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羽根つき餃子のすすめ

私は餃子が大好きです。
お店の餃子も、冷凍も、チルドも自分で作った餃子も。
基本的には皮がモチモチの肉肉しい餃子が好きなので、皮が厚めで野菜より肉が多めの具が好きです。

そんな私がチルドや自分で作った餃子を焼くとき、最近は羽根付きにしています。
昔は羽根自体はパリパリしておいしいけど、邪魔だし、作るのも面倒そうなんて思ってやってませんでしたが、ある事が判る事に気づいてから羽根つきで焼くことにしました。

それは焼き具合が判るから。
餃子だけでないですが、フライパンで焼くと当たり前ですが、焼いている面は見れないので、どのくらい焼けているか判りません。
しかし、餃子の場合羽根つきにすると羽根の焼け具合は見えるので羽根の色が丁度良くなったら完成なのが判るんです。目に言えるんです。

これはすごい事です。何分とか計らなくてもいいんです。
焼け具合が見えるって、普通は、あり得ないのに見えるのは凄いと思っちゃいまして、それ以来羽根つきです。

で色々とやりましたが、小麦粉と水で約5%の物で焼く(蒸す)のがベストとなりました。
先ずは小麦粉か、かたくり粉かと悩みます。
かたくり粉だと硬すぎになります。小麦粉は時間がたつと柔らかくなってきてしまいますが、焼きたては丁度良い硬さのパリパリになるんです。
なので小麦粉を使います。

次に水かお湯か。
よく餃子に粉が付いているので、それを落とすようにお湯をかけると言いますが、羽根つきの場合先ず粉を水に溶かないといけません。小麦をお湯に溶かすと、いきなりドロドロになってしまいますので、水に溶くしかないです。水で濃い目に溶いて後からお湯をかけたりもしましたが、結局面倒なども考慮すると水で溶いた小麦粉をかけて蒸し焼きするで綺麗に簡単に焼けます。

濃度ですが、色々調べると大体10%と言うのが多かったですが、10%だとちょっとドロドロになり易くムラになりやすいので5%で落ち着きました。
20gの小麦粉に400mlの水で溶いて4回焼きます。
1回分は5gの小麦粉に100mlの水で溶いたものです。

ではここから焼き方を。
鉄のフライパンの場合は先に空焼きします。
フッ素コートなどされているフライパンの場合は直ぐ餃子を並べて小麦粉を溶いた水を入れてフタをして火にかける。
鉄の場合先に熱しないとくっつきやすくなってしまうので空焼きします。
ここで3分くらいしたら水分がなくなりますので、音がプチプチし始めます。音がなったらフタを開けて、フライパンの縁が薄く焼けてフライパンから少し剥がれた感じになっているので、その隙間に油を流します。
その油をフライパンをまわして広げ更に焼いていきます。
そして色が良い感じになったら端からフライパン返しを入れれば軽く剥がれますので、後は皿をフライパンにフタの様に置いてひっくり返せば写真のようなきれいに餃子が出来上がります。

これで失敗なくおいしい餃子が食べれますので是非、羽根つきで焼いてみてください。


宜しくお願い致します。