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375位:Green Day 『Dookie』(1994)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

  このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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375位:Green Day 『Dookie』(Reprise, 1994)

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<解説文の翻訳>
 90年代のパンクポップ・リバイバルの火付け役となったアルバムである。落ち着きのない『Dookie』のレコーディングにかかった期間はたった3週間以下で、シンガー兼ギタリストのBillie Joe Armstrongは全てのヴォーカル録音を2日間で仕上げた。「ドラムの音を出すところから、すべてがカチッとハマったんだ」と、彼らのA&R担当者(かつ『Dookie』のプロデューサー)であるRob Cavalloは感嘆している。実際のところ、本作において「カチッとハマる」はキーワードであり、それは "Welcome to Paradise"、"Basket Case"、そしてスマッシュヒットとなった "Longview" をはじめとする、Armstrongによる3分間で完結する完璧な曲群を評す言葉でもあるだろう。なお"Longview"でArmstrongは、「テレビを観まくることによるチープな自己セラピー」を表現している。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)

<ランキング比較>

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても調べて以下にまとめています。

【2020年度版】
同アルバムの順位:375位
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作の他は、248位『American Idiot』)

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:193位
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作の他は、225位『American Idiot』)




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