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372位:Big Brother and the Holding Company 『Cheap Thrills』(1968)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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372位:Big Brother and the Holding Company 『Cheap Thrills』(Columbia, 1968)

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<解説文の翻訳>
 モントレー・ポップ・フェスティバルでのBig BrotherのパフォーマンスがJanis Joplinを一躍スターにした後、ファンは彼らのライヴアルバムを待望した。しかしながら、ファンの赤裸々な歓声とずさんな演奏のため、セカンドアルバムはニューヨークのスタジオでカットされ、歓声のノイズは後から加えられることとなった。Joplinは「私たちは、ただのだらしない路上のフリーク集団なんだ。」と語っている。しかし、事実このサンフランシスコのアシッド・ロッカーたちは、彼女が経験した中で最も気が合うバンドだった。特に、彼らの生々しい騒音がJoplinを支えた“Piece of My Heart”は、ひょっとすると彼女史上最高のレコーディングだと言えるだろう。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)

<ランキング比較>

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても調べて以下にまとめています。

【2020年度版】
同アルバムの順位:372位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
※Janis Joplin名義では、 259位『Pearl』もランクイン

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:338位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
※Janis Joplin名義では、 125位『Pearl』もランクイン



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