第一級陸上特殊無線技士を取得したお⭐︎

未経験ながらもプログラミングを仕事にしたくて転職をした結果、今はネットワーク屋としてLinuxやScriptに触れています。毎日とても幸せです。

2020年10月、無線機器の取り扱いに必要な資格「第一級陸上特殊無線技士」、略して「一陸特(イチリクトク)」を取得しました。

用途がかなり限定された特殊な資格である分、Web上に学習の情報が少ないので、自身の記録を残しておきます。

まずは試験結果、

法規  :  45点/ 60点(合格点40点)→   9問/12問(同  8問)
無線工学:100点/120点(合格点75点)→ 20問/24問(同15問)

無線工学、特に計算問題が難しいと言われている一方で、逆に法規を落として不合格になるケースも多いと認識していましたが、私も法規の方が危ない結果でした。それも含めて狙い通りの学習ができたのかなと思います。

私の経験を踏まえて一番おすすめの学習方法は以下になります。

① 心構え編

取得の目的を明確にする・・・諦めない気持ちにつながります。(例:「資格取得で会社からお金がもらえる!」)

合格を目標にする・・・満点を目指さない。多くの試験に共通したポイントですが、学習中も本番中もこれで焦らず気持ちを保てます。本当に大切です。

考えても分からない所は焦らず次に進む・・・合格点がとれればOK!ですし、最初は本当になーんも分かりません。

② 無線工学学習編

「過去問分析で陸特絶対合格」で、分類別に無線工学問題を解く
https://web.archive.org/web/20180805104301/http://rikutoku.com/

分類別に過去の問題・解答・解説が1問ごとにタブで切り替えできるようになっている他、下スクロールで同じ解法の異なる過去問を繰り返し繰り返し解くことができます。(しかも実際に解いて気づかれると思いますが、その順番がよく練られています。)

一陸特は、過去問からの出題が大変多い試験です。こちらのサイトを使って、問題文と解答選択肢それぞれのキーワードを発見できれば1問に1秒かからずに正解を導き出せます。

全部で100分類あります。私は一日5分類ずつスケジュール登録をした上で、通勤時などの空き時間を中心に進めました。

あと、別のサイトで見つけた「深夜4時にイチゴ食う、クロウさんの女はデブ」は必須です。

真数 8 4 2 1 5

db   9 6 3 0 7

【注意!】実は平成28年6月を最後に更新が止まっています。さらに、近年の出題傾向として過去より難易度が上がっています。(例:「正しいものを選択」「誤っているものを選択」の類で、参考書に記載のない選択肢が出てきている等。)

その為、受験を検討されている方は、少しでも早く受けられることをおすすめします。

③ 法規学習編

「一陸特アプリ」で法規問題を1回12問解く

12問/24問/36問から選択して過去問からランダム出題されますが、実際の試験問題数が12問なのと、毎日継続できるように12問としています。

無線工学問題にも対応しているので、このアプリで力試しをしても効果的ですね。


④ 参考書の要否

いくら合格を目的として割り切るとしても、過去問とその解説だけでは不充分と感じるかもしれません。

ただ、一陸特としての学習サイトはなくても個別テーマ(例:アンテナの仕組み、電波の特徴等)についてはWebで調べられるので、過去問で知らない言葉がでてきたら、Web検索されると良いと思います。

私は参考書を購入して頭から読み進める事を最初にしました。しかし、無駄だったとは言いませんが必要とも言い切れません。一方、上記2サイトは無料であることを抜きにしても素晴らしいので、書き記しておきます。

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