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Xデザイン学校 ベーシックコース2023 #09_24.1.13

私のリフレクションはその日だけのものではなく、その前からの関連するものやそうでないようなものも含んでおり、備忘録のような日記調になっておりますがご容赦ください。。


第8回〜第9回の間

サービス提案の資料を作りながら、私はこのXデザイン学校に来て何を学んだか、反省は毎回していたが、その時々で終わってしまっていないか再点検をしてみた。
やってみると山のようにあって結局全く進まなかった。それくらい再点検すると違って見えるものなのかもしれない。

現状の自分の「可・不可」を洗い出して、取り組むためのリストを作ることにしたい。私は一発で咀嚼できるほど頭が良くないので、地道に体に覚えてもらう作業を繰り返す必要がある。この学校が終わっても私にとってはこれがスタートになるように次へのアクションを作っていきたい。(多分最終回以降も作っていそう。。)

先生が受講者にリフレクションを書いてもらいようにお願いしていたけど、このリフレクションは私にとっても、ありがたいものだった。
人の理解どころがこんなにも違うものなんだなと気付かされもしたし、その人の理解(咀嚼方法)を通して「なるほど」と思うこともあった。
別視点で再認識できてとても助かった。
皆さんまとめ方が上手いし、解像度が高くなっているだなと羨ましく思います。

第9回 ユーザー評価と発表準備

まさかのダメ出し。そ、そんなぁ。。😭

発表の練習だと気を抜かして(?)いたら、
先生から冷や水を浴びせられる展開になる。

課題に対して真正面解決に走っている、と先生はおっしゃる。
力づくでやるんじゃない、別のルートの解決で正面に見える課題がするすると解決するのだと。

私たちはどうしてもわかりやすいルートで突き進んでしまうようで。。
またやってしまったのでしょうか。。
自分のセンスのなさにほとほと嫌気がさす。。

先生は講義後の説明で、自分ごと化しやすくするかのように「愛する人が危険に晒される」という言い方をされた。
昨年のオフィスアワーではOKをいただいたのだが、その時に私は書き起こしをしていた。
それを見返すと確かに先生は一貫されたことを言っている。

こう言うふうにスピードの違うものが混在するのは何かあるってことかなって思うわけですよ。
逆に弱者を危険に晒してしまう可能性があるわけじゃないですか。
その辺の解はなんか持ってないの?

2023.9/30オフィスアワーでの浅野先生のフィードバック

チームではこの解を持ち合わせていなかったので、それでそのまま通り過ぎてしまっていたが、これを出す必要があったのではと今はそこを含め進めている。

そしてこの課題はある意味全人類に共通するものであるからこそ、この時『思想が大事だと思う』とお話しされた。ただ課題に対するプロダクト作りましたでは薄いんじゃないか、ともおっしゃっていた。

私はこの数日前にあった講座「地域とデザイン」を聞いていて私なりに思ったことがある。
(この言葉の意味も揺らぎがあるので何とも言えないが)やはり「便利さ」は個人差が出やすいが「心地よさ」は「便利さ」よりも個人差は少ないということだ。
便利さの追求は「心地よさ」ではなくて、その人にとって都合がいいとか楽ができるであって、それによって余裕をもてたらあとから「心地よさ」と呼べるものが体験できるかもしれないが、「便利さ」の体験時は決して心地よいわけではないのではないかと思えた。

わかりやすい例だと「便利さ」は若い人が享受しやすく、高齢者は「自分のやりやすさ」に戻っていく。そういう意味で「便利さ」よりも「心地よさ」にフォーカスすれば共通事項が見出せるんじゃないかと。

私たちの課題はこの2者だけではなく、もっとパブリックなオープンエリアであって、様々な人がいていろんな乗り物があって、複雑に入り混じっているのだけど、それらが危なげなくスムーズに流れているとしたら?
それはある意味、美しい風景になりえるのではないだろうか。

地球上のどんな街でもみられる普通の光景。

その日常の何気ない場所が、便利さによって怖い場所になろうとしている。

便利って何なんでしょうか?

その「便利」を使うときに「便利を締め付ける」のではなくて、「便利を有効活用できる」ようにサポートする社会になるためには。。

。。。だんだん散文になってしまったのですが、でもこういう方向のような気がしています。

動画の講義もありがたかったです。
もっと難しいものかと思っていたのですが、今は色々と便利なツールがあることを知れただけでも「もしかしたらできるかも?」みたいな感覚になれたのはよかったです。
昨年度の講評を見ているので、動画の大切さを理解しています。なぜなら動画以外のスライド部分はほとんど覚えていない、というくらい印象が全然違います。

今回の先生のダメ出しに凹みまくっても、やり遂げようとする力があるチームメイトに感謝です。
数字に強かったり、早い理解力だったり、皆私にはないものを持っている方たちに助けられているなーとつくづく思うことばかりで。
私一人ならとっくに投げ出していたと思います。ありがたいです。


ヘッダのイラストは
Loose Drawingさんの、ジャッジ・審査員のイラスト(評価割れる) をお借りしました。 ありがとうございます。

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