルフォート」(レベッカ)
先手スタート。テンポよく展開するも、相手も応戦。相手4ターン目に突然の「短期集中訓練」を使われ、大ダメージを受ける覚悟。全てショットでカウンターが出来たため、常に「短期集中訓練」を意識するプレイに。そこからリソースを確保しながら、優位に立ち、そのまま勝ち。5-2
 
(余談2:大会使いたいと思ってしまうほど今回一番感動したデッキ。目から鱗でした。)

最後に

予選の結果として、5勝2敗の19位でした。自分の中で試合内容を振り返った結果、2か所だけ反省すべき点があり、それ以外は適切なプレイが出来たと判断してます。

個人的には早く公式の関西大会のレポートで、どのような分布だったのか気になりますねー
 
次の照準は九州大会ですが、エースマスターやファンミーティングがあるので、今回の大会結果を踏まえて調整していきます!
 
それでは、また。

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