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391位:Kelis 『Kaleidoscope』(1999)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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391位:Kelis 『Kaleidoscope』(Virgin, 1999)

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<解説文の翻訳>
 Kelisはデビューシングルの“Caught Out There”で「“I hate you so much right now!” (今あなたのことが本当に嫌い!)」と叫び、この曲は即座に世界中の失恋した恋人たちにとってのアンセムになった。同曲は、R&Bのデビュー曲における最高の形を提示していたと言えるだろう。またアルバム『Kaleidoscope』は、The Neptunes(ファレル・ウイリアムスとチャド・ヒューゴ)にとってのショーケースでもあった。彼らはアルバムのプロダクションの舵を取り、跳ねたキーボードやシャープなドラムでKelisを支え、アルバムに一貫した緊張感を与えている。その一方で、このシンガーはもはや彼らを必要としなかったかもしれない、とも思わされるほどのカリスマ性に溢れている。彼女の歌う「“I hate you so much right now!”」は、アカペラであろうと全くその威力を失っていないのだ。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)

<ランキング比較>

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

【2020年度版】
同アルバムの今回順位:391位
同アーティストのランクイン枚数:1枚

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:0枚


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